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放射能被爆について
東京では、どれ位、放射能の被爆者は出ていますか?病院入院通院患者など。
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「被曝」というと」なにか恐ろしいことのようなイメージがありますが、「被曝」というのはただ単に何かにさらされるという意味です。たとえば「写真のフィルムが電灯の光に被曝して感光してしまった。」などというように使います。 放射線に被曝するというのは、γ線やα線などにさらされること、つまりγ線などが体に当たることを言います。私たちは毎日常に宇宙から降り注ぐ宇宙線に被曝しています。 福島の原子力発電所から出るγ線は東京までは届きませんから、原発の放射線による被曝はありません。 放射線を出す能力を放射能と呼び、放射能を持つ物質、つまり放射性物質のこともしばしば放射能と呼びます。放射能に被曝するということは、放射性物質を含むチリが飛んできて体に降りかかった、という意味です。 野菜を無農薬で栽培しようとしたときに、道路を挟んだ向こう側の畑の持ち主が自分の畑に農薬をまくと、道路のこちら側まで農薬がわずかですが飛び散ってきてしまいます。農薬に被曝してしまうわけです。作物を精密に分析すると農薬が検出されます。ですから無農薬栽培のつもりが無農薬ではなくなってしまうのです。 微量の薬品を使うような場合、同じ実験室内で他の薬品を使っていると、その薬品の一部がチリになって飛んできて混入してしまう、つまり被曝してしまう、ということがしばしば起きます。ですから化学の精密な実験をするときは同じ室内で他の薬品を使ってはいけないのです。 さて、福島の原子力発電所ではかなりの量の放射性物質が大気中に放出されました。これは大気中を漂い風に流されてとても希薄に薄まりつつ東京周辺にも飛んできています。全東京都民はこの微量の放射性物質にさらされています。つまり放射能に被曝しているのです。ですからご質問の 「東京では、どれ位、放射能の被爆者は出ていますか?」 に対する回答は 「全東京都民が被曝しています」 になります。 「病院入院通院患者など。」 については 「ゼロです。」 が回答になります。 ちなみに、 「まだ病院へ行ってはいないけれど、本来なら治療する必要のある人は東京都には何人いますか?」 に対する回答も 「ゼロです」 になります。
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- turquoisebird
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微量の放射性物質は原発の問題が沈静しない限り続きます。 健康診断で日常生活には差し支えない量も浴びる可能性もあります。 勘違いされていますが、被爆イコール原爆と、被曝は違いますよ。
お礼
回答、ありがとうございます。
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詳しい回答、ありがとうございます。