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国内の尾根系で最も難しいコースは?
バリーエションコースで国内で最も(優劣難しければ上位3つ程度)難しいと思われる、言われているコースはどこでしょうか? 通常そのコースへ行くような人は、3つ道具などを使わない無雪コースでお願いします。 (登攀ルートを入れると無数になるので) コースはガイドブックには載っていないと思いますが、多少人が行っているようなところでお願いします。 (開拓したコースや誰も知らないコースでは参考にならないので) 将来の検討・目標にしたいので。 なお、「難しさ」は技術的要素を一番に考えていますが、総合でも結構です。(アプローチ難度、長期で体力的、エスケープなし、複雑地形などなど)
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No.1のJagar39です。 初心者かと思って「危なっかしいかな」と危惧していたため、ああいう回答になりましたが、岩登りの経験もあるのでしたら問題ないでしょう。IVのムーブができるのでしたら、やはり奥穂~西穂、鋸、剱岳北方稜線あたりが当面「最難関」になるでしょう。 いや、実際問題としてIVのムーブなんて誰にでもできるのですが、高度感抜群の現場でIVの数歩を前にしたときの緊張感(つまりビビリ方)はまったく違いますから。 岩場はせいぜいIV程度なのでたいしたことはないのですが、長いので体力が必要ですし、ロープなしでIII程度の岩場を行く緊張感もなかなかのものですし、けっこう手応えがあると思います。
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- bluedoit
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ここで聞くくらいなら行かないほうがいいですよ。
バリエーションルートと一般ルートの狭間に位置するようなルート、と捉えれば良いのでしょうか。それともバリエーションルートの中では最も優しいルート、なのかな? とりあえずすぐ思いつくのは、北アルプスでは奥穂高岳~西穂高岳の稜線、剱岳北方稜線(剱岳~仙人池)、南アルプスでは鋸岳~甲斐駒ヶ岳の稜線、あたりでしょうか。 北鎌尾根になると完全なバリエーションルート(通常ロープを使用する)になるでしょうし、槍ヶ岳~北穂高岳の稜線(槍穂縦走)は易しすぎる、ということになるかな。 なのでこのあたりが質問者さんの「将来の目標」として良い線いっている、と思います。 ただ、奥穂~西穂も剣岳北方稜線も、「通常ロープを使わない」のは確かにそうなのですが、それはそのルートに行くのに「ロープを使用した登攀技術を習得する必要がない」という意味ではありません。 ちょっとルートファインディングをミスっただけで、ロープ等の確保がないと脱出不可能になる場面はあり得ますし、補助ロープやスリング等の何らかの確保手段は持っていく人が大半でしょう(つまり使い方は知らねばならない)。 ですから、初歩的なクライミング技術は習得した上で挑むべきルートである、と思います。 習得すれば北鎌尾根も視野に入ってくるでしょうし、剱岳の八ツ峰とか前穂高岳の北尾根なんかも現実的な目標になってくるでしょう。 「技術的」には、どのルートもたいしたことありません。「ロープを使わない」ということは、IIとかIIIの難易度、ということですよ。せいぜい部分的にIVが出てくる程度です。一般登山者の域は超えていますが、バリエーションルートの難易度としては最も易しい、ということなります。 ただ、山の難しさはいつでも「総合的」なんですよ。技術的(それもクライミングのムーブ的な)難易度だけを抜き出してルートを評価するのは難しいです。 基本的にどのルートもエスケープルートはありません。正確に言えばないわけではないのですが、「エスケープルートは正規のルートより難しい」です。奥穂~西穂だと天狗のコルから岳沢にエスケープできますし、剣岳北方稜線は長治郎雪渓や三の窓雪渓が使えるのでむしろ「エスケープルートは豊富」とすら言えます。 ただ、長治郎雪渓の上部など、時期や状態によってはそれこそロープが必要になりますが・・・ なので「総合的な評価」をすれば、上に挙げた3本のルートは「ロープを使う岩登りルート」である剱岳の六峰Cフェースあたりなんかよりよほど難しい、と思います。
お礼
さっそくありがとうございます。 挙げていただいた3つの内、2つをこの夏行きます。(鋸、西穂) この3つくらいがザイルなしだと最難関でしょうか? それ以上だと普通はザイルですか。 10年ほど前にザイルパートナーが引退するので、私も卒業(中退?)しました。 今はたぶんIV級程度が関の山だと思うので、本格的岩登りはできないです。 今は踏跡(トレースなし)登山を中心にしていますが、メジャーなバリエーション(尾根)も目標・夢?として考えてみたくて質問しました。 ありがとうございました。
お礼
再度ありがとうございます。 経験とは関係ない質問と思って書かなかったのですが、確かに危惧されますね。 その3つ以後はやはり、読図やルート開拓などの方向にしてみたいと思います。 確かにザイルの有無は、まったく違うルートに感じます。 お手数をお掛けしました。