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整形外科と接骨院の治療法の違いについて
- 整形外科と接骨院の治療法の違いについてまとめました。レントゲンで異常がなければ整形外科では処置なしで経過観察することがあります。一方、接骨院では電気治療やマッサージなどを行って症状の緩和を図ることがあります。
- 整形外科では痛みがあってもレントゲンで異常がない場合は特に治療を行わないことがあります。一方、接骨院では電気治療やマッサージなどを通じて痛みの軽減を目指すことがあります。
- 整形外科では症状に異常がなければ処置を行わず、経過観察するケースがあります。一方、接骨院では症状の緩和を目指してさまざまな治療法を提供しています。
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この二つ、まずは基本的なことをしっかり押さえてください。具体的には 「整形外科と接骨院の取り扱い疾患の差異」 です。加えて、整体、カイロプラクティック、鍼灸、マッサージなどの類似資格も含めて考えてみましょう。これらは当然免許や資格が違うわけですから、それぞれ法律的に縛りがあり取扱い疾患も専門的な違いがあるのです。 接骨院(整骨院も同じ)とは柔道整復師という国家資格ですが、この柔道整復師という資格は、具体的に何を治療する資格かお分かりでしょうか?鍼灸師は鍼や灸を使って施術する資格、あんま師はマッサージという技術で施術する資格、では柔整は・・・? 実は柔整師とはケガの治療する資格です。さらにケガも 打撲、捻挫、挫傷 この三つに限られています。しかも国から 「急性期に限る」 とお達しがあります。一週間以上経ったものは、整骨院・ 接骨院で治療はできません。ですから貴方の肋骨の痛みが打撲、交通事故、転倒以外であれば接骨院は専門外ということになります。腰痛や肩コリの治療(要するにケガ以外の治療)は 「歯医者で眼の治療」 をするようなものです。 >実家は昔から接骨院派ですが、嫁ぎ先の近くに接骨院がないので整形外科に行きました。 しかし全国の整骨院は慢性腰痛を 「腰のねんざ」 など嘘の受傷理由を添付したり、施術部位数・治療日数の水増しなどの手口で健康保険を偽装請求し荒稼ぎしています。全国に約4万件と整骨院はあり、不正は業界ぐるみで行われております。政府管掌系の社会保険から約400億円、老人保険系から約 800億円、保険はさらに 数種類あり、2007年度で約3000億円、直近の試算では4000億円かかっています。わずか数年で約1000億円という急増ぶりです。言うまでもなく、保険料は我々の毎月のお給料から払われているものです。しかしそのほとんどが、不正請求ですから、医療費、消費税が上がるのも妙に納得です。ちなみに病院から患者を追い出し、自宅で介護する制度にして浮いたお金が3000億円です。 ですから接骨院に常連客などは絶対にありえない話で、そうしょっちゅうケガをする家庭も、まぁかなり珍しいはずです。おなたの親御さんが慢性腰痛で接骨院に保険でかかっているなら、100%不正請求の金づるになっているでしょう。 他の資格について簡単に説明します。 ●整体・カイロプラクティック 公的な資格は一切ありません。無資格治療院です。 ですから健康保険はじめ自賠責など一切使えません。 病名によっては厚生労働省も警告しており、治療には 細心の注意が必要です。リラクゼーションと位置づけ るのがベストでしょう。 ●接骨院・整骨院 先ほどご説明したとおりです ●あんまマッサージ指圧 あんまマッサージ指圧と謳えるのは国家資格のみです。 巷に溢れている整体、カイロプラクティックをはじめ、 ソフト整体、タイ古式、英国式、ボディケア、クイック リラクゼーション、エステなど大体無資格者です。 ●鍼灸院 国家資格です。鍼とは揉んだり、押したり、捻ったりは しないので実は体に一番やさしい治療方法になります。 不調の原因特定は出来ませんが、分からないときは一番 安心の出来る治療方法になります。 ●整形外科 内科、循環器科、皮膚科などと並び病院の診療科 目のひとつです。もちろん医師です。レントゲン は病院でしかとれませんから、膝痛などの原因は 絶対に整形外科でしか分かりません。ちなみに脱 臼や捻挫でも、骨折を伴っている場合があります ので、病院でレントゲンを撮りましょう。 もうお気づきとは思いますが、これらを同じ土俵で比べること自体間違っています。今回のケースによらず何か症状があれば、必ず整形外科に行かれてください。病院の治療を基本とし、他に何か治療をお考えなら、鍼が一番無難かつベストな方法だと思います。 >(1) 例えば肋骨の骨折(ヒビも骨折)であれば通常は何もしません。逆に何かをするべきではありません。レントゲンの取れない接骨院が患部をマッサージすると、痛みが増す可能性があります。病院ではバストバンドやリブバンドと呼ばれるバンドを処方することがあります。痛みが強ければバンドはかなり有効です。打撲や挫傷であれば電気治療が有効だと思います。リハビリ科のある整形外科であれば電気治療をしているところがあると思います。そのほか肋間神経痛なども肋骨周辺の痛みを引き起こしますが、病院ではお薬、電気の他、鍼治療もかなり有効的だと思います。 >(2) ご友人のケースではかなり激しい炎症があったようですね。通常この場合はお薬である程度の炎症を抑えてから電気なりマッサージを行います。病院がシップやお薬、電気治療だけなのには理由があります。捻挫、打撲、腰痛やそれに付随する痺れなどは筋肉や神経が傷んでいることです。揉んだり押したりと、下手にいじると益々傷が大きくなり悪化します。ブロック肉を力強く揉めばボロボロになりますよね。擦り傷や切り傷が徐々に治って行くように、生体は損傷組織の修復作業行っているわけです。病院のシップやお薬、電気治療はその作業のお手伝いをします。整体や整骨院などの治療院は、薬が出せない、技術・知識・設備面で正しい原因が分からない、 「何かしなければ」 と思う、などとにかく何かやりたがるわけです。しかしそれが正しいわけではありません。このような症状で揉んだりするのは、医学、医療を知らない証拠ですね。 痛みの原因は炎症です。皆さん痛み止めといっているものは、主に飲み薬だと思いますが、同じ成分でシップ・テープなど貼り薬、ローションなどの塗り薬、座薬などあります。これは全て “消炎剤” です。これは患部の炎症を抑えるの主たる目的で、その結果(副産物的)に痛みが取れています。決して何かを麻痺させているわけではありません。炎症とは腫れも伴うので、腫れの為に患部の血行不良が出てきます。炎症を放っておくと患部の組織や構造、状態は悪くなります。荒れ果てた大地ほど開墾は大変になります。ですから早期にお薬で炎症抑えれば、良い状態で完治を目指せます。消炎鎮痛剤は痛み止めの一時しのぎではありません。立派な治療になります。ただお薬にも相性がありますので、効かなければ主治医と色々相談してお薬を変えてみるのも手かと思います。同じ効果のお薬は沢山ありますので。 >整形外科はレントゲン等で異常がなければ痛みがあってもなにもしてくれないのでしょうか? 原因がわかって何もしないのと、原因がわからずに何かするのではどちらが安心できますか? 原因がわからない以上、悪化の可能性や事故の危険性は払拭できないわけです。ただこの病院も 「1年様子を見ましょう」 はありえないです。せいぜい1週間です。それで変わらなければ薬を変えたり、リハビリを追加したり、バンド処方したりするところもあると思います。 個人的には1週間で何も変化がない、もしくは悪化するようであれば早急に別の整形に行かれた方がいいと思います。長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
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- yozo39
- ベストアンサー率38% (20/52)
いい質問です。 この事に関しては、1993年健康文化5月号に記載されています。 整形外科は基本レントゲン上で異常が無い限り、積極的治療はしません。 筋肉等の損傷は、痛みさえ取れる処置をすれば、自然治癒するからです。 神経損傷に対しても同じです。 接骨院は筋肉・腱・靱帯に対して積極的にアプローチしてきましたが ここ20年技術の衰退と接骨院の乱立でレベルが下がっています。 (1)に対しても、何に対して電気治療をしたのかが疑問です。 (2)は筋痛症候群で、入浴後にアイスノン3分アイシングすれば治ります。
お礼
仰る通り、我が家の近所にはないのですが、商店街や駅前などには整骨院がたくさんあります。 しっかりした先生に出会いたいです。ありがとうございました。
- 3931teku
- ベストアンサー率55% (126/227)
病院の形態、医師の治療への考え方の相違があると思います。要はリハビリについて理解がある医師とない医師が存在します。またそのリハビリの内容にも相違があります。腰痛で整形外科へ受診した場合、レントゲンを撮り、痛みの原因について説明してくれます。その後の治療として、物理療法と運動療法があり、物理療法は温熱・電気・牽引、運動療法は理学療法士・柔道整復師・マッサージ師による施術・運動指導、です。私個人的には理学療法士の技能の差はあるものの、理学療法士が勤務するリハ施設のある整形外科が良いと思います。 整骨院の多くは、腰痛でかかったら、温熱・電気・マッサージが一般的な流れで、急性期はよく感じると思いますが、慢性期の方は時間が経過しても状態が変わらない治療です。 自分が治療に納得できる医療機関を探す必要があると思います。
