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「相撲」と「プロレス」の違い
プロレスは「シナリオのあるショー」だと思います。 もちろん真剣勝負も中にはあるでしょうが、 プロレスファンの多くは ショーであることを認めて楽しんでいると思います。 しかし、相撲でショーは許されないでしょう。 つまりショー=八百長は駄目ということです。 なんとなく感覚では分かっていても 明確な理由が思いつきません。 1.国技だから 2.金銭・星の授受が伴うから 3.メジャーなスポーツだから 正直、これくらいしか思いつかないです。 プロレスと相撲の違いって何でしょうか? できれば両方を比較した納得できる御回答を お待ちしています。宜しくお願いします。
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おはようございます。 >うち負かす方が楽というのがよく分かりません。 これは単純に、観客にバレないように八百長をやるのは大変難しいことなのではないか、という意味です。真剣に勝負に挑んで勝つ(負ける)ことよりも、観客の目を欺くことの方がずっと難しいと思うわけです。土俵という非常に限られたスペース、厳格なルール、の中での真剣勝負なので、それだけ観客の目も集中しやすいはずです。だから、少しでも不自然な点があれば、簡単に見抜かれてしまうのではないでしょうか。相撲は集中力がないと良い勝負ができません。逆に集中力がないと、観客に簡単に見抜かれてしまいます。「あの力士、元気ないな」とわかってしまうのです。 そして、なぜ、相撲には八百長が許されないか。これは歴史の重さとかいうこともあるかもしれませんが、結局、競技の性質によるところが大きいと考えています。これは、単純に、時間が短いとか、スペースが狭いとか、そういう意味での「競技の密度」がベースになっていると思います。これが、結果的に相撲という競技の性質(真髄)を形づくることにもなる。要するに、これまで述べましたように、いろいろな意味で限られているから、ハッタリは通用しないんですね。 特に相撲は、いろいろな意味で密度が濃い競技ではないでしょうか。集中力もそう、限られたスペースもそれを手伝っている、したがって、勝負も早めについてしまいます。あれだけキツイ稽古をしても、勝負はあっという間についてしまう。プロレスは、そのときの集中力にかかわらず、完全燃焼できます。投げ飛ばされたら、立ち上がってやり直せる。しかし、相撲は一発勝負です。相撲で完全燃焼するため(充実した勝負をするため)には、一本勝負にかける研ぎ澄まされた集中力が必要です。集中力がないと、アッサリ負けてしまう。そしてこの場合、八百長では無いのに、八百長と思われてしまう可能性もあると思います。 また、もう一つ補足としては、「競技の密度」=「勝敗の質」という関係があるためではないでしょうか。おかしな話ですけど、たとえば短距離走で勝つのと、長距離走で勝つのとでは、短距離走の勝利の方が重く感じることがあると思うんです。やはり短い分だけ、密度があるんですね。また、短いから、観客の目も集中する。いちど、「サブリミナル効果」で検索してみてください。 相撲には、特に、この密度があると思います。そんなこんなで、"結果的に"、必然的に、「八百長は駄目」というルールが形成されていったんでしょうね。だから、八百長は駄目ということに特に深い意味はないと思います。「八百長なんてやっても面白いですか?」という一言で片付くかもしれません。
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- smatsuz
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「八百長の有り無しに見る相撲とプロレスの違い」ですね? それは競技の娯楽性の違いではないでしょうか。 歴史的な長さの違いもあるでしょうけど、相撲はガチンコの勝負を見て観客は楽しいと思うし、プロレスはショーレスリング、つまり技や八百長有りのストーリーを見せて楽しませる、と言う競技性の違いじゃないでしょうか。 だからプロレスのそのような部分を取り除こうとK-1とかが最近流行っているのだと思います。 ただ「相撲の八百長」と「プロレスの八百長」では少し性格が違うような気がします。
お礼
歴史というか、各々の観客の価値観が競技性を形成してきたんですね。なるほど。有り難うございました。
- nes_
