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クロモリバイクの性能について
- クロモリバイクは長く乗ることができ、フレームが撓るため疲れにくいという意見があります。
- 価格によって性能も異なるため、値段イコール性能とは言えません。
- 具体的な車種に関しては評価が分かれており、ジオスコンパクト、アンカーRNC、コルナゴマスターXライト、ヤマトコージーなどが注目されています。
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>>agjhnf4さんならこの中でどれを選ぶのでしょうか? そうですね。私としてはクロモリの良さは認めてはいるのですが、その良さというは懐古的というか、あくまでも全体の雰囲気だったり、デザインだったり、ストーリーだったり、それらを全て含めたモノに対しての思い入れだったり、そういうものだと考えています。ですから自分ならそれらを十分に満たせるモノを選びますし、細かい性能的な議論には終始したくないですね。そういうのはカーボンで議論してくださいという感じです。 その視点に立つと、この中で一台というのなら少数派かもしれませんがジオスかな・・・。というのもこの候補の中では最も基本のクロモリらしいクロモリと言えるからです。余計な細工が入っていないという所に惹かれます。 まあ現在のジオスは既に回答も出ていますが、本家本元のジオスとは直接関係のない日本の会社が製品企画、販売を行っている「台湾製自転車」というのが現実です。イタリアとは何の関係もありません。 本家本元のイタリアのジオスは現在は「GIOS TORINO」というブランドで細々と活動しており、こちらからはスーパーレコードといいう渋~い鉄フレームが発売されています。本当はこっちに行きたいところですが、通常ルートでは国内での入手は難しいでしょう。 フレームはカーボンが主流になりましたが、カーボンを生産するためには研究、開発、生産に大掛かりな設備投資が必要になります。大手メーカーでも設備を持たず外注しているくらいです。溶接技術だけを売りにしていた従来型の職人、家族的「工房」ではカーボンフレームの開発も製造ノウハウも生産設備もありません。時代の波に乗れず、ブランドが売られるというのはある意味では仕方のない事でしょう。歴史の長いイタリアの老舗ブランドなどでは実はこのパターンは多く、もはや名前だけのブランドがかなりあるのが現実です。 ですからジオスコンパクトは、残念ながら本来のジオスではありません。しかし、丸パイプ、ラグ使用、メッキ加工、ホリゾンタル、一応きちんと造られた鉄フレームというのは現在では希少であり、この部分を評価しました。つまり見た目と雰囲気で選んで、性能なんて全く求めていません。 ご質問の価格が性能に反映されているか、という点ですが、クロモリに関してはあまり当てはまらないかもしれません。ジオスコンパクトだって悪く言えば、それらしく造っているだけなのに24万もします。「ジオス」というブランド料(本当のジオスではないが・・・)も含まれているでしょうし、性能的な事を考えれば16万で買えるRNCが一番でしょう。私は全体的なクロモリの「雰囲気」を重視しましたが、考え方は人それぞれです。なんちゃってジオスなのに、それらしい雰囲気だけで24万なんてバカバカしいという考え方もあるでしょう。 マスターXライトは一時期所有していましたし、現在もコルナゴのベーシックな(ジオスコンパクトに近いような)クロモリを所有して十分に満足しています。という事で、私の状況ではコルナゴはなし。 ヤマトコージーは魅力的ではあるのですが、スローピングなのが気にくいません。やっぱクロモリはホリゾンタルじゃないと・・・。ですから私は結局はカタチなんです。インテグラルヘッドの採用などからも、ヤマトコージーは現代的にアレンジされたクロモリと言えるかと思いますが、やっぱり私は古典を求めちゃうんですよね。 