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シンガポールの産業について

ジョーホールバルから、バスに乗って、シンガポールに行くと、太いパイプが何本も、マレーシアとシンガポールを結んでいます。 シンガポールは、水道や、ガス、電気等をマレーシアに頼っているんじゃないでしょうか? シンガポールをバスで走ると、どこにも、農地がありません。 食料も、マレーシアから、輸入しているんでしょうか? シンガポールの食料自給率は、どのくらいなんでしょうか? シンガポールは、どうやって、独立国としての、自立した経済を営んでいるんでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • phj
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回答No.1

>シンガポールは、水道や、ガス、電気等をマレーシアに頼っているんじゃないでしょうか? その通りです。 水道は現在は30%程度シンガポールで賄っていますが、少し前まではほと100%マレーシアから供給されていました。その他の資源もマレーシアからパイプラインで送っているものもあります。タンカーで輸入しているものもあります。 >シンガポールをバスで走ると、どこにも、農地がありません。食料も、マレーシアから、輸入しているんでしょうか? 食料もほとんどが輸入ですが、マレーシアからだけではありません。タイやインドネシア、中国もちろんアメリカ、オーストラリアなど日本と同様に様々な国から輸入しています。 >シンガポールの食料自給率は、どのくらいなんでしょうか? ほぼ0%ですね。もやしや葉物など少しだけ自国で生産しているようですが、人口から見たら微々たるものです。ほぼ全面的に輸入に頼っています。 >シンガポールは、どうやって、独立国としての、自立した経済を営んでいるんでしょうか? シンガポールの独立については、いろいろと紆余曲折があります。 簡単に言うと、元々マレーシア半島やインドネシアを含めてイギリスの植民地だったところに、中国系の移民が増え、大戦後他の国と同様に自立独立する際に、一度はマレーシアとして一緒に独立建国したものの、マレーシアの人口が(つまり選挙で大多数になる人々が)イスラム教徒のマレー系だったため、中国系の人々の権利が守れないとして、独立したのです。元々シンガポールは、インドや中近東と太平洋を結ぶマラッカ海峡の大陸側の端に位置している港でしたので、交通の要衝として栄えており、原住民のマレー人よりもインド系や中国系の商人などが多く住んでいる移民の街だったからからです。 そのため現在でも、中国系の市民が一番多いのです。 今現在どのように独立国を維持しているか、ということを簡単にせつめいすれば、 ・東京都が独立国として日本国と別の国になってみたら・・ ということになると思います。 先ほど書いたように、18世紀にはシンガポールは東南アジア有数の港湾都市でしたので、都市としての機能を有していました。江戸時代から東京が発達したのに似ています。 そして大戦後にイギリスが植民地政策をやめると、地の利を生かして経済的に発展するようになりました。 現在では、東南アジアの金融市場(特に航空燃料はシンガポールケロシン先物取引の値が参考される)として世界3大金融都市(ニューヨーク・ロンドン・東京)の補完市場として香港・上海・ドバイなどと並んで活躍しています。 また答案アジアとして、ヨーロッパからも日本・中国からもそしてアメリカなどからもちょうど良い中間点に位置しているため、法人税を安くする政策をとって、東南アジアでのビジネスセンターになろうとしています。現地に行ってみると分かりますが、中国・日本・韓国などのアジア系大企業と、アメリカ・イギリス・ドイツなどの大企業が隣のビル同士で並んでいます。 また場所的に貿易に適しているため工場誘致も進めていて、重工業を中心に船をヨーロッパにもアジアにも同じぐらいの手間で出せるのが魅力となっています。またこの地政学的な位置と経済的なメリットから、シンガポール航空は海外路線を重視し、空港も世界に冠たるハブ空港を目指しています。(国内線が無いので、当たり前でしょうが) つまり現在の日本で東京が独立国になってもやっていけるのと同様、シンガポールは地の利と歴史的・経済的な利便性を十分に生かしているのです。

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質問者

補足

マレーシアのジョーホールバルから、シンガポールは、海峡を挟んでいますが、せいぜい、1,2キロしか離れていません。 マレーシアがその気になったら、シンガポールは、つぶれてしまいます。 なぜ、ミサイルが飛んでくることを心配しないのか、不思議です。

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