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死亡保険・医療保険について
- 夫(30歳)、私(29歳)で子なし、共働きでそれぞれ月収20~30万(残業などで変動)です。死亡保険・医療保険の加入を検討しております。保険の総合窓口で相談したところ、以下を提案していただきました。
- 死亡保険については、60歳まで払えずに解約する可能性もあることを承知していますが、掛け捨てはもったいないし、年金の不安もあり迷っています。また、将来的に子どもを考えており、その際は額を上げるつもりです。
- 医療保険については最低限の加入を考えていますが、夫が高血圧体質で二人ともガン家系です。充実した保障が必要なのかどうか迷っています。皆様のご意見や提案をお待ちしています。
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■生命保険 生命保険は被保険者に万一があった場合、生活に支障をきたす人に保障額(保険金)を残す仕組みです。必要性は被保険者に経済的に支えられている人の有無になり、保障額は保障範囲(期間や人)が目安になります。 まずご主人について…保障額の合計は2000万円とのことですが、どのように計算されたものか確認されていますか。保障額は大まかに書くと保障したい人(奥様とお子様)の生活費×保障したい期間から遺族年金や死亡退職金、そして貯蓄分を差し引き、お子様の教育費を足して算出します。 上記の計算から分かるように必要な保障額はお子様など万一の時に生活を保障したい人が増えると高くなります。奥様が継続的に収入を得ていたり、お子様が成長するにつれ低くなります。つまりどのくらい必要になるかはその時々により変化していきます。 どのくらい保障額が必要になるのか分からないのであれば一度家計収支と貯蓄残高推移の表(キャッシュフロー表)を作成されてみてはと思います。収支と貯蓄の状況が分かればおおよそ必要な保障額がわかってきます。 【YKK企業年金基金:キャッシュフロー表の作り方】 http://www.ykk-nenkin.jp/lifeplan/what/lifeplan_base02.html 終身保険は解約返戻金が保険料総額を上回るのは概ね高齢になってからです。そして月々に支払う保険料は定期保険に比べ高額で家計への負担は重めです。終身保険の保険料は保障部分+積立部分+事務手数料で積立部分が大きいからです。 掛け捨てだから…書かれていますが、終身保険の保険料の保障部分は掛け捨てです。積立部分を保険会社が手数料をいただきつつ予定利率で運用すると約束しています。自分で貯蓄するのとどちらが良いかはご質問者様の考え方次第になります。 一方、奥様について…働かれているとのことですが奥様に万一があった場合、ご主人の生活に経済的支障が出てくることはないでしょうか。経済的支障が出てきて貯蓄分でカバーしないもしくはしきれないと考えられるのであれば生命保険の必要性が高いと考えられます。 なおお子様を出産したら退職する可能性があるとのことですが、その場合必要な保障額が変化します。家計はご主人が支えるので支障は生じにくいですが、お子様が小さいうちは養育負担がかかり収入が減り費用が発生する可能性があります。その部分を貯蓄等でカバーできないのであれば生命保険で対応する必要性があります。 ■医療保険 医療保険は被保険者が病気になった場合、治療費の一部か全額を保障する仕組みです。必要性は治療費や入院中の生活費が貯蓄及び健康保険の保障範囲を越える確率になり、保障額はその差額が目安になります。 ただ公的健康保険の保障範囲は広く、高額療養費制度を利用するとひと月あたりの費用は抑えられます。会社員であればさらに傷病手当金などにより入院中に無収入になる可能性もさほど高くありません。 また医療保険の保障額(入院・手術給付金)は貯蓄で準備できないほど高額ではありません。貯蓄が少ない時や長期入院の可能性を考えるのであれば必要性が高く、貯蓄が2~3百万円を越えてくると必要性は低くなると考えられます。 なお女性特約は女性特有の病気という設定が曖昧で保障の割に保険料の上乗せ額は割高ですのであまり利用はお勧めしません。 近い性質の保険でがん保険も同様の考えになります。ただがんの治療は長期化・高額化しやすく高額療養費制度が上手く機能しないことがあるので必要性、保障額は高めになります。その一方である程度の年齢までがんになる確率はそう高くないことも考慮して判断します。 なおがん保険で重要なのはがんに罹った時点で支払われる診断給付金です。通院給付金などの特約が気になるかもしれませんが、特約を付加すれば保険料は高額になります。また同時に請求手続きの手間も増えます。 以上です。いずれの保険を利用するしないのもご質問者様の考え方次第です。ただ利用されるのであれば最低でも支払条件と保障範囲は必ず把握しておくべきです。内容が把握できない保険では請求漏れなどが出てくる可能性があり、それでは保険を利用していないのと一緒になってしまうからです。 参考になれば幸いです。
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- number73
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まず終身保険。 おっしゃられるように60歳まで確実に掛け切る裏づけが必要です。 子どもがいないときは「何とか払える掛け金だし将来の貯金にもなるし」と 分かったような分からないような理由で勧められて契約したのはいいが、 子どもができ、奥様が専業主婦になり収入が減り、 さらに住宅ローンを抱えると、終身保険の保険料が家計を圧迫し始めます。 で、結局「解約」せざる得なくなり、元金を割った解約金だけをもらい、 「何のための保険だったんだ・・・」と後悔する人をたくさん見てきました。 年金の不安もありますが、それまでにお金がかかることはたくさんあるはずです。 それらの出費が終わった後に老後の生活があります。 老後の準備は、その前段階の予算準備ができてから考えても遅くはないのでは ないでしょうか。 (教育資金や住宅資金を抱えても終身保険くらい余裕で払えるってなら別ですが) 当面の保障としてファインセーブでつなぐというのはいいかもね。 