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水通しについてとやり方が複数あるとき
水通しは、バケツに水をはってやるのと、洗濯するのと、霧吹きで水をかけるのとありますが、どれが良いのでしょうか。 また、地直しと水通しは同じ意味ですか それから水通し以外にもやり方が色々あるものがあります。 やり方が複数ある場合どうしたらいいのか悩んでしまいます。 どうしたらいいのか、分かる部分だけでも回答ください。
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水通しについてですね。 この回答については、水通しによって何を期待するかで回答が異なります。 水通しでは生地の地直し、縮みや伸びの直し、灰汁抜きなどの効果が挙げられます。 たとえばダンガリーリネン100%を洋服に仕立てたい場合、麻のダンガリーは必ず灰汁が出ます。 その灰汁抜きのためにはたっぷりの水でアクを出してあげる必要があります。 そしてリネンは大抵が10%ほどの縮みがあります。洋服に仕上げるならこれからも何度も洗うことを考えて洗濯機にかけてよく縮ませておくのもひとつです。 もう一つ、ウール生地でコートを仕上げるような場合。 あまりこれからも洗濯をガンガン掛けるようなことはないでしょう。 生地がゆがんでいる場合もありますので霧吹きで軽く程度で地直しがいいでしょう。 ニット生地で洗いにかけると伸びてしまうもの、縮んでしまうものはたっぷりの水がいいでしょう。 わざと絞りを掛けたいガーゼ生地は水に入れた後に絞って縮ませた状態で裁断します。 また先ほどのリネン生地でも、タオルや足ふきマットにつかうので縮みは関係ないとしたら、先に縫ってしまってもかまいませんよね。 要は何の理由でそれを行うかによっては裁縫前の水通しさえ必要ないよということです。 生地の縫製方法も、アイロンの方法も、やり方はさまざま。 お料理だって髪の洗い方だってその人それぞれですよね、それと一緒です。 答えなんか無くてその人にあったやりかたであればそれでいいのです。 私は迷ったときはこれからどう扱うかによって決めることが多いです。 よく洗うか、クリーニングに出すか、毎日のように着るか、飾っておくものか。 いい作品ができるといいですね。
お礼
ありがとうございました。 分からなくて困っていたのですが、教えていただいたので先に進めます。 大変勉強になりました。 感謝いたします。