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可変抵抗器への接点復活剤の注入箇所

オーディオ機器やエフェクターなどのメンテナンスの際、接点復活剤を利用していますが、 可変抵抗器(ボリューム)へ利用する場合、どの部分に使えばいいのでしょうか? 新品のボリュームの写真を添付しましたが、 自分は[A][B][C]の3点(基板からはずせない場合は[A][B]の2点)に少し注入していますが、 はっきりとした知識が無いので正しいかどうか分かりません。 (目視できる可動部という理由で、ここに使っています。) 可変抵抗器の場合はみなさまはどの場所に使っていますか? また、ここは避けた方がいいという箇所、 その他、接点復活剤の使用の際の注意点なども ありましたら教えていただきたいです。

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回答No.4

いちど分解してみるとよく分かりますが、ボリュームというのは、喩えていうなら、人差し指と中指を立てて机の上を滑らせているような構造をしています。つまり、ブラシ状の接点が2か所あります。[C]からのぞき込むと、黒い帯状の輪っかの上に、3本くらいのひげが生えた金属板が滑っていくのが見えると思いますが、それが外周で、もう1つ、シャフトのすぐそばに内周があります。 (ただ、楽器用やエフェクタのPOTは、けっこう変な構造をしている場合もあると思います。可能であれば、型番から調べて分解された画像などを見つけて、見当をつけておいたほう良いでしょう。) 従って、スプレーを吹き込むなら[C]がベストです。その際、その金属板(摺動子)の先端めがけて吹くほうが効果的です。ガス厚で隙間に入りやすく、汚れを飛ばせるからです。内周のほうの摺動子も、見えれば狙って吹き込んめば効果があります。[A]に吹くのは、むしろ良くありません。シャフトはグリスが塗ってありますが、接点洗浄剤はグリスを溶かす場合があります。 しかし、いちばん良いのは分解洗浄です。ガリは、摺動子の先の汚れが問題なので、そこさえ拭い取れば足ります。ガリの原因として抵抗体自体にダメージを生じているケースもありますが、この場合は、もはや復活させる方法はありません。洗浄剤それ自体や、それを溶かしてある溶剤は、グリスを溶かすのも問題ですが、その黒い帯状の輪っか(抵抗体)にもダメージを与えることがあります。そのため、分解洗浄が最も良い方法だと言えます。 ときどき、「ダメージを与えにくい」と謳った洗浄剤もありますが、おそらく、溶剤・洗浄剤が「深刻なダメージを与える前に揮発する」という理由だと思います。そうだとすると、吹きかける量が多ければ同じことなので、[B]からドボドボと流し込むのは良くありません。 オーディオだと「上等なヤツに変えたら良いじゃん」と言いやすいですが、エフェクタとなると、そうも言えませんね。音質が変わってしまうとそのエフェクタを使う意味も変わってしまうので、同じ部品が入手できなければ修理して使い続けざるを得ないでしょう。「たまたま米軍放出品が手に入ったから作ってみた」的な製品も少なくないでしょうから、なかなか難しい話ですね。

参考URL:
http://blogs.yahoo.co.jp/f_bullet_b/25757016.html
outboardlover
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 リンク先のページも大変参考になりました。 パーツの品質=好みの音になるかどうかも分かりませんしね。 ショボイのが『味』だったり。 ********************** みなさまのご意見を拝見すると、接点復活剤はあまり 使用しない方がよさそうですね。 分解洗浄は今度試してみようと思います。

その他の回答 (4)

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1905/9108)
回答No.5

[C]・・・下部すきま  に吹き込みます。 ここに[Ω]形に抵抗膜が貼られています。 ただし、奥まで届くかどうかは、吹き込むテクニック次第です。

  • qann
  • ベストアンサー率40% (223/546)
回答No.3

いらなくなったボリューム(可変抵抗器)を一度分解してみる ことをお勧めします。 Aはまったく効果無し、Bもほとんど効果無し、Cが一番効果的ですが、 Cの部分に窓がないタイプもあります。(そういうのはお手上げ) 前のご回答と重複しますが、ガリ予防のために接点クリーナーを 使うのはやめたほうがいいですね。製品にもよりますが、あれ けっこうベタベタしてて、かえってホコリを寄せ付けることが あります。 交換したいけど部品が無い! とりあえず何かでごまかそう、と いう時に使うようにしましょう。

outboardlover
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 古い機材だとなかなか代用品が見つからなくて ついつい接点復活剤に頼ってしまいます。 これからは多用するのは控えようと思います。

  • yosifuji20
  • ベストアンサー率43% (2675/6115)
回答No.2

実際の接点がるのは、シャフト側から見て向こう側(裏側)です。 従って本当に隙間があればBかCからというのが効果的です。 でも実際にガリがないのであれば使う必要はありません。 ガリがあっても復活剤での修理は一時的です。 この予防は、電源のオンオフの時にはボリュームを必ずゼロの位置にすることです。 でも基本的に摺導抵抗ですからいつかはそうなりますね。丁寧に使うしかないかなと思います。

outboardlover
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 日頃のメンテが一番大事ですね。

  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.1

注入するとしたら[C]ですが、ボリュームへの接点復活剤の注入はお勧めいたしません。 写真のようなボリュームはほとんどがカーボン被膜を使用したものですが、カーボン被膜が復活剤の成分と反応して劣化する可能性が有ります。 また、密閉型でないと侵入した埃が復活剤にからみついて接触不良になる可能性もあります。 新品に変えるか、もっと高価(長寿命)なものに変える方が良いでしょう。

outboardlover
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 長寿命のボリュームがあるとは知りませんでした。 交換がベストなのは分かりますが、 古い機材だとなかなか代用品が見つからないので、 困るときがあるんですよね。

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