ただ、今ご主人が死亡しても奥様は独身に戻るだけですし、 まだ子どもがいない状況で死亡保障に1000万円もいるかってことですが。 次に医療保険。 ご主人1万円、奥様5000円と差を付ける理由はなんですか? ご主人が入院した方がたくさん保険金がほしい? (これは、その分多く掛けるからあまり理由になりませんね) また60日程度の日数しか保障されない保険ならなくても困らない、 ということを理解されていますか? もしご主人が長期入院してもらえる保険金は60万円まで(手術をしても100万円まで)。 それに対して毎月3390円を掛けると、14年(44歳)で掛け金総額が60万円を超える。 (100万円なら24年(54歳)で超える) それ以降はもらえる保険金総額<掛ける保険料総額になります。 さらに最低限とは何をもって最低限と言いますか? 医療費が払えればいいなら、高額療養費もあるので日額3000円で十分。 でも入院するかしないか分からない医療費を掛け捨ての保険で補おうってのも おかしな話ですが。 何がいいのか。じっくり検討してください。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 皆さんのご意見を参考にし、終身については今後子どもや住宅購入の 見通しがついてから検討することにしようと思います。 医療については貯蓄があれば不要では?と思うのですが 夫は将来の健康面に不安があるようでかけておきたいようです。 私も今後、出産の時は何らかの理由で入院する可能性が 高くなると思うとかけたほうがよいのかなと思い、迷っています。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
●死亡保障 夫様が亡くなると、奥様には2000万円の保険金が支払われます。 その2000万円が必要な理由は何ですか? 奥様には、死亡保障を付けておられないようですが、 その理由は何なのでしょうか? また、メットライフアリコのつづけトク終身には、 解約払戻金がありますが、支払保険料よりも解約払戻金が プラスになるのは、60歳前後だと思います。 となると、そのお金は塩漬けにすることになります。 それまでに、大きなお金が必要になることはないですか? 例えば、お子様の誕生、進学に伴う費用。 ご自宅の購入費用、車の買い替え費用など。 これらは、貯蓄との兼ね合いとなります。 保険とは、結局は、お金なのです。 ならば、収入、支出、貯蓄、資産などお金に関することすべてと 関連してくるのです。 つまり、トータルのマネープランの中で、保険をどうするか、 ということを考えなければなりません。 今、お二人のどちらかが亡くなられても、生活に困る事はないのでは ありませんか? となると、何の為の死亡保険でしょう。 ということを、根本的に考え直すことをお勧めします。 また、トータルのマネープランを考えるときには、 キャッシュフロー表が便利です。 「キャッシュフロー表 家計」で検索すれば、どんな表かわかります。 保険担当者ならば、作成できて当たり前です。 死亡保障を考えるときの必須項目と言っても過言ではありません。 ●医療保障 健康保険には、高額療養費制度があり、医療費の自己負担の上限が 決められています。 http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm 男女差はなく、病気による差もありません。 つまり、ご夫婦のどちらが病気になり、入院したとしても、 病気の種類に関係なく、上限は決まっているのです。 つまり、肺炎なら医療費が安く、子宮がんなら高いということはないのです。 となれば、何の為の女性特約でしょうか? 医療保険の主契約では、子宮がんを保障しない…… ということはないのですよ。 ちゃんと保障してもらえます。 また、医療費に、男女差はありません。 なので、ご夫婦で医療保険の保障に差を付けている、 女性疾病の特約を付加している…… その理由がわかりません。 また、100種類を超える医療保険のなかから、 健康のお守りを選んだ理由もわかりません。 なので、それが質問者様のニーズに合っているのかどうか、 判断のしようがありません。 保険には、基本的に「良い」「悪い」はないのですよ。 どんな保険も、金融庁が認可した保険です。 つまり、政府が内容に問題はないと判断した商品なのです。 ですから、基本的に良い・悪いはないと申し上げました。 となると、最も重要な事は、 その保険が、質問者様のニーズにあっているかどうか、 という問題なのです。 どんな評判の良い保険であっても、それが質問者様のニーズに 合っていなければ、それは質問者様にとっては、悪い保険なのです。 なので、保険選びの基本は、 何の為に、どんな保障が必要か、 ということをはっきりとさせることなのです。 それがはっきりすれば、どんな保険(商品)が良いのか、 自ずと明らかになってきます。 保険担当者の役割は、まずは、そのニーズをはっきりとさせることです。 ご参考になれば、幸いです。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 死亡保障は旦那は一人になっても経済的に問題はなさそうなので いったん旦那のみで見積もりをしていただきました。 今のところある程度のまとまった貯蓄(住宅頭金や車購入費用)は ありますが、今後の見通しが現在は不透明なので(子どもや住宅購入) 生命保険についてはいったん入らないことにします。 医療保険の女性特約はあまり必要がなさそうですね。 もう一度見直してみたいと思います。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 皆さんのご意見を参考にし、終身については今後子どもや住宅購入の 見通しがついてから検討することにしようと思います。 医療については貯蓄があれば不要では?と思うのですが 夫は将来の健康面に不安があるようでかけておきたいようです。 私も今後、出産の時は何らかの理由で入院する可能性が 高くなると思うとかけたほうがよいのかなと思い、迷っています。 女性特約はあまり意味がなさそうなのでやめておきます。 保険窓口ではあまり「不要なもの」については提案していただけ ないので皆さんの率直なご意見がとても参考になります!