使えない事はありませんが、代用しようとする水槽の大きさにも寄ります。
どの程度の大きさか分かりませんし、観葉植物の種類も書かれていませんの
で、間違いなく使用は可能ですよとは言えません。
サイズが60センチ級の水槽なら、小型の観葉植物なら大丈夫です。上蓋を
閉めた時に観葉植物の葉が水槽から出たり、上蓋に触れるようなら使用する
のは控えた方がいいですね。
縦長の水槽で45センチ級の水槽なら、小型の観葉植物は1鉢か2鉢が限度
でしょうね。
温室には色んな種類があり、全面ガラス、樹脂製波板のような素材の物、あ
なたが言われるナイロン製等が一般的です。
我家はポリカーボネートと言う特殊樹脂で作られた物が壁面に使用されてい
ますが、断熱性が高く保温性に優れているのが特徴ですが、今頃の時期でも
天気が数日続くと締め切った温室内は35~40℃になっています。
深夜には氷点下になる事はありませんが、それでも5℃を下回る事は何度も
ありました。そのため温室内を一定温度にするため、温風ヒーターを冬場は
稼働させています。
置き場所が軒下ですから、直射日光が当たらないため水槽内の温度は極端に
は高くならないはずですが、問題は深夜に急激に温度が下がった時に、どう
するのかが問題です。水槽用のサーモ付きヒーターの場合は水中で使用しな
いと内臓ヒューズが切れるので、この場合は小型のパネルヒーターを入れる
しか手はありません。小型でも鉢1個分程度の大きさになるので、場合によ
っては鉢さえ入れられなくなるでしょうね。60センチ級水槽でも、入れら
れる観葉植物は小型で2~3個が限度でしょうね。
ヒーターを入れないと屋外では越冬させれません。冷気はガラス面から内部
に伝わり、冷気の逃げ場が無いため冷気が水槽内に籠り、寒さによって枯れ
る事もあります。ガラス面の外側に、ウレタン材で囲う事も方法ですが、朝
には外し夕方には囲う作業を春まで続ける必要があり、これが出来るような
ら頑張って寒さ対策をして下さい。ただし忘れると枯れます。
観葉植物の種類によっては、3℃まで耐えれる種類もあれば10℃以上維持
しないと凍傷になったり凍死して枯れる種類まであります。平均すれば5~
7℃以上で越冬する種類が多いのですが、この温度を水槽で維持させるのは
非常に困難です。ヒーターがあれば何とかなりますが、ウレタン材では無理
です。寒さに弱い種類のようですから、完璧に防寒対策をしないと一発で枯
れてしまいますよ。
お礼
詳細な回答ありがとうございます。 60センチです。 深夜はビニールの温室でもかぶせましょうか? お世話になりました。