理学療法士を養成する学校で、奨学金を担当していたことがあります。
奨学金といっても、いろんな種類があるので、
目的に合わせて見つけることは可能だと思いますよ。
あなたが返済中なのは、おそらく日本学生支援機構の奨学金なのでしょうね。
これは、同じレベルの奨学金を2回は受けられませんし、
返済中ということなので、やや事情は複雑です。
制度上可能かどうかは、日本学生支援機構に直接確認してください。
あとは、これから在籍する学校の枠で、ふるいにかけられる可能性もあります。
また、母子家庭とのことですので、「あしなが育英会」の対象になるかどうか。
その場合、募金活動などへの参加を求められることもあるようですね。
他の奨学金というのは、
(1)学生に対して、その学校が設けているいわゆる「特待生」制度のようなもの
(2)民間の団体が、独自の基金などを使って運用していもの。ただし枠は小さいです。
(3)医療機関などが、将来の採用を視野に、在学中の費用を支援するもの
-だいたいこんなものが考えられます。
ほかに、奨学金ではありませんが、金融機関で比較的低利で受けられ、
卒業後返済が始まる「教育ローン」のようなものもあります。
いずれにしても、在籍する学校によって扱う奨学金制度も違いますから、
事前によく確認してみましょう。
奨学金をあてにして入学してみたが、自分に合う奨学金がなく
お先真っ暗…という人が少なからずいますから、
在籍する学校にどのような制度があり、どれくらいの確率で受けることができるのか、
さらにその制度の選考に漏れるなど、奨学金を受けられない場合には
どのように資金調達するかまで含めて、計画を立たてください。
さて、理学療法士(PT)にどうして興味をもたれたのかわかりませんが、
世間一般には、リハビリの専門家として知られていますし、
最近ではスポーツリハビリなどの分野でも活躍著しいところですね。
他方、一般的な見方として、マッサージ師と同列に見られているような側面もあります。
身体的なリハビリの分野では、大雑把に言って、
全身の動かなくなった関節を動くようにしたり、
動く範囲を広げたりするのがPTだとすれば、
手先の細かな動きなどの回復を図るなど、日常の生活動作全般を対象にした
作業療法士(OT)という職種もあります。
いずれもリハビリの専門家として並び立つ存在なのですが、
名称の格好よさから、どうしてもPTの方が脚光を浴びがちです。
どちらも3年制の専門学校や4年制大学で学んで、
国家試験に合格すれば免許が得られます。
医療系では人気の職種ですから、どちらも比較的レベルは高いですよ。
なりたい人向けのガイドブックやWEBページもありますから、
よく研究して、方向を定めてください。
お礼
ご回答頂き誠にありがとうございます。 明日学校に訪問しお話お聞きに行ってまいります 宜しくお願い致します。