実はリッチーのMTBフレーム、プレクサス(シートステイが湾曲したヤツ)を所有しておりまして、現在でも大切に乗っています。そのため、兄弟モデルのヤマトコージーも何となくは乗り味の雰囲気は分かりますし、決して湾曲シートステイが嫌いというわけでもありません。でももしベントタイプのロードならリッチー製作の方が、なんて考えてしまいます。野菜じゃありませんが、今回の候補の中で、製作者の顔が一番わかりやすいのも嬉しいですよね。私みたいに細かい事を気にしないのなら、これはこれで機能面でも面白いフレームだと思います。 マスターXライトだって同じ事で、イタリア生産、ジルコの美しさと言ったら・・・。どちらも長く楽しめる(それこそ一生モノ)でしょう。 RNCもペイントのオーダーが出来たりと、自分色に仕上げるという意味では最高です。おまけに品質は高く、値段も安い。言う事ないでしょう。 やはりクロモリの場合はこだわり、趣味的なものが大きいと思います。ただこれらの趣味的な良さというのは、自転車全体の理解が深まればこそ理解出来るという側面はあります。ですから手を出すのはカーボン経験後の2台目くらいの方が多いのも事実ですね。しかし最初からクロモリというのは決して悪くない選択ですしその良さに早くから気付けたというのは本当に幸運ですよ。うんと悩んでください。
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- robocut
- ベストアンサー率35% (157/438)
まずは下記を読んで見てください。 http://homepage2.nifty.com/rin/cycle/koromori.htm 衝撃吸収性で言えば一番はフルカーボンなのでしょう。 しかしクロモリには戻り(撓り)がありますこれがあるので ロングライドでも疲れにくくなるのです。 戻りは軽い回転につながります。 カーボンやアルミには戻りはありません。 なぜクロモリのバイクが少なくなったのかこれは重量ばか りでは無く乗り方も変わったのでしょう。 STIレバーの出現で変則が簡単に素早く出来る様になり 信号待ちで無理をして重いギアでスタートする必要も無く なりました。 昔はWレバーを操作しなければならなかった為重いギア のままスタートしていました。(変則時は片手運転になる のでダッシュできない) ギアの多段化もそのひとつです。昔はスプロケットの歯数 は5、6段でしたのでトップとセカンドは差が有りましたので どちらかを選ぶ場合は重いトップ寄りのギアを使っていまし た。 コンパクトクランクの出現もあり、なお更ケイデンス(回転) 重視の乗り方になった。 他にも有ると思いますが、乗り方が変わりクロモリの戻り を体感出来る乗り方ではなくなったのだと思います。 クロモリの重量を重いと皆さんが言いますが2キロ程度 ですその位なら自分の体重を減らす方が効果が有ります。 (体脂肪が○%と1桁なら別ですが・・・) お勧めのクロモリバイクはブルヂストンのアンカーです。 重量は軽くありませんが戻りを感じるバイクです。 以上robocutでした。
- suiran2
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バイク選びは難しいですね。妻のバイク選びで、クロモリは漕ぎ出しが重く疲れるし、山を登るのが大変だから嫌だ。アルミバイクは、山は登りやすいけれど振動がすごくて嫌だ。レース用カーボンは、山は登りやすいし軽くて良いけれど堅すぎて筋肉痛になるから嫌だ。柔らかなコンホートカーボンに乗せると、これが良いけれどデザインが嫌だ。結局私に言わせれば買っちゃいけない安物のフニャフニャなコンフォートカーボンに落ち着きました。しかし、全くロードに乗ったことがなく、先入観を持たない妻でもロードバイク選びに関しての(1)重量 (2)振動吸収性 (3)剛性 (4)デザイン等の重要な要素は的確に指摘していると思います。妻の観点では最重要なものは(1)重量と(2)振動吸収性のようです。 さて、ご質問のクロモリですが、スチールバイクの中にもそれらの要素は少なからず含まれています。