クルマの設計屋で、トラックも守備範囲の者です。
ご質問は、単に荷物を載せる部分を指す言葉を調べたいのか、それとも荷台の分類をもっと大まかにしたいのか、どちらでしょう?
結局ご質問の意図がイマイチ判らないので、回答も『自信ナシ』ですが・・・・
1.荷物を載せる部分を指す言葉は、『荷台』です。これは届出書類等にも記載されている正式名称です。
2.荷台を分類して呼びたい、とするなら・・・
(1)トラックメーカでは、普通は2種類ほどの荷台しか作っていません。
屋根やカベがない『平ボディ』(ひらボディ。ヒラボ、などと呼びます)と、アルミやカラーパネルで荷台を囲った『バンボディ』です。(ウィングボディや冷凍/冷蔵バンも、形態が同じなので全てバンボディと総称します。)
(2)他の荷台形状、例えばタンカー(液体運搬用)やバルク(粉体運搬用)、或いはコンテナを運ぶ荷台(コンテナとは単なるハコの事で、ハコごと載せて運ぶのがコンテナ車です。トラック側の荷台は真っ平らになっており、バンボディとは別物です。船舶用海上コンテナが有名ですね)やカーキャリーなどは、普通は自動車メーカが作りません。フルハーフ、極東開発、KYB、花見台自動車、IBE、パブコなど、荷台専門のメーカが作っています。
個々の特装ボディには御指摘通り名前が付いてますが、自動車メーカ側から見て、これらの荷台を全てひっくるめて『特装車』或いは単に『特装』と言います。