うーーん・・・
空母だけ有っても役にはたたんのです。
空母はものすごく脆弱です。
航空機があって初めて戦力になりますが、航空機だってずっと飛べるわけではありません。
2~3時間程度でガス欠になります。
甲板に1発でも受ければ機能しなくなります。
空母は、自分で自分が護れないんです。
よって、駆逐艦やイージス艦、潜水艦などを周りに何重にも従えて、動き回らなくてはなりません。
空母を1隻配備すると、ほぼ現有艦艇をもうひと揃い造らなければならいほど必要になります。
当然、現在の海自隊員4.5万では賄えません。
航空機の選定もあります。
現在、海上自衛隊には戦闘機はありません。空母に搭載運用できる固定翼機もありません。
航空自衛隊が運用する、F15,F2、は陸上機であって、空母への離着艦は出来ません。構造的に。
と、いうわけで、使えそうなのはF18を採用して、日本仕様に改造することぐらいです。
もし、造るとなったら、10年計画です。
空母群としての艦艇を造ることと、それらを操作する人員、及び、運用を考えなくてはなりません。
航空機乗り着艦訓練も必要です。
しかも、空母群1個造ったところで意味は有りませんし。
ですから、中国が空母を造ると発表しても、さほど騒がなかったでしょ。
戦力にするためには最低10年ほどは掛かりますから。
国の防衛をどうするかで空母を考えなければなりません。
有ったら有ったで、国防費をものすごく圧迫します。永久に。
艦艇だって何時までも存在できません。
数年ごとにドックに入って修理や、アップデートが必要です。
いつかは寿命が来ますから、また造らなければなりません。
今の日本では運用は厳しいと思います。
で、持ったところで持て余すと思うし。
じゃぁ、いらないと言うことになりますね。
お礼
回答ありがとうございます