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ANAとJALは?
いつもお世話になっています。疑問があります。お詳しい方がいらっしゃればお願いしたいのですが、それは本日の関西空港より上海行ですが、KIXページより発着状況を見てみるとANAは全便欠航みたいですがJALは飛んでいます。同じ関空ー上海の折り返し便なのですがこれってどうなんでしょうか?機種によりちがうのでしょうか?疑問に感じたものでお分かりの方がおられればお願いします。
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たしかに翌日の通常フライトはそちらの予約の乗客を 優先して搭乗させます。 空席をフライトキャンセルとなった乗客に当てます。 しかし当然、それでは足りない場合がありますね。 その場合には多くの場合、増便されます。 増便という表現は厳密には違っているのですが、 わかりやすく例示すると、 9月4日 ABC001 という満席のフライトが台風で キャンセルになったと仮定します。 9月5日 ABC001 はわずかに空席あり。 当然ですが、前日の乗客は積み残しになります。 こういったことが予想される場合には機材繰りもありますが、 9月5日 ABC001D というフライトが組まれます。 1日にほぼ同じフライトナンバーが飛びます。全く同じに することはできないので、最後のDはDelay(遅延)の 頭文字をつけます(会社によっては違いますが)。 前日のフライトをそのまま翌日に持ってきた形です。 噴火などの長期の遅延を除けば、概ね1日程度で キャンセルよる待ち客は解消できるような仕組みで 動いています。
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操縦士資格はありません。航空業界とつながりのある一般人です。 キャンセル規定についてですが、欠航便に関しては基本的には 全額返金または代替便の用意となります。 (空港まで来た交通費や、代替フライトまでの宿泊費は旅客負担) 全額返金は特に問題はないかと思います。 代替便の用意については、普通運賃に関してはANAが認めて JALに空席があれば「エンドース」と言うのですが、他社振替を してくれる可能性はあります。 ただし割引運賃はそういった規定はありません。 なので翌日以降の代替便で空席が用意できた場合に提供を してくれます。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。翌日便といっても当日のゲストがあることでしょうからまず無理なのでは?結論は、当日トラブルキャンセルあれば根本的に自己責任において対処しなければいけないということですね。ありがとうございました。
考えられる理由はいくつかあります。 1.機材の違い おっしゃるように機材(機種)が違うとダメな場合もあります。 特に横風時に着陸をするときには風上側に機体を傾ける 動きをするのですが、エンジンの地上からの高さがないと 地面に接触してしまいます。あとは翼の長さもですね。 このあたりB767だと横風○m、B737だと横風×mが 運用限界と決められています。 今日は機材ごとで見ると規則性はないようですね。 2.パイロットの資格の問題 パイロットは機長、副操縦士など簡単に分けられますが、 さらに細分化されていて、機長でもランクがあります。 「この高度で視界がいくつまでなら操縦可能」 「横風いくつで操縦可能」 といったように技術に合わせライセンスがあります。 また、関西国際がクローズした場合の代替着陸先が いくつか選定されますが、パイロットは全ての空港に 着陸できるわけでなく、これも審査を通過しなければ ならないので、これもパイロットのライセンス次第です。 そのため会社の違いだけでなく、同じ社内でも、今日の パイロットの勤務状況では運航できる場合もあれば できない場合も発生します。 3.会社間の運用ルールの違い JALとANAでは社内規則が違います。限界運用の 規則も違うので、一方が欠航したからといって、 もう一方が必ず欠航するわけではありません。 特に天候調査の結果が異なれば一方は欠航、 もう一方は運航できるという判断に至るでしょう。 4.フライトスケジュール(機材繰り) いちばん考えられるのは機材繰りです。 実は国際線と国内線の機材というのは分けられて 運用されていますが、効率化のために、国際線から 戻って夜間や早朝に空きができる機材は国内線に 使用される場合があります。 この場合、昨夜のうちにどこかの空港に行ってしまい 戻ってこれなかったということが発生しかねません。 もちろんそれは予測をしてはいるのですが、搭乗客数や 他のフライトへの機材繰りを考えて敢えて欠航に する場合もあります。 電車のように同じ路線を折り返ししているわけではなく、 いろいろなところに飛んでいるので必ずしも機材が 常にその空港で待っているわけではないのです。 5.国土交通省からの要請 台風は進路がある程度予想でき、それを回避する時間や ルートをどの航空会社も選ぼうとします。そうすると トラフィックが混雑して非常に危険な状態になります。 それを避けるために国土交通省航空局が間引きをするよう 要請することがあります。 それを受けて航空会社が調整をすることはあります。
お礼
大変お詳しいご回答ありがとうございます。失礼ですがもしかして機長資格をお持ちの方ですか?よくわかりましたです。ありがとうございました。そこで、この場合の当日キャンセルの保証はどうなんでしょう?諸費用等々は当会社の負担?あるいはJALに振替(もちろん定員オーバーでダメかも)にしてくれるのでしょうか?
お礼
重ね重ねご丁寧な回答ありがとうございます。一連の流れがわかりました。貴重なお時間を頂きありがとうございました。また飛行機関連の質問があれば投稿させて頂きます。これにてこの件は締めさせて頂きます。