クロモリと一般に言われますが、これはクロムモリブデン綱のチューブで作られている物を言います。しかし、最近は軽く剛性が高く堅いクロムマンガン綱が主流です。さらにパデット構造と言いましてチューブの中央部の厚さを薄く加工してあります。薄いものは0.3mm程度でスチール缶よりも多少厚い程度です。また、溶接法やフレーム形状でも違いがあります。ラグ組のロウ付け溶接はラグの分だけ重くなりますがしなやかです。一方TIG溶接は軽くなりますが堅いものになります。フレーム形状でもホリゾンタルフレームはしなやかですがスローピングは堅くなります。さらにジオメトリー(各部の寸法)によっても性格は異なります。 興味がおありのテスタッチは昔ながらのクロムモリブデン綱でスチールバイクの中でも一番重い部類に属します。振動吸収といった面からですとクロモリは柔らかいですから振動をいなして一番穏やかな乗り味です。テスタッチはさらに乗り味を柔らかくしています。テスタッチはツーリングバイクのビルダーで平地をのんびりと長距離走るバイクを作ることで有名です。実は妻に乗せましたスチールバイクはGIOSとテスタッチです。山も登れないことはないですが辛いものがあると思います。ご質問者さんの走行コースによると思います。 コルナゴマスターXライトは使用チューブがクロムマンガン綱で薄く変更になり昔より更に軽くなりました。最も軽いスチールバイクです。元々はレース用車ですから軽くて剛性もありますから山もある程度登れます。しかし、決して堅すぎる感じはありません。むしろ剛性の高いレース用カーボンよりはしなやかな感じがします。さらにイタリアで塗装していますので大変美しい塗装です。しかし、値段が高すぎますね。 GIOSはイタリア製造から中国に変わりました。チューブが変更になり重くなりました。スチールバイクの最大の欠点が更に増したわけです。また、塗装が中国で質感が比較にならない程落ちました。あの地中海の青色であるGIOSブルーとは少し違うのです。自転車も一種の嗜好品ですから昔のGIOSに憧れを持っていたものとしては別な自転車になりました。 アンカーですが良いバイクです。しかし難点はやはり重いことと、レース用車ですからレーシング用のジオメトリーでして低速安定性に欠けます。低速ではフラフラするのです。路傍の花に見とれているとこけそうになります。テスタッチと対極ですね。テスタッチは低速安定性も高いですからそのような感じはありません。 自転車選びはやはり試乗が一番と思います。可能ならばご自分の走行コースでの試乗が一番です。私はクロモリにも乗っていますが一台体制なら迷わずにカーボンにします。さらにレースには全く出ませんがレース用の剛性の高いカーボンにします。何故かといいますと私の使用環境では山に登らざるを得ないからです。山に向いているバイクは平地でも乗ることは可能ですから…何かの参考になさってください。しかし、悩んでいる今が一番楽しいときと思います。良き自転車ライフをお楽しみ下さい。
- agjhnf4
- ベストアンサー率64% (103/160)
乗り味に関しては主観的なものもあるでしょうが、素材の違いは確かにありますよ。 コンクリートを砕く場面を想像して下さい。鉄パイプで叩く場合と、木刀、竹刀の使用を想定すると、一番破壊力があるのは鉄パイプでしょう。しかしカンカンと叩けば破壊力が大きい反面、手や関節がすぐに痛くなってしまいます。一方、竹刀なら破壊力は少ない代わりに手が痛くなる事もありません。こんなイメージと思います。ライダーのパワー伝達力と路面からの衝撃や反動はトレードオフと言えます。ダイレクトにパワーを伝えるが、路面からもそれなりに反応が返ってくる、若干のパワーロスはあるけれども路面からもソフト、前者はよく言えばバイクとの一体感がある、悪く言えば疲れるという事になるでしょう。 ただ勘違いしてはいけないのですが、#1さんの指摘のように鉄だからといってビヨンビヨン撓ってサスペンション効果があるというのは全くの誤解です。#4さんの質感の世界というのは正しいでしょう。