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胃がん切除後の抗がん剤について。
58歳の母がスキルス性胃がんになり、一ヶ月ほど前、胃を2/3切除しました。 術後は順調で、すでにいろいろな物を食べられるようになり、温泉なども行っています。 病理検査ではステージ1、抗がん剤は必要なし、との結果でした。かなりの早期発見でラッキーなようです。 ですが主治医の先生には、飲むか飲まないかはご自分で決めてください、と言われました。 統計上では、ステージ1の場合、飲んだからといって劇的に再発率が変わるわけではない、との事でした。なので、飲んでも飲まなくても再発するかもしれない、との事です。 飲むとしたら、80歳の老人でも飲めるような弱いタイプの薬で、副作用は人によって出る場合もあるようです。薬の名前は聞きませんでしたが、一日3回、錠剤タイプのものを一年間飲むそうです。 そろそろ決めないといけないのですが、母が迷っています。 がんには免疫力が一番大事だ、と聞きますので、抗がん剤のせいで体が弱ってしまっては逆効果かな、とも思います。この薬は気休めのようにも聞こえました。 食事療法や、よく言われるがんに効くきのこや、その他サプリメントなど、自然のものから体を丈夫にしていったほうが良いのか。。。 スキルス性なので、心配な面もあります。 アドバイス宜しくお願いします。
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- rokutaro36
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こういうことは、ご自分で決めなければなりません。 選択が間違っていた場合、それが他人に聞いたためだったら、 後悔しても、しきれません。 問題は、何を根拠にして判断するか、ということです。 ご質問の抗がん剤はST1だと思いますが、 そのようなことさえも分らずに、ご質問をされること自体、 普通の状態ではないと思ってください。 「今度、家を買うのですが、新宿と札幌とどちらがいいのでしょうか?」 と質問しているのと同じですよ。 一体、どこに住んでいるのか? どうして、新宿と札幌なのか? わからないことばかりなのに、アドバイスを求めているのと同じですよ。 では、どうするか? プロに相談してください。 一つは、セカンドオピニオン。 抗がん剤の専門家に意見を求めてください。 https://www.conference.jp/jsmo_asp/memberList/Meibo_Senmoni_Data.pdf 主治医の先生に、セカンドオピニオンを取りたいと言えば、 データを貸してくれます。 そのデータを持って、上記の先生のところへ行って、 意見を聞いて下さい。 もう一つは、医療コーディネーター。 患者の治療上の迷いだけでなく、精神的なフォローアップもしてもらえます。 日本の医療は、病気を治すのは一流ですが、 患者のケアは三流なのですよ。 だから、患者が判断に迷っても、医師は手助けをしてくれません。 でも、患者は、精神的に追い詰められるだけでなく、 素人なので、何を質問しても良いのかすら、わからないのです。 そんなときのためのプロが、医療コーディネーターです。 いわゆる「ケア」のプロです。 がん患者ですら、医療コーディネーターの名前を知らない人が多くいます。 それだけ、お寒い現状です。 ネットで、「医療コーディネーター」と検索すればヒットします。 言うまでもありませんが、プロですから、有料です。 また、もしも、がん保険に契約しているならば、 保険会社が提供する各種サービスで、利用できるものは、 積極的に利用してください。 最後に…… サプリメントなどは、気休めです。 お金を掛けるようなものではありません。 もしも、それをはじめると、理性では効果がないとわかっていても、 感情は、ひょっとしたらと思うので、やめられなくなります。 お金をかけなくてできるものは、しても良いと思います。 例えば、肉食から菜食中心変えることは、お金をかけなくても できることでしょう。 ご参考に…… http://www.jspm.ne.jp/guidelines/cam/cam01.pdf 健康食品やサプリメントの中には、 がんが治ったという体験を出している物が多くあります。 たぶん、それは事実でしょう。 しかし、何もしなくても、治る患者がいるのも事実です。 がんは、元々が自分の細胞が暴走するのですから、 ひょんなことから治ることもあるのです。 なので、本当にサプリメントなどが効果があったのかわかりません。 さらに言えば、 何人がサプリメントを飲んで、何人が助かったのか、 数字を示しているものがありません。 サプリメントを飲んで、がんが消失したという体験を公表することに、 何の問題もないでしょう。 しかし、それが1万人中1人ならば、普通は「効かない」 というのですよ。 だから、効いたという体験ではなく、 何人中何人に効いたのか、ということが全てなのですよ。