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厚労省 村木さん(無罪になった)の寄稿文を読んで
社会人しながら、衛生管理業務の知識を得たくて、心理学の大学院を利用しています。 無罪を勝ち取った厚生労働省の村木さんが日系ウーマンに寄せた文章や これまでご本人がだされたコメント・エッセイのようなもの等を根拠に 職場で違法行為が起きないために必要なあり方について検討する場に参加しました。 ・・・ 日本では、村木さんは仕事ができる女性として高く評価されています。 それに触れるたびに、私は仕事を続ける意欲を消失します。 それは私が思っている仕事ができる人物像と大きく掛け離れていることも理由の一つです。 ・・・ 村木さんが定年まで続けられる仕事を持ちたいと思ったのは学生時代だそうです。 以後、そのモットーを貫き、現在の状況のようです。 これまで村木さんが発した全てのコメントや文章等を読み勧めていくにつれ 愕然とさせられるのは、 村木さんご自身が仕事を続ける意思決定をし、それを遂行していることを 最重要課題とし取り組んできたことが十分に伝わってくるのですが、 共に働く同僚や仲間、村木さんがお仕事を通じて関わる一般国民への意識が皆無 ということです。 村木さんの人生観で大事なのは、ご自身がキャリアを築くことでしかなく、 仕事を通じて関わる他人らとwinwinになろうという意識が一度たりとも表現されていない。 つまり、この点に対して無配慮・無関心であったと気づかされます。 最近、流行している、自分がどうしたいか?のみに焦点をあてて遂行する行動学(自分中心心理学) に添った生き方をされているのです。 自分の言動が、他人に多大なる迷惑を与えることであっても、 自分が仕事を続けるために必要と判断したならば、 他人の迷惑は省みずに、その言動を遂行しつづける能力の高い方だと分かりました。 弊社の場合でも、こういうタイプの方が定年まで残ります。 一方、 自分の仕事を通じて、よりよい社会になるよう、仕事を通じて貢献できたら・・・ という意欲を少しでも持っている人は早々に退職します。 同時に、 同僚や仕事を通じた仲間と力を合わせ(管理職なら、少しでも部下の力の引き出し) チームとして良い仕事をしたいと考える上司らは、村木さんタイプの自分中心派に 事実無根の疑惑をでっちあげられ足を救われて、出世はほどほどになります。 【問1】 自分のことしか考えずに言動できるって、仕事を続ける上では最大の武器でしょうか? 【問2】 他人の痛みに鈍感だったり、他人に配慮できない人って、苦手って思っていました。 私の場合、他人と関わり、良い感じを共感できることを嬉しいと思っていたから。 職場においても他者との関わりは重要だと思ってきました。 けど社内外を見ていても、私のように他者との関わりを重要とおもっている人は さほど出世できず、気がつけば事実無根で足をひっぱられ、ほどほどの出世で終わってます。 けど人間的魅力に溢れているとか、人目や人の関心が集まる人が多いとか、 公私にわたり付き合っても友好的な良い感じ・心地良い感じがあります。 一方で、自分の考えを遂行する能力の高い村木さんタイプの方々は、 他者を必要としない生き方と言えるのだそうです。 自分で自分を幸せにする方法をしっていて実行できる。 他者との関わりで幸せを感じることに重要視しなくても、自分1人であっても十分幸せを感じられる。 脳の遺伝子配列で「無人島で一生涯一人で過ごしても幸せに過ごせる」のがあるそうですが、 そのタイプなのだと知りました。 現在の世の中とは、 他者と共感したり共存しつつ、共に幸福になることを見出す生き方よりも、 あくまでも個を優先させ、個のモットーのみを追求する生き方の方が社会的成功を収めやすいのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。