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ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタが、交尾したけど、卵はいつ産むのですか?

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noname#142800
noname#142800
回答No.1

おはようございます。 人間のように十月十日待たなくても環境さえ整えばすぐに産卵を始めます。 中ケース程度に黒土マットなどのよく発酵したマットを下部2~3cm程度固く詰め、上部をあまり硬くなり過ぎない程度に程好い堅さで詰めます。 産卵木は無くても良いですが、有れば有ったで選択肢が増えます。 後はゼリーと交尾済み雌を投入して1ヶ月程度待ちましょう。 転倒防止に樹皮や材片(未開封ゼリーでも代用可)を入れると尚良し。 温度は25℃以下ぐらいに保ちたいですね。 酸欠を防ぐ為にも上部は中粒子程度の発酵マットで構いません。 また、下部に堅詰めするマットはよく篩掛けしてから…と言われますが、面倒なので私は省きます。 産卵結果に大きな変化は見られないし、どのみち同一個体で同一時期に同一環境下で産卵数比較するのは不可能なので(ケース半分ずつ分ければ可能ですが)、ここ10年ぐらいは篩掛けなしでやっていますね。 大雑把にいうと1ヶ月程度で雌を回収し、更に1ヶ月程度保管してから割り出しを行うという流れになりますが、管理状況によって孵化までの日にちが変ってきます(気温が高ければ早く孵化するし、低ければ時間がかかる)。 割り出しタイミングを見計らう良い方法として、最初にケース側面や底面に卵が確認出来た時点で○で囲ってケースに日付を書き込みます。 それが孵化したら、産卵から何日間で孵化したか計算します。 雌を取り出した日から孵化までにかかった日数を待てば、計算上はケース内全て孵化している事になります。 更に1~2週間放置してから割り出せばほぼ全て孵化しているし、若齢を保ちながらも安全な頃合いまで待って割り出しが出来るという事です。 意味分かりますかね? 割り出したら必ず採りこぼしがあるので、更に1ヶ月程度保管して再度割り出しをしましょう。 マットの加水は握って水が滲み出て滴り落ちるようだと水分過多、握って転がした時に割れるぐらいが目安です。 がしかし、管理状況によっても一概に言えないので、あくまでも目安で。 どっちにしても水分が多いと腐敗や線虫が沸きやすくなる原因となります。 pH値の話などは難しいでしょうから割愛。 産卵木の加水・乾燥は産卵させる種類、材の堅さ、密度、気温、湿度、季節により様々で、一概には言えません。 水分が多いと腐敗や粘菌が発生し易くなりますので注意が必要。 私は様子を見ながら判断していますが、かなり大雑把です。 やはり失敗を繰り返し、試行錯誤しながら経験しなくては分からないと思います。 瞬時に加水する方法もありますが割愛。 黒土マットなら大丈夫でしょうが、セットを組んでからはマットが再発酵しないか確認するためにも、1~2日ぐらい実際の管理場所において温度合わせしながら様子を見た方が良いです(要領が分からない内は)。 しかし期間が長いとカビの原因になりますのでご注意を。 再発酵すれば温度上昇や酸欠で潜りませんし、最悪は死亡します(酸欠はほぼ間違いなく後で蘇生しますので死んだと思って捨てたりしない様に)。 それに関連するクリプトビオシスなどの話も割愛。 因みに野外採集個体であれば交尾させなくてもそのまま産卵する可能性が高いです。 大型雄を持っていれば追い掛けする事もありますが、そうじゃなければ私ならそのままセットに投入しますね。 産卵木は入れず、管理温度は20℃程度にキープしています。 以上、あくまでも一例ですからご参考までに…。 ネット検索でも色々出ているでしょうから、そちらを参考にするも良しですよ。

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