- ベストアンサー
羽毛を取られた鳥の結末は?羽毛布団に使われる胸の毛も同じ?
- 羽毛を取られた鳥はどうなるのでしょうか?飛ぶための羽は取られてしまっても、また生えてくるのでしょうか。羽毛布団に使われる胸の毛も同じ状況になるのでしょうか。
- 羽毛用の鳥というのがいるのでしょうか。羽毛を取るためだけに飼われているのでしょうか。
- もし羽毛を一度刈られた鳥はどうなるのでしょうか。テレビショッピングで「胸の毛を使って」という言葉をよく聞きますが、刈られた鳥はどのような結末を迎えるのでしょうか。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
http://www.noguchi-web.com/sing-sb5.html 【羽毛の品質】 羽毛にも品質の良否がありますが、比較的手軽に買える羽毛布団に使われるダウンは「食用になる若鳥」が使われてるようですね。 家鴨(アヒル=ダック)や鵞鳥(ガチョウ=グース)の成長は早いので、北京ダックやフォアグラのために飼育された若鳥から採取されるようです。 その根拠は、中国産ダウンの殆んどが「ダックダウン」で、フォアグラの生産地であるハンガリーのドナウ川流域では「グースダウン」の生産が多いことです。 勿論、フォアグラ消費の多いフランスでも鵞鳥は飼育されてますが、フランス産グースダウンは「ヨーロッパ産」としてハンガリーやポーランド産などよりは羽毛品質が落ちます。 鵞鳥の繁殖用に飼育された親鳥から採れるダウンは「マザーグース」といわれてダウンボールの大きい高級品になりますが、飼料代を考えたら世代交代のために処分される運命でしょう。 水鳥に限らず、多くの鳥類の羽根が生え替わるのは半年周期(夏季&冬季)ですが、雛鳥から親鳥近くに成長するのも半年足らずです。 従って、羽毛採取だけの飼育では飼料代の採算が取れなくなります。
その他の回答 (3)
- tpg0
- ベストアンサー率31% (3785/11963)
中国産羽毛(ダックダウン)の場合は、大半は「北京ダック」の食材になるのではないでしょうか? 羽毛の本場、ハンガリーやポーランドでは鵞鳥(グースダウン)は「フォアグラ」を採るために飼育する場合もあるようですが「ダウンは胸毛」で「フェザー(羽根)」とは採取場所が違いますから、胸毛だけを採取して育て続ける場合もあると思います。
お礼
二つもご回答ありがとうございました。 北京ダックの消費量もすごそうですね。 胸毛は、それだけ高級だということなんですね。
- rimurokku
- ベストアンサー率36% (2407/6660)
羽毛には色々な種類がありますが、鶏の雄の羽も多いようです。 卵からかえったひよこの内、卵を産むための雌は大きくなるまで育てられますが、雄は手羽先などとして小さな内に処分されます。 そのときの不要になる羽は、未だ小さいために羽も細かく羽毛に似た状態です。 ただし、高級品の水鳥の羽毛は、胸の羽毛をそぎ落としてもまた生えてきますので、繰り返し利用できます。
お礼
鶏もというのは知りませんでした。 ちょっと可愛そうな感じではありますが、手羽先大好きです・・・(>_<) 色々な鳥の羽が、使われているのですね。 胸だけ刈られた鳥を想像すると、おかしい様な。 ご回答をありがとうございました。
- seaman29
- ベストアンサー率38% (5/13)
羽毛布団のために鳥は殺されないようです。 羊と同じように殺されずに、アヒルなどの鳥の羽を人や機械で抜くそうです。 羽は再び生えて来るみたいです。良かったですね。布団のためだけに殺されたりはないようです。
お礼
暖かいご回答をありがとうございました! はい、一番心配だったのは、それだけで殺されてしまうのかしら・・・と思っていたので、ほっとしました(^_^) まあ、でもいずれにしても、兼食用のようですが。。。 これから鶏肉を食べる時には、ありがたく頂きたいと思いました。 羽毛布団は持っていないのですが、ダウンコートを着る時にも、ありがたく着ます。
お礼
>皆様 詳しい&暖かいご説明をありがとうございました! みなさまわかりやすいご説明でしたが、tpg0さまのご説明が非常に具体的でしたので、ベストアンサーにさせていただきましたm(_ _)m >tpg0さま 地方によって、質も違うのですね。 鳥類の羽の羽変わる周期が半年というのも初めて知りました。とても勉強になりました。ありがとうございます。 羽毛採取だけだと採算が取れないのも、とても納得しました。