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「定心應変(応変)」という言葉の意味を教えて!
「定心應変」という言葉の意味を教えてください。近所の武道館にこの文字の書がかけてあります。定心と応変では辞書に載っていますが、いまひとつしっくりきません。ネットで調べると剣道の世界の言葉のようです。どなたか剣豪の言葉なんでしょうか。出典などもわかると嬉しいです。
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初めまして、IDに同じ「ok」が入ってましたので、此れは何とかしなきゃと........ 確かに四字熟語(じょうしんおうへん)では無さそうです(でも在りそうな.....)、強いて意味付けてみますと、「心を一つに統一し乱さず、普段の平生心を持ってすれば、相手の変化には如何様(いかよう)にも応じらる」みたいな物、意味合いに成るのでしょうか? でも此れでは単なる国語の問題、ネット検索でも何やら「剣道、剣術」の類(たぐい)の匂いが紛々(ふんぷん)、其んな中此れを見つけました、http://ikkansai.kakurezato.com/syohan.htm 因みに私は剣道や剣術には全く無縁で、学生時代2~3度腕を通した位(臭かった)ですぅ、此のページ最後まで一覧してみました処、「定心」流、「応変」流が其々一つずつ在りました。 定心流.....信州(長野)松本藩 応変流.....三河(愛知)三河吉田藩 に其々伝わる、剣術・柔術、捕手(野球の話では在りません)の様です。 其れにしても流派が在り過ぎます、此れは一体如何(どう)ゆう事なのか?当時、全国には多くさんの剣豪・剣士と呼ばれる者が闊歩(かっぽ)して居り、時に権力者(藩の大名等)に阿(おもね)っての存在者達(お抱え)に過ぎなかったんじゃないのでしょうか(飽く迄も勝手な想像です)?参考URL1)にも書いて在りますが、其の当時は、名付けは早い者勝ちだったのではないでしょうか? 今でも好く知られて居る(塚原)卜伝流、柳生流、柳生新陰流、武蔵流等の名が三々五々出て来ますね、其んな中の小さな一派で在ったと想像される「定心」、「応変」(何んな武術内容かは知る由も在りませんが)此の2っつを受け継いだ(=免許皆伝が許された)古人(いにしえびと)に一寸名の在る剣術家が居らして、其の方の栄誉・名誉を讃(たた)え言葉(定心応変)に代えて今に伝えられて居るのではないでしょうか?.........と勝手に想像を巡らせてA(回答)致しました。 参考URL 1)http://www.ikedakai.com/yogo-b/kenjutsu.html 2)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%A3%E8%B1%AA%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7 3)http://zaitetstu16.seesaa.net/
お礼
okwavekoさま お礼の登録の仕方がわからず遅くなりました。 私のOkwave初質問にこんなに丁寧にご回答くださりありがとうございました。 また、短時間にこんなに詳しくいろいろ調べていただき恐縮です。 四字熟語というと、最近では琴奨菊の大関昇進の時の口上に「万里一空」がありましたよね。早速辞書を引いてみましたが、みつからず。いわゆる一般の四字熟語ではないようでした。その後、ニュース解説などで「万里一空」は宮本武蔵の兵法書から引用した言葉だと知りました。当たり前ですがまだまだいろいろ私の知らないいい言葉がたくさんあるのだと改めて思いました。 私は合気道をやっておりまして、通っている武道館でこの言葉を目にしました。 合気道を始めてから学ぶことは日本人でありながら知らなかったことばかりで、外国の人が日本文化を学ぶノリで日々勉強しております。この年齢でも得るものはたくさんあります。 合気道は開祖植芝盛平翁がさまざまな柔術や剣術などを修業した末に作った武道ですから、剣術家の言葉は勉強になります。また、「定心」という言葉は能の世阿弥の「花鏡」に「よくよく心にかけて、定心にもつべし」と出ていると辞書にありました。「花鏡」の奥段には「初心忘るべからず」という有名な言葉がありますし、こうなると能も勉強してみたくなります(あ~欲張りだこと!)。 okwavekoさんの徹底的に調べる姿勢に感服いたしました。 本当にありがとうございました。 追伸 参考として挙げていただいたURLも拝見しました。武道の動画のサイトでは合気道の植芝吉祥丸先生の動画や他の武道の動画も見られてとてもおもしろかったです。