『模倣犯』単行本の表紙および帯について
宮部みゆき『模倣犯』を先ほど読了しました。
小説の内容は非常に面白く、今年読んだ中でダントツでした。
満足してます。
読み終えて、いろんな謎が分かったのですが
唯一、単行本(上下2冊のほう。文庫の5冊ではない)の表紙が分かりません。
単行本の表紙となっている短髪の青年、誰なんですか?
それから”あまりに切ない結末!”という帯のコピー(下巻)
どういう意味ですか?
表紙の方ですが、
ピースもヒロミも”えり足がながい”とか長髪を思わせる
描写がたびたび出ているので違うように思えます。
一番、真一が近いんじゃないかな?っておもっているんですが
高校生にしては大人っぽく見えるし、何より『模倣犯』という
タイトルの横に描かれているんだから、”犯人側”の人間が
来るような気もします。
表紙の男性の表情とかポーズとか意味が分かりません。
作中で、こんなシーンあったのか?って思ってしまいます。
*これに対して文庫版の表紙は、作中のシーンを象徴している
のが分かる。
また、帯コピーの”あまりに切ない結末!”
すごくよい小説で、期待以上でしたけど読んでいるときからずっと
”あまりに切ない結末!”あるんだって思って読んできました。
が、結末部分で切ないところってあったようにかんじませんでした。
表紙およびコピーは、著者ではなく出版社が用意したもので、
”そんなものにケチつけんなっ!”っていうのは
もっともです。
ケチをつけているわけではなくて、私が何か誤解してて
大切な作中のメッセージをゴッソリ読み落としていたり
勘違いしているのではないか?って思ったりします。
読んだことがある方でご存じの方がいらっしゃいましたら
アドバイスいただけると助かります。
お礼
改めて見直してみたらそんなに言うほど茶色くもありませんでした(笑) だいぶ昔の漫画ですし、紙質等の問題なのでしょうかね? ご回答ありがとうございました。