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先祖を敬うには、神棚でも良い?
- 先祖を供養する方法として神棚が適しているかどうかについて相談しました。
- 占い結果によると、先祖の影響が夫婦の仕事面に出ていると言われました。
- 自分にできることを実行するために神棚を用意し、毎日お経を読んで思いを馳せることにしました。
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日頃気にもしていなかった、占いなどに頼るきもなかったのに、ふと聞いてみた。 その心には迷いや不安定がある場合と、「縁を持たされる」場合があります。 相談者様の場合はたぶん後者だと私は感じます。 つまり、自分の心の奥底か、先祖の気持ちとして、見つめなおす事を求められているということです。 でもそれはその占い師の言動が正しいというのではありません。 あなた方自身で見つめなおす事に意義があるのです。 【以下長文ですいません】 元々氏神のいわれは氏族の祖先を祀った事に由来しますから、先祖を神として祭る事はあります。 本来仏教で宗派を替える宗旨替えは流れを変える、先祖の崇敬した信仰を変えると言うことから良くないこととされています。でもこれは仏教やたの宗教での話であって、神道は宗教ではない(日本の基軸となる神社神道では教義がない)のでこれに当たるかどうかは微妙です。 ちなみに神社本庁に「神道に帰依するにはどうすればいいか」と聞いた知人は「神社に行ってお賽銭を上げればいいです」と答えられたそうです。 でも、その自称霊能者の回答には私は個人的に賛同できません。 遠く離れた先祖の墓を守るのは大変です。最近は葬祭業者や寺が肩代わりするサービスもある場合があります。 それでも年に1-2回は訪れたいものですね。でなければいっそ墓を移してもいいでしょう。 また、離れた先祖を祭るの方法として「陰膳」と言うのがあります。 俗には遠く離れた人や行方知れずの人の安否を心配して、その人の為にと自分達と同じく食事を供する事とされています。 本来仏教には魂に生死の差はなく、この世は魂の修行の場の一部ですから、相手の生死に関わらず食べ物を供する事を陰膳と言います。つまり仏壇にご飯を供えるのも陰膳の一種なのです。 ということは菩提寺にお願いしてご本尊を分けていただき、自宅に仏壇を置いて祭れば、お寺に行かなくても祭る事が出来ます。 この世に生を受ける事は一つの修行の形です。悟りを開けばこの世に生まれ変わるどころか、仏の境にも生れ落ちない最終到達地点に至ります、これが真の解脱です。 過去の負債を全て解消すればこの世に生まれないという解釈もあり、その考えに立てば“過去に負債”を居っているからこの世にいると考えれば「がかなり悪いものを持ってきている」なんて驚くに値しません。それを返すためにこの世に居て、返せるだけの収入があるのですから。 もし、自分独りが生きるのにやっとの状態の人が大きな負債を背負っていたら返せると思いますか? ゆとりの有る収入は、過去の負債を返せるゆとりがあるということです。 ではその負債はどうすれば返せるのか・・それが布施です。 布施というとお金を出す事だけを考えますが、実際には行動による奉仕も布施なのです。 社会貢献をするというのも充分に負債を返している“布施”ですから、これからは社会貢献の姿勢を見せては如何でしょう。 海外、特に米国ではこの法則を知らなくても「基金」や「財団」によって布施を行い、国もこれに税金をかけないとか減免するという布施を施していますが、残念ながら日本ではやっと故郷納税という基金が出来たばかりで、遥かに社会的生き方として遅れています。それでもできる範囲で様々な“布施”ができるはずです。 多くの自称霊能者などが先祖の負債を返すために金を寄こせとか祭れといいますが、祭ることは基本的なもの、つまり土台であって、それ自身が先祖供養になるものではありません。 先祖供養は箱物行政ではないんです。行動あってこその供養なのです。 その道理を知らない自称霊能者に高等な霊は憑いていないと、私は確信しています。 お経だって実際には菩提の宗派によって違う場合があります。念仏や題目だけで充分な宗派もあります。 菩提の宗派を確認し、お経を読むのもいいです。 じつは経を読むというのも“布施”・・これは法施(ほっせorほうせ)といいます。 経、つまり仏の教えを周囲の人説いて広める事、あるいは自分に言い聞かせて実践する事で徳を積みます。その得を他の人(亡くなった人を含む)に分け与える事で更に大きな徳を積む。これは法施の原理です。 だから、タダ読めばいい、聞かせればいいというのではなく、実践が必要なのです。 「経は死んだ人に聞かせるものじゃない、自分の為に読むんだ」という人が居ますが、その真意はココにあるのです。 春日大社などでは祭事の中に僧がやってきて読経を以って奉納する行事があります。 ですから神社で読経する、神棚に向かって読経するということは“おかしな事”ではありません。 その霊能者はあながちデタラメではないようですが、私個人の意見としてはあまり信頼性はないと感じています。 で、まとめです ・時には氏神様(地元の神社)に参拝し、感謝と敬神の念を養いましょう。 ・仏壇を置くか、小皿でいいのでご飯を盛り、それに向かって先祖を思い感謝しましょう。捧げたご飯はそのまま食べてもいいし、自分達の食事が終わったら処分してもいいです。 ・社会奉仕、地域の人や他人の為に出来ること、何かあるかを考えましょう。 もちろん復興基金への寄付もいいですし・・自治会などへの労役でもいいんです。 もし既にやっている事があれば、霊能者の完敗ですね。
