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ご先祖の供養に関する問題とは?
- ご先祖(お墓、ご仏壇)の供養について質問があります。主人の祖母から、彼が唯一お墓を守る存在となることを告げられました。
- また、ご先祖のお墓は近いうちに都心から近郊都市へ移す予定があり、新しいご仏壇を用意する必要もあるようです。
- しかしながら、質問者は叔父や義父より先に順番が回ってくる理由がわからないという悩みを抱えています。また、共働きで子供がいるため、ご先祖の供養に十分な時間を割けない状況です。質問者は順番や義祖母の意思に疑問を抱いています。
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徳川家光の騒動により長子が家督を継ぐという風習が成立しました。これは跡目争いを避けるためです。 古今東西を問わず、このような争いは続けられてきました。基本的には長子相続ですが、実務上では長子が家督を受け継がねばならないなどという決まりはなく、資質がなければ廃嫡されるだけです。つまり家長の義務として尤もふさわしい者を後継者にしてきたのです。だから跡目争いがあったわけですから。一般の家でも「勘当」といって相続権を奪われました。 しかし、戦後自民党政権下では国民の財産の搾取という観点から勘当を廃止し、財産を均一に配分する事で「財産の吐き出させ」を推進してきたのです。 他の兄弟には子供という跡目を継ぐ資質に欠けているのだから現在の家長であるお祖母様がご主人の家系に後を継がせようとするのは理に適っています。 しかしながら御義父母が健在でありながら仏壇を孫である貴女がたの家に移すことには一分の理もありません。顕在である子を通り越して孫に世話をさせるのでは、子としての義務も親としての責務も両方放棄したことになります。後を守るのは仕方ないにしても、余りにも理不尽です。 しかも墓まで遷すとは、その後、お祖母様やお義父母様達は盆暮や彼岸に出てこれるのでしょうかね。 要するに面倒だから適当に押し付けているだけでしょう。他の兄弟も厄介払いしただけだと思います。 もし位牌を守るという大役であれば、菩提寺も今の寺と同等の場所を探したり、仏壇も簡単には取り替えられないことを知っているはずですから。 このような場合、通常は次のとおりにします。 まず、仏壇を設えるのは構いません。しかしそこには本尊のみを入れて位牌は入れません。 仏壇は本来先祖を祀るものではなく本尊を祀るためのものです。だから位牌はそのまま実家で祀り、実家の家族が居なくなった時点で孫の仏壇に遷します。 ただ、本尊も入れないのは邪が入ると言って忌み嫌われます。我が家もこの方法を取りました。 我が家では親が引越ししてきたので、こちらの仏壇は本尊の抜いてもらい、処分しました。 もう一つの方法は影祀りという方法です。これも上記と同じですが位牌も御分霊を祀ります。 しかしこれはあくまでも影で、供えるものも影膳と言ってあくまでも本宅の位牌に手を合わせられないから仮に祀っているだけです。受け継いだ際に供養して処分します。 もう一つはスペースだけ用意しておく方法。本来は本家の仏壇を移動するスペースを確保します。 また、当然家系を一手に守るのですから、それなりの遺産の分配、或いは管理料の支払いも遺書や文書で記録すべきです。今の世の中こういったきちんとした文書を整える責務を嫌ったが為に起きている揉め事が山ほどありますから、結局お祖母様が亡くなった時には負担だけが残ることになるのは目に見えています。 家督を子や孫に譲るには、まず自らが一を十に考えて責務を全うしなければなりません。 まことに失礼ながら、義父母様やお祖母様たちの言動にはそのような部分が全く見えません。
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- gisahann
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伯父に子供がいないことは、祖母様の考えの中に大きく左右しているものと考えます。 あくまで個人的に考えるには直系の中で処理したいのですが、だからと言って、 今すぐにお墓を移したり?、伯父さんが養子をとるかとらないかとも関係します。 親族の誰かが見れば良いことで、兄弟間では順番はないでしょう。 お母様の安心感はご主人にということですが、よく話し合われてください。
お礼
アドバイスどうもありがとうございます!! 祖母の希望は叶えてあげたい気持ちもあるんですけどね…。 これ以上今は他のものを抱えられない状態です(泣) もう一度よく話し合いたいと思います。
お礼
どうもありがとうございました! とてもわかりやすかったです。 もう一度私達の意見を聞いてもらい、よく話し合いたいと思います。