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まどか☆マギカの美樹さやかについて
- 【ネタバレ含む】まどか☆マギカの美樹さやかについて。分からない部分について考察。
- まどかの言う「何もかも」とは、どこからどこまでなのか?みなさんの意見をお聞かせください。
- まどか☆マギカの美樹さやかについての質問。さやかが望むカタチとは一体何なのか?
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質問者が選んだベストアンサー
そもそも「さやかを救う」というのは、どういう状態の事なのでしょうか? 恐らく「魔法少女にならない」状態の事だと思います。 その場合、上条君の怪我はそのままですが、さやかが人間でいれば幸せな未来を歩める可能性もあります。 (そもそもさやかの絶望の最大の原因は「自分と上条君の結ばれる可能性が潰えた」ことから来ていますし) なので、第一話からの一連の「非日常」を無くしてしまえば、さやかは救われます。 ハッピーエンドになるか分かりませんが、バッドエンドは回避できます。 まどかの言う「何もかも」はそういうことだと思います。 質問者様のおっしゃる通り、ひょっとしたらまどかは上条君が腕に怪我をしないように過去を変えられるのかもしれませんが、腕に怪我をした上条君を前にして、悩んだ事、苦しんだ事、決断した事を全て無かった事にするのは、それこそさやかが絶対に望まない事なのでしょう。 なので、上記以前の過去は変更しないという前提のもとであの会話が為されていると私は考えています。 (もしかしたら魔法少女や魔女に関係ない事柄は変更できないのかもしれません) マミさんも「救ってあげたいのか、それとも恩人になりたいのか」と言っていますが、怪我を治すことが目的なのか、手段なのかと問われてさやかが出した結論が「もう一度、あいつの演奏が聴きたかっただけ」です。 さやかは、その結論を誇りに思っているんではないでしょうか。
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- siffon9
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No.1です。 > 何故さやかのみ「何もかも」になるのか疑問なのです。 「さやかちゃんを救うには、何もかも無かったことにするしかなくて。(以下略)」 私は上の台詞の「さやかちゃん」の部分は、「過去から未来に至る全ての魔法少女」と読み替えるものと理解しております。 No.1での回答ではさやかの場合についてのみ書いたので「さやかに関して言えば」と書きました。 まどかの親友ということもあって、さやかの物語はこの作品の中でも大きな割合を占めて描かれてきまし、さやかの「救い」の場面を作り手側は挿入したかっのではないでしょうか? そういった意味もあって、他の全ての魔法少女に対してまどかが為したことの一つの例としてさやかの場合を描いたのではないかと思っております。 もうひとつ > それはさやかの望むカタチのはずです。 > 消えてなくなると伝える必要はありません。 「(この未来は)消えてなくなる」とは伝えていないと思うのですが? さやかを救くおうとした場合には「(この未来も)消えてなくなる」ことになる でも、それ(さやかを救うこと)はしないと、 まどかは言っていますし、さやかも納得しているように見えます。
お礼
ありがとうございます。 > でも、それ(さやかを救うこと)はしないと、 > まどかは言っていますし、さやかも納得しているように見えます。 ではまどかは大切な親友のさやかを救ってはいないのですか? 魔女化の阻止=まどかの救済=さやかを救う事ではないのでしょうか? まどかの救済がなければ、さやかは消えるだけではなく、魔女化してしまうので まどかの祈りによるシステムの変更がなされておらず、おかしい事になりますよね。
- siffon9
- ベストアンサー率64% (136/211)
> まどかの言う「何もかも」とはどこからどこまでなんでしょうか? さやかに関して言えば、「上条くんの腕を治したい」と願い魔法少女になったことと、それに起因する全てのこと、で良いと思います。 > もしかして、さやかが消えた後に、また上条の腕が壊れて > 何もかも無かったことになるのでしょうか? もしかして質問者様は、まどかが「何もかも無かったことに」したとお考えなのではないでしょうか? まどかは「さやかちゃんが祈ったことも、そのために頑張ってきたことも、とっても大切で、絶対、無意味じゃなかった」と考えたので「何もかも無かったこと」にはしておりません、ただ魔法少女の在り方を変えただけです。 新しい世界では、さやかは「上条くんの腕を治したい」と願い魔法少女となって魔獣と戦い、そして円環の理に導かれて消滅しました。でも、その願いがあったからこそ上条君は多くの観客の前でバイオリンを弾くことができる様になったわけです。 さやかの願い、祈り、頑張りは充分に報われたわけです。
補足
ありがとうございます。 しかし、まどかはアヴェマリアを弾く上条くんをさやかと見ながら 「さやかちゃんを救うには、何もかも無かったことにするしかなくて。 そしたら、この未来も消えて無くなっちゃうの。 でもそれはたぶん、さやかちゃんが望むカタチじゃないんだろうなって。」 とも言っていました。 さやかを魔女化から救うにはそれしかない。 しかし、それはさやかの望むカタチではないかもしれないと。 さやかの祈りが遂げられ、コンサートホールの上条くんが実現したのなら、 上条くんの演奏がたくさんの人に聞かれたなら、 それはさやかの望むカタチのはずです。 消えてなくなると伝える必要はありません。 新しい世界が魔法少女が魔女化する前に、絶望する前に まどかという概念が救済しにくる世界だと言うことは理解しています。 全ての魔法少女が最後まで笑顔で自分を信じていられるように、 世界のシステムを変えるのが、まどかの望みです。 何もかも無くしたとは考えていないので、 何故さやかのみ「何もかも」になるのか疑問なのです。
お礼
ありがとうございます。 そもそもの救うの定義が違っていたんですね。 まどかの言うさやかを救うは「魔女化させない」ではなく 「魔法少女化・ゾンビ化させない」だったんですね。 確かにそれはさやかの望むカタチではないですね。 さやかは上条くんの腕を犠牲にして 上条くんに「抱きしめて」「キスして」と言える体や状況を手に入れるより 上条くんを治す方を選びますよね。 視聴以来のもやもやが晴れました。 ありがとうございました。