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中国共産党について
彼らは完全に言論の自由を禁止しています。 共産党という思想では言論の自由というものはありえないのでしょうか?
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共産党の恐ろしさは、その成立の過程にあります。資本主義はまだ問題があるとしても、自由経済の言葉があるように、人々の自由を認めて、個々の競争を経済に役立てようとします。 ところが、共産党は党内の言論を勧める目的は、異なる意見の者をリスト化するために使います。 この方法は独裁国家の顕著にみられます。 権力者に好ましくない意見の持ち主は、秘かに、あるいは、あらぬ嫌疑をかけて粛清します。 共産党には仲間もできません。もし、仲間を作っただけで、内部分派者、スパイと見なされ粛清の対象となります。 三国志にみられる義兄弟の契りも、「人握りの人間しか信用できなく、それ以外の人間は総て敵であり、殺す前に殺す」という、中国の人間観が共産党にも受け継がれているのです。 中国共産党は、けっして世界に開かれたものではありません。黒を白と言い、馬を鹿と言います。そのためには国家的プロパガンダを行い、日本のマスコミ、自衛隊、役人、政治家に金を渡すことを国家の役目と考えています。 国の利益のために、そこまでするのが中国です。日本も見習うことがあるようです。 お人好しの日本は、世界になめられてるようです。
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- hekiyu
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資本主義は自由ですね。 その自由が行き過ぎて、貧富の差が大きくなり 一部の人に富が偏在するようになりました。 それを是正しようとして、出てきたのが社会主義 ですから、資本主義国よりも、各種の自由が制約 されるのは当然のことです。 社会主義の台頭を怖れた資本主義国家は、 福祉などに手を入れ、貧富の差による弊害を 緩和することに努めました。 これを修正資本主義といいます。 その結果、資本主義は社会主義に勝利した訳ですが。 中国で言論の自由が制約されているのは確かです。 それは共産党の利益の為であることも確かでしょう。 しかし、 今の、中国で、日欧米並の自由を保障したら、 国全体が収拾がつかなくなると思います。 孫文が言いました。 「日本人は粘土みたいだ。直ぐに固まる。 しかし、中国人は乾いた砂だ。 しっかり握っていないとバラバラになってしまう」 中国には中国の事情があるのです。 それに、日本のマスコミを見て下さい。 言論の自由をちゃんと行使しているでしょうか。 自由を濫用したり、時にはねつ造したりしています。 これでは中国を笑えません。
- mekuriya
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はい、ありえません。共産主義は党が言論を統制するという思想なのです。「言論の自由」は、反共勢力が捏造した腐敗思想に過ぎません。共産主義は言論の自由を認めることは自己否定であって、まったく矛盾することなのです。共産主義には言論の自由という概念がないのです。言論は党が統制します。それが党の存在価値なのです。 日本共産党が民主主義・議会主義を前提として言論の自由のもとに国政への参画を目的とした党であるのに対して、中国共産党は言論の統制による共産主義の維持を目的とした党なのです。 党の機能が全く違うのです。 中国共産党は他のすべての政党諸派と人民を指導します。指導とは言論を統制するという意味なのです。 それが中華人民共和国の根本的な理念です。日本共産党の立場として中国共産党の共産主義は共産主義に非ずというものですが、中華人民共和国にとってはそれが共産主義だということです。 そして日本共産党も党内においては言論の自由を認めていません。日本共産党では党員は党指導部に指導される立場なのです。党内においては言論が統制されているのです。それが日本共産党の共産主義です。 党の機能が全く違うといいながら、中国共産党が国全体の言論を統制しているのに対し、日本共産党は党内だけの言論を統制しているという違いがあるだけだともいえます。