どういうシーンかわかりませんが、
基本的に袴は外出着です。外から帰ってきたら、袴は脱いで、「着流し」でくつろぎます。
来客があると、用事、相手により、袴を付けます。
現代で言えば、ネクタイみたいなものです。
気の張らない相手や、用事ではノーネクタイ。
何かあれば、慌ててネクタイを締めます。
それと着物を日常、普段着で着ている人は昭和40年代までは多かったです。
50年代からは目に見えて減っていってますが、上流階級ほど着る機会は多かったです。
私の実家も母は長らく着物派でした。洋服は夏場だけでした。旅行でも着物でしたよ。座席に正座してました。着物はなれると体を締め付けないので楽なのです。
男性でも、休日は着物という人は結構いました。
また、おじいちゃんおばあちゃんになると更に高率です。
小学校の参観日も着物派多かったですし、中学に行っても、毎度お祖父さんが着物でやってきていた同級生もいました。