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ご質問は、プロレスと相撲の違いですか? それとも、なぜ八百長が駄目なのか? という質問ですか? おそらく後者ですね。 相撲は、土俵という限られたスペースの中での、まさに心技体のぶつかり合いなので、研ぎ澄まされた集中力が必要だと思います。その緊迫した空間の中で八百長をやるよりも、相手を打ち負かす方がずっと楽ではないでしょうか。 プロレスは、相撲のような迫真的な集中力は要りません。いくら倒れても、投げられても、リングの外に引きずり出されても、ギブアップするか、3カウント押さえ込まれるかしない限り、勝負は続くからです。要するに力と力(クレーン車とクレーン車)のぶつかり合いで、壊れるまで続くわけですね。 なにしろ、相撲は、土俵から出たら、土に手をつけたら、アッという間におしまいですからね。稽古の時も、顔から落ちないと怒られることもあるそうですよ。手をつくよりも、時間をかせげるからですね。 相撲は、基本的に一瞬の力のぶつかり合いだと思います。 いかがでしょうか。
補足
プロレスと相撲の神髄を教えていただき、有り難うございました。 質問があやふやでしたね。言い直すと「プロレスの八百長(ショー)は許されているのに、相撲の八百長はなぜ許されないか」ということです。 実は、一歩近づいた感じはしてきたのですが、まだ納得がいかないんですよねー。 ご意見を抜粋すると以下の単語が出てきます。 相撲 :限られたスペースでの勝負、集中力、一瞬の勝負 プロレス:力と力の勝負(体力勝負?)、スペースが広い 各々の言葉が八百長OK、NGに即繋がらない気がするのです。もう1クッションあれば・・という感じなのです。 >八百長をやるよりも、相手を打ち負かす方がずっと楽ではないでしょうか。 うち負かす方が楽というのがよく分かりません。 一瞬で勝負がつくから、小細工は不要という意味ですか? 八百長をしなければならない=どうしても勝つ必要がある ということだと思うので、ここでいう「時間的に早く決着がつく」条件によって、八百長が許される許されない云々の理由にはならないと思いますが・・・。解釈違いでしたらスミマセン。 できれば補足の回答をお願いします。
- satoshilove2
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とんちんかんな答えをしてるかもしれませんが 「相撲」日本古来のもの、浮世絵にも残ってるし、国技。国産 「プロレス」力道山が日本に持ってきたもの。外来 歴史がちがうとおもいますが・・。
お礼
つまり歴史があるものは価値があるということでしょうか? 私にはその辺の感覚がよく分からないのですが、多分そういうことを仰っているのだと思いました。 国産と外来の区別は面白い見方ですね。 有り難うございました。
- runnext
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微妙ですよね~ 以前相撲の暴露本で☆一つ20~30万とかそう言う事がかいてありましたがどうなんでしょう? 最近はある種相撲でもエンターテイメント性も重視し始めていますしプロである以上魅せなきゃいけませんからね 横綱が2~3回負けたくらいで休場になる世界ですから・・・・・よく分かりませんねw
お礼
仰るとおり優勝インタビューを導入するなど、エンターテイメント性は高まっていますよね。 結局は昔から続いてきた社会的な価値観に染まっているだけなのかもしれませんね。
- todoron
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相撲も巡業にはシナリオがあると思います。 本場所は真剣であって欲しいですね… 7勝7敗で迎えた千秋楽に勝つ確立が極めて高いことに関しては言及しません… 大相撲も一応興業ですので、絶対に許されないとは…感じない私です。 目で見たこと!肌で感じたこと以外はすべて嘘です。
お礼
確かに巡業や民放のトーナメントなんかは 明らかに手を抜いていますよね。 あれは興行という感じがしますので、 自分でも手抜きも許される感じがします。 しかし何故か本場所は私も真剣にやって欲しいと思ってしまうのです。 ちなみに八百長をしない力士は 親方になってから他の親方から 相手にされないと聞いたことがあります。 つまり要職に付けないということです。 そういう意味でも厳しい世界ですね。
お礼
納得できました^^ 相撲という競技自体が、そもそも八百長を許さないような要素を備えているんですね。そう考えると、なかなか凄いスポーツだなと改めて思いました。 回答は満点です。有り難うございました。