No1です。
会社の先輩がアラヤのフェデラルというツーリング車に乗っています。
で、これがカンチブレーキです。
先輩に、タイヤ外すときのクイックリリースどうしているか、聞いてきました。
「え? ブレーキレバーにリリースボタンがついてるよ?」
・・・・・そんなバカな。
カンチブレーキというやつは、昔のリジッドフォーク時代のMTBにはカンチもありましたが、最近ではシクロクロスやツーリング車くらいにしか使用されません。
なので、ドロップハンドルとの組み合わせが大多数です。
(フラットハンドル車は、みんなVブレーキになりました)
で、ドロップハンドルであれば、これまた大多数がシフトレバー兼用のデュアルコントロールレバーです。
先輩のアラヤ・フェデラルはダブルレバーシフトなので、ブレーキレバーはテクトロのブレーキレバーがついています。
(テクトロのブレーキレバーは、リリースボタンついてる物が多いので、先輩はこれを使っていたようです)
しかし、デュアルコントロールレバーの場合、レバー側にリリースがあるのはカンパニョーロだけで、シマノやスラムはレバーにはリリースがついておらず、ブレーキ側にリリースがついています。
もし、カンチブレーキに、キャリパーブレーキのようなリリースがついていない場合、STI+カンチにはリリースがない、ということになってしまいます。
さすがに、いくらなんでもそれは考えられません。
というわけで、絶対にブレーキ側にもリリースがあるはずだ、と思い、見せてもらいました。
結論から言えば・・・やはり、ブレーキ側にもリリースがありました。
シマノのBR-R550カンチは、ブレーキレバーから来たワイヤーが、千鳥を通って直接左ブレーキアームに接続されます。
この接続は、Vブレーキなどと同様、ボルト止めです。
で、右側のブレーキアームの駆動は、千鳥から出ている短いワイヤーが接続されます。
この接続が、フラットバー用のブレーキレバーなどと同じ円筒形の「タイコ」がついていて、それをひっかけるようになっています。
このタイコが、簡単に外せるようになっていました。
片手で千鳥と右ブレーキアームをつかんで縮めてやって、逆の手でタイコをちょいと外してやればOKです。
入れる時も、千鳥と右アームを縮めておいて、タイコをひっかけるだけです。
あくまで、これはシマノのR550におけるリリース機構なので、他のカンチも全く同様ではないと思います。
が、少なくとも、カンチブレーキにもVブレーキのように、ワイヤーをひっかけたり外したりすることでリリースできるようになっている、というのは確認できました。
おそらくは、シマノやテクトロに限らず、、どこのメーカ-でも(やり方に多少の違いはあるでしょうが)リリース機構はあると思われます。
なので、GJについているテクトロのカンチも、どっかに簡単にワイヤーを外せるようになっている場所があるはずです。
よく見て探してみてください。
お礼
ありがとうござます。休日に試してみます