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6l6GCとの互換性
ギターアンプで現在6l6GCを使用しています。 アンプを買ったときに、6l6WGBがおまけ?でついてきました。 これはこのまま自分で差し替えて使って良いものなのでしょうか? 色々サイトを見ると、バイアス?とか調整をいう言葉を目にするのですが・・・ まったくの素人なので、お詳しい方教えてください。
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補足への回答です。 >さほどとは、長時間仕様しなければ、という意味でしょうか? 全く違います、真空管はタフな増幅器なのですよ。 ギターアンプは歪み系の音が主流ですから、音質よりパワーが要求されます。 さらに共産圏製造の真空管は品質がバラバラで、オーディオ用としては、日本製 の真空管と比べると、とても使用出来る物ではない物でした(現在でも変わりません) 逆にこの事が歪系のアンプにはよろしかった見たいで、エリック・クラプトンなどの 指示を得て、真空管が生き残った経緯が有ります。 「さほどと」と回答したのは、 ・ギターアンプだから元々音質重視の設計でない。 ・共産圏製造の真空管だから、バイアス調整など徒労の努力。 ・真空管はタフで少々の亊では破壊しない(特に東芝製の6L6GCは頑丈でした) 以上の理由で交換しても、OKと回答しました。 プッシュプル回路なら2本交換です。 今は真空管が高価格なのに、おまけ??
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- HAL2(@HALTWO)
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おまけ?と言うよりも他の音色を求める人のために「異なる音色の真空管」がもう 1 本付けられた良心的な製品なのかも知れませんね。 真空管は型番の異なるものは勿論のこと、同じ型番でも Maker や製造時期が異なっても音が変わるものですので「もう 1 本付いてきた真空管が 6L6WGB」であるのならば明らかに「おまけ」ではありません。 6L6WGB は RCA 社の 6L6GC を参考にして Tung-Sol 社が 1950 年頃から大量生産を始めた廉価版の 5881 を軍事利用するために出力や信頼性を高めた製造法で生産し始めたところ 6L6GC のような真空管に戻ってしまったことから WGB の型番が付けられたもののようで、軍事用ですので過酷な環境下での耐久性などが大幅に向上している Model なのですが、元々が廉価版の 5881 ですので 6L6GC よりも高い信頼性や耐久性を持っているとは認められず、6L6GC Series の中にあって個性的な音のする真空管と位置付けられているようです。 御懸念されるとおり電気特性が 6L6GC とは若干異なることから 6L6GC 用に調整された回路に挿し換えると発熱量が大きくなる場合もありますが、その場合でもいきなり壊れる (焼ける) ということはなく、常識的な使い方 (あまりに熱くなってきたら電源を切って暫く休ませる) をする限りは問題ない筈です。 Fender の 60 年代 Bassman には 5881 が用いられていたようですので「60 年代 Fender の音を求めるのであれば 6L6GC よりも 6L6WGB の方が Better だが、現代の趨勢は Compression が Smooth な 6L6GC だよ」ということで「製品はふっくらとした低音が魅力の 6L6GC で組まれているけれども 60 年代 Fender のような Break Up (歪み始め) が早い 5881 による強い Compression で Punch の効かせた音が欲しければ 6L6WGB に変えると良いよ」という意味で 6L6WGB も付いてきているのでしょうね。 同じ 6L6WGB でも Original 5881 を継承する Tung-Sol Canada の他にも Jan-Philips、Sylvania、GE などの製品もありますので、各々異なる音がする筈ですが、音が似ていると言われる Tung-Sol Canada と Jan-Philips のどちらかの 6L6WGB が付いてきたのであれば、おそらく上述のような理由で付いてきているのだと思います。
ギターアンプなので6L6GCを6L6WGBに交換しても、 さほど問題には、ならないです、無調整でOKです。 プシュプル回路なら両方交換しないと、だめです。
お礼
ご回答頂きありがとうございました。お聞きしたいのですが、さほどとは、長時間仕様しなければ、という意味でしょうか?
お礼
度重なるご回答ありがとうございました。真空管の知識もたかまりました。とても分かりやすい説明ありがとうございました。おかげでホッとしました♪