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コアインフレの上昇率加速とは
- 声明文の内容については、景気は表現・予想数値を下方修正する一方、物価についてはコアインフレの上昇率加速を念頭に上方修正するという姿になった。
- 量的緩和第3弾(QE3)に関しては、可能性は極めて低い。大統領選挙を控えた政治的なカレンダーから見ても、政治的な火種になる手段は実現困難な話だ。
- 金融緩和の継続は強調してきている。「追加は止めるが、継続はする」ということだ。緩和路線を継続していく根拠が、昨年8月に国債買入れを再開した時のように「最大雇用」と「物価安定」ではなく、「最大雇用」のみになったことについて、先行きの市場金利動向を考える上では、注意しておく必要がある。
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FRBがFOMC後の経済見通しでのインフレ率についてを指しているのかと思います。 経済見通しでは11年の個人消費支出(PCE)価格指数の上昇率を4月の2.3~2.5%に据え置きながら、食品・エネルギーを除くコア個人消費支出価格指数の上昇率を4月の1.3~1.6%から1.5~1.8%に引き上げています。 2月時点ではコア個人消費支出価格指数の上昇率は1.0~1.3%でしたので、上昇率が継続的に引き上げられている(=加速している?)と言えるかと思います。 なおPCE価格指数は日本でいう消費者物価指数(CPI)に相当するでしょうか。ただ算出方法が違いますので比較するとき注意が必要かと思います。
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- umaruko
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◯素人なりのこちらのニュースの解説・・・? コアインフレの上昇とはおそらくアメリカのコアCPI(食料品とエネルギー価格を除いた消費者物価指数)の上昇が今年に入ってから始まっていることだと思います。 アメリカのCPIに関しては↓ http://www.foreland.co.jp/market/data/usd-data06.html この要因はいくつか考えられますが、その大きな理由のひとつとしてFRBが進めている量的金融緩和策があると思われます。量的金融緩和とは簡単にいえば買いオペ、国債を市場から買い集め市場のお金の流動性を高める政策のことです。この副作用として大量にお金を刷ることによってお金の価値が減って、モノの価格が上がっているというわけですね。 現在アメリカはQE2、去年の11月から国債を新たに6000億ドル買い増す政策をやっています。QE1とあわせてリーマンショック前よりもFRBのバランスシートは3倍膨れ上がっている状況です。 QE2について http://www.blwisdom.com/word/key/100824.html 現在のFRBのバランスシート(英語だけど色々いじくれるのでオススメ) http://blogs.wsj.com/economics/2010/06/15/a-look-inside-the-feds-balance-sheet-2/tab/interactive/ ざっと言えば実体経済の下支えのためにQE2をやったけど、副作用として物価が上がりはじめていてこれ以上やるとインフレに米国民が耐えられなさそう。だから今の量的金融緩和を維持するけど、これ以上増やせないよ~というのがこのニュースなのでわ? このニュース大統領選挙をQE3を行わない理由にして挙げてるけど、連邦政府の債務上限が差し迫っていることで今議会が混乱しているが、これ以上火種を増やしたくないっていうほうが正しいと思いますねー。 ●参考 http://m-words.jp/w/E980A3E982A6E582B5E58B99E4B88AE99990.html 私は素人なのでなんかとりとめのない文章になってしまい申し訳ないですorz 詳しい人が居ればFRB内のパワーバランスとか聞きたいな・・・。FRBでQE2に猛烈に反対してたカンザスシティ連銀のホーニグ総裁とかがどういう役割を果たしたかとか・・(笑)←完全に個人的趣味ですけどw
お礼
ありがとうございます。 しかし、私にはいまいち理解できませんでした。。 すいません