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- hifumiyo
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本来なら仏壇御位牌で供養のところですが 嫁入り先に妻の家系の仏壇をまつるわけにはいきません。(養子なら別) なので代わりに神棚で神様に仲介ご加護をお願いするのだと思います。 それと供養すると先祖が頼ってくるので、時に不要な災いを呼び込むことがあります。 そういう方面に明るくない人は安易にかかわらない方がいいこともあるのです。 (とは言え誰かがやらねばならないのですが) 神棚での供養はその点、安全です。
お礼
神棚で仲介ご加護をお願いすることができるのですね! そうであるのであれば、納得です。 確かに、嫁入り先に持ち込むことはできませんよね^^
神棚でご先祖を敬うなんて常識外れもいいとこです。そのエセ占い師、そうゆう基礎知識も無いんでしょうかね。そんなインチキの言う事に左右されてはいけませんです。 神棚っていうのはあくまでも「天照大神」と「土地の氏神」や「御神体」を祀る所。ご先祖を敬うのは仏壇です、仏壇。仏壇が無ければ、ホームセンターへ行き、木のケースか小さな観音開きの棚を購入し、故人の写真なんかを飾れば良いのです。「鐘(鈴)」と「線香立て(置き)」が備わっていれば充分。宗派により異なりますが、水とご飯を上げて、手を合わせればそれでOKです。更に「本尊様」の小さな像があれば充分です。仏具店に行けば売ってますから。
お礼
何も仏儀的なことがわからずに突然言われたことだったので、後になっておかしいことではないのかな?という気がしてきて・・ ありがとうございます!
- afromaniakud
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まぁ占いなのであまり深刻にとらえずに。 神棚ですが、さかきの葉と米と酒と塩を月に1回か2回お供えするばいいと思います。できれば男性がするほうがいいです。 お経も苦にならなければつづけるといいと思いますが、2拝2拍手1拝で感謝の言葉を言うくらいでも十分だと思います。これも毎日する必要もないと思います。 近くの神社(氏神様など)のお神札をかざっておきます。 一番いいのはお墓参りですから、遠方ということですが、数年のうちに一度くらいはいけるといいですけどね。 あまり形式にとらわれるのもよくないのでできる範囲でいいと思いますよ。
お礼
その時は聞ける限りで方法を聞いたつもりですが、何せ突然のことだったので後で色々とわからないことがあり、とにかくやらなければ・・という思いでしたが、確かに義務感ではなく、できる範囲で気持ちを込めてできるといいですよね! 気が楽になりました^^
- norinorikiss
- ベストアンサー率21% (142/655)
こんばんは^^ 亡くなられた方を慈しむ形式は、仏式と神道式やキリストなどがあります。 神道式でも祀られると思います。普段の神棚は(さかき葉・塩・米・酒・)などを祀ります。 占い事は あまり信じないで 普段のままで^^ 夫婦円満が1番ですよ あまり、気にかけないで、無理をしない程度に^^ 失礼しました。
お礼
ありがとうございます。精神的にしんどくなってしまったので、気が楽になりました!
お礼
私も、話の中で半分くらいは信頼性がかけると感じていました。 でも、先祖の話をされたことは妙に自分の中で気になり、その霊能者を信頼するかどうかとは別に、 何か自分でできることがあれば、したい。という気持ちになりました。 今回は、主人の思いつきから始まったことで、これも縁なのだと思います。 長文ですが、すごく理解できる内容でした。 もし、霊能者の方がこういった内容の話をしてくれていたとすれば、私の受け取り方も全然違ったものだったと思います。 私は神社は居心地がよいので好きで、主人とちょくちょくと近所の神社を参っていますし、子育ての関係で今は休日の多くを地域活動に費やしているので、霊能者の完敗かな・・笑 ただし、奉仕の気持ち、感謝の気持ちを忘れずにこれからも自分にできることを少しずつしていきたいと思います。 霊能者の話は別としても、きっとこの機会は何かしら与えられたものだったと思います。 この手のことは、どこでどうやって学べばよいかわかりませんでしたのでとても参考になりました。 ありがとうございました。