うーん……。
・拒食症になれる方法がある。
・痩せると綺麗になる。
・モデルのBMIは16(以下)だ。
・水を飲むと痩せる(酢もあり。類似例:痩せる食材がある)。
・某外国男優は写真集のために体脂肪率3%まで落とした(1日に8リットルの水を飲んで)。
・理想体重は、身長-110である。
・狙った部分の脂肪を落とす部分痩せができます!
・骨盤が歪むと太る(または、痩せにくい)。
・ひもじい思いをすると100のカロリーが120にも150にも増えて吸収される。
・唐辛子や生姜を食べると痩せる。
・筋肉つけると痩せられる(しかも2kg以下のダンベルで)。
・お腹がゆるいと栄養が吸収されない(6割以下しか、とか)。で、下剤を飲めば痩せる、と続いたり。
・寝ている間に痩せられる(寝る前に何か怪しげな物を飲むらしい)。
・「これを塗れば痩せます」みたいな外用薬で痩せる話の類。
・同じ時刻で体重計で計って、昨日より100gでも増えていたら、晩飯を抜くべき。
・脂肪を増やさず筋肉だけ増やせる。
・内臓脂肪は高血圧を招く(未確認という意味で)。変形:痩せれば高血圧解消間違いなし!
・(米国経由の)ヨガをやれば食欲を意のままにコントロールできる。
・「気」の力で何でもできる。
・胃下垂だと痩せない。逆に、胃下垂だと栄養を吸収しない(から太らない)。
・牛乳を飲むほどに、骨折しやすくなる(は、まだいいほうで戦後、牛乳はガンになると、ある学者が大真面目に主張。実際は「栄養状態が改善して、ガンになりやすい年齢まで寿命が延びた」)
・肉を食べてたくさん水を飲むと、肉が体内で腐って有害物質云々。魚は違うらしい。
・遺伝子を意志の力でコントロールできる。
・肥満は遺伝だから仕方がない。
・痩せの大食い。
・濃縮還元のフルーツ・野菜ジュースは、生から絞ったのよりずっと劣る。
・食前には「キャベツの千切り」を食べると太らない(胃袋にノンカロリー入れるの、何故キャベツ限定?)。
・ちょいややこしい「同じにしてるのに太る」現象。
「友達と同じように買い食いしてるのに、私だけ太ってしまいます」という主張があるとします。
・月~金の週日5日、「私」は5人の友達と一緒に帰宅するとします(計6人)。
・単純化のため説明を簡略化します。5人の友達は1日1人ずつ買い食いをします。友達は週に1回の買い食いです。
・「私」は誰か友達1人が買い食いすると、つられて買い食いします。
・「私」は週に5回買い食いをし、友達は週に1回です。
・従って、「私」は、友達の5倍の買い食いカロリーを得ます。
・仮に他の習慣が「私」と友達で全く同じだとすると、買い食い5倍のカロリーが肥満を招きます。
また思いついたら来るかもです。
お礼
期待通り纏めて頂き、ありがとうございます(笑) 木を見て森を見ず! 脂肪燃焼率(相対値)と脂肪燃焼量(絶対値)の誤解! 定性的に間違っていなければ、定量的にも正しいとの思い込み! 肥満の直接要因、第二義的遠因、環境要因、更に行儀作法までも混同! 医学的な健康増進、運動パフォーマンスの向上、及びダイエット目的(美容)を混同! etc/etc・・・加えて、応用生理学を含む全ての研究について言えることですが、課題のバリエーションが広いことから多くの混成理論が生まれます。そして混成理論が上記に加わって、展開されてしまうと多くの人(特に初心者)は、きっと困惑してしまうことでしょう!