せいぜいその程度のものなので、レベルによっても用途によっても感じ方は人それぞれ、そのため様々な意見が出てくるのでしょう。統一された基準は何もなく、好きなら好き、嫌いなら嫌いという事ですね。 フレーム素材はクロモリ、アルミ、カーボンと進化してきましたが、クロモリ時代にはクロモリが特別にソフトだなんて誰も言っていませんでした。現在の評価が定まったのは、その後に登場した初期のアルミが極めてハードで(それこそ鉄パイプ)、その対比としてクロモリがマイルドであり疲れないと言われた為です。ダイレクトな乗り味を含め、アルミの各種性能はクロモリでは到底実現出来ないものでしたから、アルミは大いに歓迎されたのです。つまりクロモリのマイルドな特性は当時評価されていなかったという事ですし、完全なレース機材として世間も求めていなかったという事でしょう。 現にマスターXライトは剛性を上げるために、丸パイプではなく八角断面のパイプを使ったり(ジルコチュービング)、RNCにしてもバルジ製法によってパイプに潰し加工をして溶接面を大きく稼いだり、パイプの歪みを抑える工夫をしています。いずれも登場時には画期的として評価されました。ですからレースを前提としていたマスターやRNCは生い立ちから見てもマイルドさを求めていない事は明らかです。 その後アルミが普及し、やはりアマチュアにはアルミはちょっと辛いねという事になりクロモリが見直されたというわけです。 具体的にという事なので、それぞれのモデルの特徴を書きます。 ジオスはこの中では最もクラシックなクロモリです。いわゆるラグドフレームというヤツで、最も基本的な製法です。ラグの特徴は強度に優れる、溶接による熱の影響を受けにくい、重量が重くなる、というようなものです。クロモリと言えばラグでしょ、と言われるのは古くからある基本形だからでしょう。古き良き時代を忠実に再現したフレームと言えますね。 RNCは数あるクロモリの中でも最も技術的には高度でレース志向のフレームと言えます。バルジ製法によって成型されたパイプを直接溶接しています。接続面を広く稼ぐ事が出来、剛性、強度のアップが期待できます。ラグなしですが手の込んだ工作でクロモリでもここまで出来るんだ、と感じられる一台です。価格も16万というのは驚きです。 ラグを使用するとラグ部で応力が分散されるためマイルドな乗り味になりやすいようです。その意味ではジオスは乗り味としてもクロモリそのものかも。 一方、直接溶接するTIGはダイレクトな感覚に結び付きやすいのですが、技術の差が出やすく、適切な溶接でない場合は弱くなってしまう事もあると聞きます。 マスターXライトももともとはレースバイクで、ジルコを始め、製造技術やポテンシャルは大変高いものです。美しいラグはもはや芸術的ですね。ただちょっと高いのが残念で値段から考えると現在ではガンガン乗る人は少ないでしょう。素性としてはRNCと良く似たバイクです。 ヤマトコージーはちょっと変わりダネですね。湾曲したシートステイによって、クロモリ本来のマイルドさを強調しています。TIG溶接し、シートステイを湾曲させるのは非常に高い技術が必要です。もともとはアメリカのトムリッチーというビルダーの技術でしたが、トーヨーフレーム(テスタッチ)の石垣氏がリッチーの元で修行して習得しました。リッチーブランドでも同様のフレームが一時期発売されていました。一般に知られている「柔らかいバネ感のあるクロモリ」には最も近い存在かと。クロモリでこういうアプローチが出来るんだという事を世間に示した一台です。 レーサーとして見るとコルナゴかアンカー、モノとしての面白さで見るとジオスかテスタッチでしょう。 ただ絶対的な速さを求めるならカーボンですね。
- surukire
- ベストアンサー率33% (263/784)
