- ベストアンサー
深刻な状態の東京電力・福島第一原子力発電所
テレビのニュース番組では、ほとんど毎回、東京電力の福島第一原発の状況が取り上げらます。 その中で、NHKのニュースでは、用語の使い方に変化が生じています。ついこの間までは、「深刻な状態にある福島第一原子力発電所・・・」といった具合に、必ず「深刻な」という語が福島第一原発の枕詞のように使われていました。 ところが、今は、「深刻な」という形容が使われません。 これは、福島第一原発が、深刻な状態から脱したということなのでしょうか。また、「深刻な状態から脱した」という判断はどのような根拠でどこが出したのでしょうか。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
何も変わっていないはずです。相変わらず、原発から高濃度放射能漏れが続いていますし、海洋汚染は調査が進むほど深刻さが明らかになるばかりです。数十キロ離れた海底からも高濃度放射性物質が採取され、確認されました。絶望的な放射能汚染が続いています。 ボロボロになって水漏れが続く原子炉本体はもちろん、大量の使用済み核燃料棒が入っている貯蔵プールは青天井で野晒しの状態です。放射線が強過ぎて遠隔制御で飛行するロボット航空機でしか撮影も出来ないありさまです。 深刻な状態と言わなくなったのは、国民の不安を煽る真似をするなという政府の圧力でしょうが、都合が悪い情報を何でも隠す姿勢が当初からあっただけに、マスコミが信用を失うだけです。 現在は圧力容器だけでなく、格納容器にも水を満たして原子炉全体を冷却する方法を試しているようですが、どこまで有効なのでしょうか。 少なくとも、深刻で無くなる為には原子炉本体からの放射能漏れを止め、使用済み核燃料棒を安全な場所で冷却出来るようにすることでしょうが、マスコミが触れない問題が多過ぎて信用を失っているように見えます。
その他の回答 (1)
- yutayuta00
- ベストアンサー率23% (36/153)
深刻な状況から脱したと言え、必ずしも信憑性はないと思います。それは専門分野からの確かな情報が確実なら問題はないですが、マスコミの大げさな対応には信頼性がないとも限りません。(深刻なときに声を大にします。) 我々はそれに動かされてはいけないと思います。深刻なという状況には必ず専門家の考えや、それを伝えるメディアや政治家の意見等も踏まえ対処していかなければなりません。時期を見て国民の顔色を見て状況を悪いよう、良いようにと伝えることがないとも限りません。 一般的に人間は良いことには信用しますが、悪いことは信用しないという身勝手な一面もあるように、その一言に動かされてはいけないのですね。 だからといってわれわれはメディアを頼るしかないのであって、それは専門分野の所見が担当大臣に伝わり我々国民にメディアを通して伝えられるのではないですか。
お礼
回答ありがとうございました。原発は一般人には難しいですが、だからといってマスコミや専門家のいうことを鵜呑みにしているわけにはいきませんね。
お礼
>深刻な状態と言わなくなったのは、国民の不安を煽る真似をするなという政府の圧力でしょうが 私もそう思いました。また、視聴者自身も、深刻なはずの原発の報道に慣れがでてきたのではないかとも思いました。