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発電について
色んな質問や回答を読んでいて 電気の発電量=電気の使用量 という回答をよく見かけますが、 それなら、仮に 1時的にでも誰も全く電気を使わなければ 発電所は全てストップしてしまうのでしょうか? それともすぐにでも使えるように発電しているのでしょうか?
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No.1です。 追伸: 小学校の理科の時間、電池と豆電球で学習したように、供給側(電池の電力出力)と消費側(豆電球の消費電力)は、必ずイコールです。 消費電力よりも発電電力を多く作ることなど、物理法則を無視したコメントです。 想像豊かな、楽しいコメントが多いようなので、、、 実際、電力会社の発電所では、電力の受給変動に即応するため、どのように対応しているのか、ご紹介します。 現在、主流の火力と原子力の発電方式は、高温高圧蒸気をタービンに勢いよく吹き付け、タービンを勢いよく回し、タービン軸上に接続された発電機を回しています。(ACCはガスタービン燃料と蒸気) 電力会社の中央給電所などが、電力の日々、時間毎の増減を予想し、予測値の発電量よりも5%~10%だけ、多めに高温高圧蒸気を作っています。 この、蒸気溜めに蓄えた、高温高圧蒸気のタービンへの出力量を調整して、発電量のコントロールを行っています。 需要量が増大すると、発電機の回転負荷が増大します。 需要量が減少すると、発電機の回転負荷が減少します。 この増減する回転負荷を、チェックして、タービンへ送り込む蒸気量をコントロールしています。 作った蒸気を100%タービンに送っているわけではありません。 無駄になるのは、蒸気です。 だから「電気が余ったり、無駄になるのではなく、蒸気が余ったり無駄になる」が正解です。 結果として、蒸気を作る燃料(ガス、油、石炭、ウラン)などが、上手く運用しないと無駄になると言うことです。
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- jkpawapuro
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・ストップはしません。 しかし、一切、発電はしていない状態になります。 ただ単に、発電機の電機子がグルグル回っているだけの状態です。 発電機の原理だけを考えるとこうなりますね。 ですがそれだと発電機にかかる負荷が減ります。 負荷が減れば回転数が上がります。 回転数があがれば周波数が上がります。 回転数が過度にあがれば発電機は壊れます。 よってもし急に電気の消費量が激減する・0になるといった事態が起きれば、発電機は自動停止します。 電気の使用量が瞬時に激減する事態は大抵送電線の断線などによる停電ですね。 消費量にあわせてすぐに発電機を止めないといけませんし、それが遅れれば遅れるほど多くの発電機が停止し広域停電に発展します。 一度広域停電になってしまうと、需給を見ながら順次発電を再開させることになります。 ボイラーの火を入れておくという意味での準備はできますが、タービンを回しっぱなしにして発電を続けつつ消費が戻ることを待つということはできません。
お礼
誰かが企てるのでなければ使えるのに誰一人使わないなんて事が起きたら それこそ奇跡ですね。w
- okormazd
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いくらかでも電気についての知識・技術のある人なら、 電気の発電量>電気の使用量 は、常識なのだと思う。どうして、 電気の発電量=電気の使用量 というんだろう。 送配電の損失は考えなくていいのかね。5%程度は損失があるのでしょう。 明らかにわかっているものを、仮に誤差範囲として無視しているなら大きすぎる差でしょう。 損失を使用量に加えているというなら、使用していないものを加えるのだから明らかに変ですしね。 また、「使用量」というのが、電力会社の販売電力量とすれば、 所内消費などで販売に回せない電力もあるしね。 だから、 電気の発電量>電気の使用量 です。 「仮に1時的にでも誰も全く電気を使わな」いという状況は、通常の状況ではなく、なんらかの極めて重大な全面的な事故、障害、災害などということだろうから、一部の電力消費がなかった時の対応とは、根本的に違った対応になると思うので、発電機は停止されるでしょう。発送電を再開するのも、一部の電力消費に対して再開する場合とは別で、1度に全面的な再開はできず、安全を確認しながら徐々に再開するという手順になるでしょう。
お礼
私はそんなに知識があるというわけではありません。(__) ちょっと疑問に思ったので質問させていただきました。 しかも「仮に」の話で・・・。^_^;
- 藻黒 知恵蔵(@ameru1999)
- ベストアンサー率28% (624/2203)
発電所は稼働してるけど発電はしていないのです。 完全に停止したら再稼働するのに時間が掛かります。 必要なときに電気が供給されません。
お礼
回答ありがとうございます
- rimurokku
- ベストアンサー率36% (2407/6660)
発電のためのエネルギーは簡単に変化させる事は出来ませんし、電気を保存しておく事も出来ません。 その為に、電力が必要ないときでもある程度のエネルギーを使って発電機を空回しの状態にして、必要があったときには直ちに発電できるように待機しています。 電力が必要ないからと言って発電機の回転を落としてしまうと、急激な電力需要が出たときに復帰が間に合わず、システム的な大停電を起こしてしまいます。
お礼
回答ありがとうございます
- kanemitsu-ike
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発電した電気をためておけないのは知っています。だから、電力会社は使う分だけ発電したいじゃないですか。自転車の電気を思い浮かべてください。電球が切れてても発電機をセットすれば電気はおきています。こぐのをやめれば電気は発生してません。じゃあ、電気がつかなければこぐのをやめれば疲れなくてもすみますよね。 だから、止めれるのなら、発電をやめます。でも、発電をやめるたまには時間がかかります。起動するのも同様に時間がかかります。1時間程度の変化にはついていけません。そういったリニアに反応できる電力が見つかるとエコですよね。
- momo_k_nozomi
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すぐに使えるよう、発電してますよ。 一度止めると再軌道も大変ですしね。 そもそも、発電量=使用量は理想ですが、電力会社が世の中の人の使用量を細かに予知できるわけはなく、 過去のデータや直前までの使用状況、気温、曜日などを勘案して、「このくらいあれば余裕」と言うところまで発電しています。 一瞬でも発電量<使用量になるとその電力会社の供給範囲一円が大規模な停電になり、しかも復旧も時間がかかって大変恐ろしい地獄のようなことになるので、そうならないよう、発電量>使用量を保っています。 でも、明らかにみんなが電気を使わない曜日や時間帯にフル稼働で発電してももったいない(電気は貯めておけないので、捨てることになる)ので、予想される使用量の+10%(だったかな?数字は忘れました…)くらいで発電してるはずです。
- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
> 発電所は全てストップしてしまうのでしょうか? > それともすぐにでも使えるように発電しているのでしょうか? ・ストップはしません。 しかし、一切、発電はしていない状態になります。 ただ単に、発電機の電機子がグルグル回っているだけの状態です。 例えば、お祭りの露天が使用する小型エンジン発電機で、露天の照明(電球)を点灯させたとします。 エンジン発電機から電気が送られて、電球が点灯したときに、初めて、電球が必要とするW数を発電機が供給したことになります。 急に、電球をOFFにしたら、発電機から電球に電気は送られていない状態になります。 この状態では、エンジンが、無駄に燃料を消費しながら回転し、発電機の電機子を回しているだけの状態で、一切発電はしていません。 だから、発電所側(発電電力kW)と需要家側(消費電力kW)は、必ずイコールで、必ずバランスしています。 以上は、実際はあり得ないので、極論としての概念回答です。
お礼
発電はしてなくても、発電機は動いてて燃料は消費されるんですね・・・。
お礼
「捨てられる電気」という表現は 「燃料を使ったがいいが作られなかった電気」のことをなのですね。