PC用はメタノール(アルコール)の水溶液を改質して水素を作成する構造だそうです。(展示会でNEC説明員から聞いた話)PCは航空機に持ち込んだりするために可燃性の低い物にする必要があるためです。
燃料電池車の燃料は
1 水素ガスをボンベから供給:ボンベが重い。水素が逃げやすい
2 水素吸蔵合金に貯蔵した水素ガスを使用:重い
3 ガソリンを改質して水素を製造:危険性は現状と同等。改質器の寿命が課題
4 メタノールその他のCHを含む液体燃料を改質して水素を製造:製造方法が未確立。燃料の供給が課題
5 天然ガスを改質して水素を製造:ボンベが重い
などが研究されています。
本命は燃料供給システムが確立しているガソリンを利用する方法といわれています。
水素を使用した際の危険性について、漏洩を想定した実験をした限りでは天然ガスやガソリン以下の危険性であるそうです。
水素は気体分子が小さいため、漏洩しても換気扇の孔くらいの開口があれば逃げてしまうそうです。車庫でガス漏れした場合の爆発を想定した実験をしたそうですが、爆発限界(ある濃度範囲で無いと爆発しない)にならなかったそうです。
お礼
ありがとうございます。 >本命は燃料供給システムが確立しているガソリンを利用する方法といわれています。 ガソリンから水素を取り出すとは意外です。 たぶん、環境に影響はないんですね。 水素の安全性はある程度理解できました。 ただ車が衝突したときに爆発するのではという不安がまだ残ります。