お礼
ありがとうございます。 実は私もプチ腰痛持ちなので、大事にならないうちに自分に合う医療機関を探したいと思います。
- ndkob2011
- ベストアンサー率17% (227/1262)
No.2です。 東京へ単身赴任していまして、地元で治療継続したい、と申し出たところ都内別病院で撮影したMRIの写真を貰いました。マッサージや整骨医は東京、岩手(地元)で施療を受けました。 参考まで。
肋骨が異常に痛く、動くことも難しいため、総合病院の緊急治療室へ運ばれたことがあります。 レントゲンでは異常はありませんが、僅かなヒビでは写らないこともあるそうです。 痛みが治まらなかったらまた来るよう言われ、専用のベルトをもらっただけです。 数日で少し楽になったので、そのままです。 肋骨のヒビの場合は、レントゲンに映っても出来る治療はこの程度で、自然治癒を待つしかないと思っていますが。 肩こりや背骨の痛みが続き、評判がいいと聞いていた間接骨院へ、2ヶ月通ったことがあります。 治療を受けると少しは楽になりますが、しばらくすると、痛みは戻ってきます。 使う筋肉が少なく偏っているのが原因で、根本的に治せるのは本人だけだと指摘され、姿勢を治す、よく歩くなどの心がけや、日常の柔軟体操を教えてもらいました。 若い頃からの悩みだった肩こりは、ここ数年、すっかり無くなりました。 膝の痛みが酷かった時は、整形外科へ行きました。 レントゲンでは異常なし。 最初は、日常注意する点を聞いただけでしたが、痛みのため仕事にも差し支えました。 再度行った時は、ヒアルロン酸ナトリウムの注射を膝に受け、今は治まっています。 変形性膝関節症の治療は、ヒアルロン酸やステロイド剤の注射、さらに高齢になると手術になりますので、行くのは整形外科です。 腰痛の場合は、整形外科と接骨院でも、出来ることはそう変わらないと思います。 レントゲンに異常がなければ、できる治療は痛み止めの薬を出す程度です。 電気治療やマッサージはどちらでも受けられますが、どれだけの効果があるかは、受ける人にもよります。 ただ、特に腰痛の治療の得意な医師は、どちらにもいるようです。
お礼
どのような病気もそうですが、その分野が得意な先生に巡り合いたいものです。 ありがとうございました。
- ndkob2011
- ベストアンサー率17% (227/1262)
腰痛経験者です。 まず整形外科へ行きレントゲン撮影をしました。腰椎の摩耗でした。その画像をもらい、整骨医やマッーサージ師に見せ治療して貰いました。温泉にもよく行きました。このように両方を合わせると治るのは早いようです。1ケ月で全治でした。以来、再発はしていません。10年以上経過しています。 最初の整形外科医の選択が大切ですね。
お礼
画像がもらえるとは知りませんでした。 昔、歯医者さんに通っている時、治療途中で引っ越す事になり、通院できなくなるために新しい歯医者さんをみつけたら再開ようと「引き継ぎ書(?)」みたいなのをお願いしたところ、それはできないと一気に残りを治療してもらった事がありました。 個人的にはよかったですが、それってどうなんだろう・・・と疑問に思ったこものです。 ありがとうございました。
- hana-tomo
- ベストアンサー率45% (99/216)
基本的には急性期(なんらかで痛みが出たばかりの時)には 電気治療で温めたりマッサージをすると悪化するので病院ではしません。 冷やすことで痛みが和らぎます。 だから、そういう治療はすぐにされなかったんだと思います。 余談ですが… 湿布を貼るのが一番手軽で、ぎっくり腰等のひどい痛みの場合は 氷をビニールにいれタオルに包んだものを痛い部分にあててマッサージする方法が効果的です。
お礼
風邪や中耳炎など、どのような病気でも一発で治る事はあまりないので、腰痛なども即効を期待するのは無理ですが、やはり整形外科でも「安静」以外の「何か」を期待してしまいますね。 知人は1泊の入院で夜間に運ばれたので他の患者さんの睡眠妨害にならないよう個室をお願いされ、検査等で4万ちょっとかかったとか。治療なしでこの値段は自分がその立場であったら困ってしまいます。 ありがとうございました。
お礼
祖父が柔道の先生だったこともあり、「何があっても接骨院!」の環境で育ったので、他の治療院について全く知識がありませんでした。 マッサージ指圧、鍼灸院についてもっと知りたくなりました。 ありがとうございました。