川崎は1の方のおっしゃるように地域差が非常に大きな町です。
更に東京に向かう線が東海道線、東横線、東急線と三本あり、基本としてそれぞれに人種が異なります。
川崎区、幸区は昔ながらの庶民の町から、マンションラッシュで若いカップルが増えています。
中原区は元中級裕福層、これは東横線のイメージです。昭和中期あたりの裕福でセンスを持った人が多く居ます。
東急線は都心が東京から新宿に移った辺りからのベッドタウンになります。
それ以前からありましたが、やはり都庁の移転が大きなきっかけとなっているでしょう。
このほかに、通勤で川崎駅方面に向う人々と、渋谷、新宿に向う人によって人種が異なります。
南東部では勤め人や工業、個人商店などが多く、北西部では勤め人と農家という関係になります。
なので、これといった「川崎人の人生モデル」というものは難しいでしょう。
ただ、少なくとも南東部では、比較的地価などが高く、マンションなども狭いので、結婚後すぐに入居、子供が主学生になる、或いは二人になると市街に流れるか、小杉や登戸、溝口などの私鉄沿線に引っ越す人が平成元年辺りまでは多かった感じています。
立地によっても異なりますが、比較的マンションの価格が落ちないのが特徴なので、この傾向は賃貸、販売の両方に言えると地元の不動産関係者から聞いています。
ただ、経済的に大きな波の影響が少ない事で、比較的ノンビリしている人が多いと思います。
ホームドラマなどに出てくる、昭和の一般的人生といえるのではないでしょうか。