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避難区域のペットとは？震災時の猫の命について知りたい
- 福島第一原発から半径20キロ圏内の避難区域でペットを置いてしまった経験について相談します。
- 震災当日は両親と連絡が取れず、非難所に避難したため、猫二匹を家に置いたが、その後戻れなくなってしまった。
- ３ヶ月後に一時帰宅した際に猫が亡くなっているのを発見し、餌と水が無い状態でどのくらい生きられるのか知りたい。
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＞実際に猫は餌と水が無い状態でどのくらい生きられるのでしょうか？ 脂肪細胞が少ないネコといえども、十分に水があれば３週間くらいは、 生存可能（あくまで安静状態において）でしょうが、実際は、餓えの ため、異物を食べる、自噛するなどで、著しく衰弱しますので、２週 間を経過することはまず不可能でしょうね。。 餓死、衰弱死における動物実験は、まずどこもやりませんので有意な データはないでしょうが、水がなければ、ほとんどの場合が、１週間 以上生存することはできないと思われます。 ＞３ヶ月以上も室内に餌も水も無い状態で置いておいたにも関わらず、腐敗もせず、綺麗な状態で、二匹とも仰向けになり亡くなっていました。 通常、死体は内臓（特に腸）から始まる腐敗によって全身が分解され ますが、稀に腐敗した内臓が液状となって偶然流れ出た場合には、そ のまま「ミイラ化」することもあります。 （＊特に人間の場合、椅子に座ったまま死亡すると、腸と肛門が共に 脱落した結果、そうなることがある） 死亡時に腸の内容物が少なく、脱水状態であるなら、余計に「ミイラ化」 されやすいですね。 （人間も、お年寄りに多い） おそらくは、koji03さんのネコも、こうした状態にあったのでしょう。 震災直後は、まだまだ空気が乾燥している時期でもありましたし。。 ＞あの子達がどのくらい辛い思いをしたのか、どうしても気になってしまい、投稿してしまいました。 これについては回答すべきかどうか大変悩んだのですが… 真実を知り、それを受け止めるだけの勇気もお有りかと推測しますので、 はっきり言います。 やはりそうとうな苦しみはあったかと、思われます。。。。 【低張性脱水】 下痢や嘔吐などにおける、この脱水ならば、 ・発熱や口渇感を伴いにくい ・皮膚・粘膜の乾燥も少ない ・全身倦怠感や眠気がみられる ・手足は冷たく脈拍が弱くなる など、自覚症状が少なく、短時間に意識喪失もおきるのですが・・・ 【高張性脱水】 こちらは水分摂取の極端な不足であり、口渇感が激しく、脈拍も意識 も保たれるので、何日も苦しんだかと想像します。 ＞なぜあの時助けてあげられなかったのか後悔しかありません。 慰めにならないでしょうが、当時の状況からして、koji03さんにも、 お母さんにも落ち度があるとは、到底思えません。 この悲しみを、決してご自分に向けることなく過ごされますことを。。 心からお悔やみ申し上げます。 （元 飼育屋）
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- aigo-go
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直接回答にはならないかもしれませんが、知り合いに物置に猫が入ったことに気付かず、ずっと探している方がいました。 １ヶ月後物置を開けたら、猫ちゃんは衰弱していましたが生きていました。 水や食料がない状態でしたが、猫の生命力に脱帽した出来事でした。 残念ながら入院の後亡くなってしまいましたが…。 今回の地震で、色々な被災地動物レスキューサイトを拝見しました。 どうか皆様に心穏やかな日が１日も早く訪れますように。
お礼
親切な回答ありがとうございます。 我が家の猫達は完全に室内飼いでしたが、外に出すと、そういった危険もあるんですね。 私も震災以来、様々な被災地のペット達の情報を集めていましたが、我が家の猫達以外にも、もっと辛い思いをしているペットがいると思うと非常に心苦しく、辛いです。 私にできる事は限られていますが、できる事は精一杯やろうと思います。 aigo-goさん、親切に回答して下さって、ありがとうございました。
お礼
非常にわかりやすい解説ありがとうございました。 また、答えづらい内容も親切に解答して下さって本当にありがとうございます。 私の実家は第一原発から直線距離で10km以内で、放射線量も非常に高く、当分帰れる見込みもなさそうなので、一時帰宅の際には必ず帰宅し、供養してあげようと思います。 自分にできる事は、あの子達と過ごした時間を忘れずにいてあげる事だと思ってます。 wakame300さんに解説して頂いて、辛い気持ちもありましたが、真実を知る事で、少し気持ちが楽になりました。 もしかしたら私自身が勝手に、楽になりたいだけだったのかもしれません。 wakame300さん、本当にありがとうございました。