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JR東 仙石線のATACSについて
専門的な質問すみません。 JR東日本の仙台支社管内の仙石線でATACSが導入される予定でしたが、大震災で導入後の運行開始日が延びてしまいましたよね? 私が調べた限り、運行開始日はまだ未定ということなのですが、おおよそどのくらい時間がかかるのでしょうか? まだ復旧していない路線の修復時間なども考えると、来年以降になる可能性もやはりあるのでしょうか?
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ATACSの導入決定自体は既にJR東日本から公表されたことであり一般にも報道されましたので、別に隠すことでもなければ特別に専門的なことでもありません。むしろ、安全な運行のための保安システムについて広く周知するとともに、その情報を利用者が幅広く得ることはとても大事なことといえるでしょう。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110205-OYT1T00454.htm ただ、ご存じのとおり3月27日の導入目前にして仙石線が大きな被害を受けてしまいました。ATACSにかかわる設備自体も同様に被害が出ている可能性が高いです。また、このような保安システムは通常路線単位で導入しますので、今(2011年6月)の時点で運行を再開している区間だけで導入、というのも現実的には難しいでしょう。また、今回の仙石線でのATACS導入は実証実験的な意味合いが強いですので、仙石線を運行することだけを考えればATACS導入を急ぐ理由はないですし、なくても運行は続けられます。それに、被災地としては運休区間の復旧の方を急ぐべきという考えもあるでしょう。そうなると、仙石線の全線復旧の見通しが立たないいま、ATACSの導入も見通しが立たないのではないでしょうか。 しかし一方、ATACSはこれまでにない新機軸を盛り込んだ次世代型の運行・保安システムですので、ATACSの研究・開発自体は続行されてしかるべきかと思います。そうすると、やはり実証実験的なフィールドはどうしても必要になってきます。仙石線の全線復旧が仮に年単位に及ぶような場合、実証実験のフィールドとしてあえて被災地を選ぶ必要はないという判断にもしなれば、どうしても仙石線でなければならない理由はありませんので、他の路線にフィールドを移して導入する可能性もないとはいえないのではないでしょうか。
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一般人にその質問がどのように影響しますか? また、一般に公開されている情報なのですか? 何の必要があるのですか?