経済面によく出てくるOO指数やOO率の出し方って分かりますか?
あれって全て分子・分母があり、その結果導き出された数値なのです。だから導き出された数値そのものに意味があり、その数値の趨勢によって、ある切り口から見た現在までの動きを知ることが出来る訳です。
でも多くの人は、その数値を導き出す為の数式を知らないし、更に言えばその数値の持つ意味合いを知りません。勿論、そうした数値を用いなくても、経済の現状を文章で書き表す事は可能ですし、他の一般紙はなるべくその方向で記事を作成しています。只、経済の今と今後を詳しく知ろうと思えば、そういった数値の変動を、これまでの社会情勢と照らし合わせて分析して行かないとなりません。また経済アナリストが示す経済予測を自分の意見に取り入れるにしても、何を根拠にそう予測したのかが分からないと、決して納得のいくものにはなりません。
日本経済新聞は他紙と違い非常に読みにくい新聞です。それは普段見聞きしない言葉や数値を多く用い、知りたい人に親切な紙面作りをしているからで、別に知りたくも無い人からしてみれば、今になって教科書を読まされているようなメンドクサイ紙面になっています。
だからビジネスマンにしても、好きで日経新聞を読んでる人は少ないのかも知れません。しかしそれでも日経新聞を読んでいるのは、社会においてはそうした専門的な情報が必要であり、それを基にした今後の展望が必要なのだと考えますが、どんなもんでしょうか。
お礼
大変参考になりました。ありがとうございます。