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韓国ドラマ「王の女」 朝鮮兵の鎧

韓国ドラマ「王の女」を見ていて気になった事があるのですが、  ・  宣祖の時代に日本による朝鮮出兵がありましたよね。この時の戦闘シーンで朝鮮兵は鎧を着けていなかったようですが、この時代、鉄の鎧は存在しなかったのでしょうか?それとも、私の見落としでしょうか?  ・ 韓国ドラマ「朱蒙」では、鉄の鎧が出てきていたように思うのですが、「朱蒙」は「王の女」より大分前の時代ですよね? どなたかご存知ですか?

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  • ベストアンサー
  • KGS
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回答No.1

宣祖の時代は明は女真族との戦闘に明け暮れ、日本は戦国時代の真っただ中でした。 そんな中、李氏朝鮮は一部は明の要請を受けて明との国境での女真族との争いに援軍を出していましたが、自国の危機と捉えず国内では両班が風流などという呑気な風潮や、権力争いばかりに目を注いでいました。 当然、武器や戦術の開発などより王権の移動による自分の身の安全に主眼を置いていたため戦力的には日本や明より明らかに劣っていたと思います。 鉄の鎧は確かに朱蒙のモデルになった古朝鮮の時代にも存在しましたし、ヨーロッパの中世でも騎士が着用していたことも知られていますが、あまりの重さに実用的ではなかったようです。 確かに刀などの刃物の武器は避けられるものの、いちどコケてしまうと立ち上がることも困難な重量で鎧の隙間から剣を刺されて殺害されてしまうなど、実戦にはほとんど役にはたたなかったようです。 光海君の時代の朝鮮は西人派と東人派と勢力が分断されていて、実際、西人派が日本が明を征伐する意思があるとし朝鮮も戦火に巻き込まれる恐れがあると忠告したにもかかわらず、当時の与党であった東人派がこれを想定できないとして却下したことにより被害は増大したと言われています。 まるで原発は安全として推進してきて、痛い目に遭っている現在の日本のようです。 いずれにしても、当時の朝鮮や日本にしても戦闘員は使い捨てのような扱いであり、戦闘能力の劣る鎧など着るより一人でも多くの敵を殺すことに主眼が置かれていたため、防御力より軽い素材が重視されたのでしょう。 どこまでが史実なのかは分かりませんが、鎧を着けて簡単に刀で切られたり矢を受けて死んだりと、、、どこが鎧やねんと突っ込みたくはなります。

yuzuntku
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そう言われてみれば、そうですよね。鎧と言う割に防御力が無いと言うか・・・。 この時代の技術や素材を考えると、仕方のない事なのかもしれませんね。 疑問解決です。有難うございました。

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