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クライバーのラボエームのDVD化予定は

カルロス・クライバー指揮、フランコ・ゼフィレッリ演出のラ・ボエームは戦後スカラ座のトピックの一つですが、現在DVD化されている79年のスカラ座の公演(パヴァロッティ コルトバシュ)は画像・音質ともに悪いことで評判の代物で、とても購入する意欲がわきません。 ただ私の調べた限りだと、81年のスカラ座の引越し公演の際のこのプロダクション(ミミはフレーニ)を当時NHKが放映しており、映像はアーカイブに残ってると思われるので、DVD化の可能性はあるのでは?とおもっています。 またメトでも87年にこのプロダクションが上演されており(パヴァロッティ、フレーニという理想的な配役)、当時の団員達が「自分の生涯最高のオペラ体験」と回想しているように伝説的な名演とされてきました。メトの主要公演がテレビのオペラ中継番組で放映される事は慣例であり(日本で発売されるメトの映像ソフトは大抵これの転用)、こちらもおそらく映像は残ってるものと思われます。 NHKは、同じクライバー&ゼフィレッリのカルメン(76年 ウィーン)にせよ、ベームのフィガロの来日公演(80年)にせよ、ファンが待ち望む特A級の映像を何十年間もチビリチビリ出し惜しみして、なかなか発売しようとしないので有名ですが、こんなことをしてると当時実演に接した人たちは死んでしまいますね。 少しマニアックな質問になってしまいましたが、なにかこれ以上の情報をお持ちの方おられますでしょうか?

みんなの回答

回答No.1

まぁ、いろいろありますよね。 映像の所在がわかっているのに、日の目を見ないということが。 やはり、難しいみたいですよ。 映像作品として、商品化する前提の収録で無い(TV放送のみ)ときは、後から、許可を取っていかなければいけないので。 それがオペラということになると、各出演者の許可が必要で、その費用も莫大になるんでしょう。 クラシックの映像作品の売上なんて、全世界規模でも、たいしたことないですから。コストの点からも、及び腰になるのはしょうがないかもしれません。 これはCDの話ですが、昔、ミンシュ指揮 新日本交響楽団の第9(ライブ)の発売予定があったのですが、一人のソリストの許可が取れずに発売されませんでした。 理由は、ソリスト当人が、その日の自分の歌唱に満足できなかった。というものらしいです。 聴衆側としては、誰もあなたに期待はしていない。ミンシュがどういう演奏を指揮したのかに興味があったのに。 映像の著作権についても、確か50年だったと思います。 昔、記事で読んだことがあるのですが、歴史的映像作品は、25年(しかるべき対価は払う)で、発売できるようにするべきだと訴えていた人がいました。50年だと、あまりに長すぎる。人類の歴史的遺産を埋もれさせるのは、もったいないという意見でした。 映像作品が、DVD化されて、100万枚以上売れるようなら、各社競って発売でしょうが、クラシック作品に限って、それは期待薄ですから。 ビジネスの論理がまかり通ることになるのでしょう。 非常に残念なことですが。

koroshiteyaru
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。そうですね。著作権の問題も大きなネックですよね。クラシックの場合マニアはいてもファンはポップスに比べて少ないですから

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