どーも。昔使っていたプロバイダーのユーザーIDが名前の由来となっている、cgy02110と申します。
私は別に漫画家でも何でもないので詳しいことは分かりませんが、とりあえず分かる範囲内でお教えします。もしかしたら間違ってるかもしれませんので、十分にお気を付け下さい(笑)
(1)【 原 稿 料 】
これは、漫画雑誌(サンデーとかマガジンとか)に作品を載せると手に入る収入です。正確な金額は分かりませんが、「1ページあたり1万円前後」という話を聞いたことがありますね。従って、18ページの作品を掲載すると18万円ぐらいもらえることになります。
もっとも、全員が1万円であるというワケではありません。新人の漫画家さんは原稿料が安いそうですし、逆に人気作家さんであれば1万円を超えることもあるそうです。また、原稿料にまつわる恐~い裏話も、色々とあるそうですね。その辺のことは、プロになってみないと実感が湧かないのかもしれません。
(2)【 印 税 】
これは、単行本(コミックス)を出版すると手に入る収入です。『かってに改蔵(久米田 康治 著、詳しくは参考URL欄一つ目をどーぞ)』という漫画の22巻111ページには、「印税ってのは10%だから、390円の単行本一冊売れると 39円が作者の元に入るわけ。10冊売れて ようやく390円」と書いてあります。つまり、1万冊で39万円、10万冊で390万円、100万冊で3900万円、1000万冊で3億9000万円となるワケです。よく、「漫画家は印税で豪邸が建てられる」なんて話を耳にしますが、実際には、かなりの数の単行本を売らないとダメなんですよ。
(3)【 ア ニ メ 】
アニメ化やゲーム化がされると、収入が増えるらしいです。
大ざっぱに言えば、漫画家さんの収入はこんなカンジだと思います。が、気を付けて頂きたいのは、こうして手に入ったお金が、必ずしも「所得」にはならないということです。
たいていの漫画家さんは、アシスタントさんとの共同作業で漫画を描いてらっしゃいます。そのため、アシスタントさんに給料を支払わなければなりません。ほかにも、原稿用紙を買ったりペンを買ったりと、色々なところでお金が減っていきます。つまり、原稿料だけでは絶対に赤字になるということです。単行本が売れて初めてマトモな生活ができるという、非常に厳しい業界なんですよ。
収入と支出とを考慮した上で、漫画家さんの所得は決まります。漫画家さんって、あるイミ中小企業の経営者と同じなんです。漫画のストーリーを考えながら、かつ経理をも担当する。そういう二重の苦労の末に、漫画は生まれます。収入が多いのも、頷けますね。
最後に、今年の長者番付を参考URL欄の二つ目に載せて、失礼させて頂きます。
でわでわ。