- ベストアンサー
スピリチュアリズム
江原啓之さんの本で、「スピリチュアルメッセージ」という本がI、II、IIIと3冊ありますが、これは例えば「シルバーバーチの霊訓」のように、「昌清霊の霊訓」と考えても大丈夫でしょうか? シルバーバーチがモーリスバーバネルを霊媒として地上にメッセージを送ってきたように、昌清霊が江原啓之さんを道具として現代の人たちにメッセージを送ってきたということですよね? 間違っているでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
端的に「YES」or「NO」で答えるなら「YES」。 ただし、これには注意点があり、スピリチュアリズムを知り始めたばかりの人だとすると、短絡的に何がどうと判断できない部分があります。例えばシルバーバーチの場合はトランス状態がフルであり、完全入神です。そこでシルバーバーチは自分で英語を十数年かけて勉強する必要がありました。古代アメリカインディアンの経験を3000年前に持つ彼が、近代のイギリスに説きに来たからです。近藤千男によれば、インディアンは幽体で、シルバーバーチ本体は違うのでは云々とありましたが、要はアメリカインディアンの類魂なんだろうと思います。そしてモーリスバーバネルの守護霊でもあるんじゃないでしょうか。つまり、モーリスバーバーネルの類魂であり、また、3000年前の或るインディアンの類魂でもある訳です(狭義の)。これが江原啓之氏の場合は意識が若干残っているセミトランス状態であり、昌清霊は江原啓之氏の脳から言葉を引きずり出すことも可能だと思われます。これは現代日本語と、中世日本語が、割と近い、シンクロ率の高い言語であるために、二人の共同作業が可能だということでもあります。シルバーバーチとモーリスバーバネルの場合はそうはいきません。古代インディアン語と近代英語のシンクロ率が全くありません。そしてお膝元の言語ですら、ほとんど忘れてしまった。シルバーバーチは自分で英語を勉強するしかなかった。だからシルバーバーチは、バーバネル必要なし、ということです。下手にバーバネルの意識が絡んでくると、純粋な霊言になれません。江原啓之氏の場合は、中世日本語をしゃべる昌清霊が、中世日本語で現代日本人に分かりにくい言葉を、江原啓之氏の脳から分かりやすい言葉を探し出して述べる場合がある、ということなのではないかと思います。江原啓之氏自身がスピリチュアリズムへの造詣があるために、昌清霊は江原啓之氏の意識を完全遮断する必要が無いのです。同じ例に小桜姫があります。小桜姫も多慶子夫人のセミトランス状態です。多慶子夫人は別にスピリチュアリズムも、北条早雲に滅ぼされた三浦の小桜姫のことも知りません。ですが、昔の日本人ですからある程度「道」というものは心得ていたのかもしれません。小桜姫も多慶子夫人の意識を完全遮断する必要はなかったのでしょう。 現在江原啓之氏がメディアなどで主に使用している能力は、「自動書記」と同じ、インスピレーション式に思念派だけを受け取る霊感書記現象(コナンドイルの心霊学P83)であり、それを「書く」という作業ではなく「述べる」という作業をしているにすぎないものです。 このように、霊言の伝達方法も多岐にわたるため、シルバーバーチがどうだから何だと、簡単に判断することはできません。せっかくシルバーバーチを読んだのに、そこから何を学んだのか、もう少し振り返った方がよいと思われる記述が多くて困ります。
お礼
ありがとうございました。 昌清の霊訓、購入します。