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ポーランド映画界の巨匠アンジェイ・ワイダ監督作品
アンジェイ・ワイダ監督作品で “抵抗三部作” と呼ばれている 『世代』 『地下水道』 『灰とダイヤモンド』 の三つの作品のうち 『地下水道』 と 『灰とダイヤモンド』 の二つは昨年(だったかな?)CS放送で放映されたのを観たり、ビデオになっている事は知っているのですが、一作目の 『世代』 は “抵抗三部作” と言ってる割にはその時のCS放送では放送されませんでした。 『世代』 は放送の都合上何か有って放送できなかったとか、または作品自体ビデオにはなっていないのでしょうか? ご存知の方、教えて下さい。
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- ichien
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今晩は。 日本で公開されたのは20年近く前だったな、と思いつつ調べてみたら22年も前でした。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12649 確か新宿の貸館劇場の正月興行でしたが、事前に個人的に恐れていた通りガランガランの有り様でした。そのせいでかこの映画配給会社はほかにも続けて公開する計画は有ったらしいのですが、無くなったようです。 もちろん実際のところは知りませんが、この前にリバイバル公開した『尼僧ヨアンナ』などもかなり低調だったので、あとは推して知るべしというところでしょう。 まあ、そんな話は置いて。↑のページにはビデオの情報が有りません(ここの困るところは、 ・映像ソフトが過去には出ていたが、現在では廃盤で店頭では手に入らないので記載が無い。 ・これまでに映像ソフトが出ていないため記載されない。 このどちらなのかが示されていないことです)。 そこでもう一つ、ソフトの情報を記載している映画データベースを見てみます。 http://www.pia.co.jp/cinemaclub/syosai.jsp?movie_cd=5900456 やはり出ていないようですね。 権利関係に関して推測してみます。 20年も前だとビデオソフトそのものが1万以下と言うことは絶対に無かったし、この配給会社側も発売しても採算が取れるほどに売れるとは考えなかったと思います。 上映権以外に、更にビデオ販売権やテレビ放送権を買う資金的な余裕が無かったのではないかとも推測出来ます。 またはビデオも放送権も押さえたものの、それが今でも生きていて、なおかつ権利者が現在では行方不明で、第3者が交渉する余地が無い可能性も有ります。借金のかたに銀行が権利を押さえている場合も有り得ます。こういう時銀行はその権利を行使して新たな商売をするようなことはわざわざしたりはしませんから、こうなるともう2度と陽の目を見る可能性が無くなってしまいます(実は本当にそういうことは有りました)。 本当のところは判りませんが、何か問題が有るのかもしれないと思っていた方がいいかもしれません。 最後にアメリカの映画データベースを見ると、 http://us.imdb.com/title/tt0048500/ 米英独ではビデオが出ています。これなら日本のアマゾンでも買えますね(アメリカ版なら日本のビデオデッキでも再生出来ます)。 日本語による採録シナリオは月刊「シネフロント」の当時の号に掲載されました(もしかすると別冊の形になっていたかもしれませんが、今から現物を引っ張り出すのはとても辛いのでその辺の確認はしません)。
- OObYdOO
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『世代』 は放送の都合上何か有って放送できなかったとか、または作品自体ビデオにはなっていないのでしょうか ビデオ化はされてないと思います。 ただしビデオ化権と放送とは権利が異なる為、 字幕が間に合わないとか、現行の放送倫理に反する内容だとかなんらかの「放送の都合上」があったのではないかと 想像するほかありません。 とかくシリーズが完全に見られない(揃わない)ケースは 多々あります。