1の方のように競技選手として乗っていたわけではありませんので、並レベルの人の話として。 初めてクロモリを買われるなら、国内大手メーカー製が安心できると思います。 個人的にはイタリア製フレームが良い雰囲気を出していて好きです。 クロモリフレーム一押しは、パナソニック。 90年前後には、ヨーロッパでプロ・ロードレースチームを自前で運用。フレームもパナソニック自社製。 今でも一番良い自社のスチールフレームだと、グランツールクラスと言っています。ショップ店長に聞いた話ですが。 フロントフォークもスチールですよ。カーボンフォークなんて選ぶなら最初からカーボンまたはアルミ+カーボンにするべきです。 クロモリフレームで >フレームが撓るため疲れない、 ?高級フレームでは体感した事はありません。 普通の人レベルで撓る(変形が分かる)ようなフレームではコーナリングが不安定で怖いです。加速もいまいちの疲れるフレームです。これは回答者が実際に使用していた安価なフレームの話です。 >レースはないと思いますが、ロングライドに挑戦したり、将来的にはちょっとしたイベントに参加する 最新のカーボンフレームが良いと思いますよ。 見て楽しめるとか、趣味性を最大の理由とするなら、迷わずイタリア製高級スチールフレームをお勧めします。その際はカーボンフォークは邪道になります。
お礼
回答ありがとうございます。 パナソニックという選択枝はありませんでした。 実績としてもかなりのものがあるようですね。 検討して見ます。 確かに撓るという現象は変形ですから見方によっては危険ですし恐怖もあるのかもしれません。 これ気が付きませんでした。 カーボンも悪くはないとは思っているのですが、ちょっと無機質というか、面白味がなさそうというか、そういうのがあります。性能的な部分ではカーボンが優れているというのは皆さんが指摘されていますね。 やはりその通りなんだろうと思います。 知れば知るほどに候補が広がっていくような気がしますが、カーボンも視野に入れてみます。 ありがとうございました。
No.1さんのような経験豊かな方の後では 回答に躊躇しますが まあ、経験知の少ない者の意見も 何らかの参考になるかも、ということで。 私が今乗っているロードレーサーは少し古いカーボンバイクで 最新のカーボンレーサーと較べると柔らかいと言われます。 確かに最新のモノと、それなりの距離を乗り較べると フレーム自体の違いは感じます。 柔らかい、と言われれば、そうだと思いますが 柔らかい・硬いよりも、質感の違いのようなものを感じます。 よく鶴見辰吾さんが「かりんとう型」「春巻型」と 質感の違いを表現されてますが あの感じは自分にはとっても良く分かります。 私のは「かりんとう型」で、しっとりと中身が詰まった質感です。 クロモリもアルミも持ってはいるのですが ロードではなくミニベロなので それで比較しちゃいけませんね。 でも、たまにクロモリのロードに乗ると 何となくクロモリ特有の質感のようなモノは感じます。 アルミは、あきらかに「アルミっぽい」と思うことが多々あります。 これは個人的な好みの範疇だと思いますが 私はカーボンの、何となく「樹脂っぽい」としかいえないような質感より スチールやアルミなど金属系の方が走ってて楽しい気がします。 性能を語ろうとすると 今日のレースで使われることがなくなったクロモリは厳しいですよね。 少なくとも勝つためのフレームではなくなった、ということでしょうから。 でも、クロモリ乗っている人の多くは 性能や乗り心地より まず、ホリゾンタルで細身のフレームや ラグなどの装飾的な処理といった 見た目の要素から入っている人が圧倒的に多いように思います。 (少なくとも私の周り全員そんな感じ。) カーボンバイクは日進月歩で進化してますから トレンド的なことを語る上では非常に面白いですが それは逆にすぐ陳腐化しちゃう、ともいうことにつながるでしょう。 でも、クロモリが陳腐化しない、というのは もう随分前から進化してないことの裏返しですから どっちがイイかは個人の好き嫌いですよね。 スピードや先進性についていくのに疲れてしまって もう自分は自分のペースでのんびり走るよ、なんて思ったら クロモリはイイのでしょうね。 でも「昔大好きだったSaeco時代のsix13をどっかかか見つけてきて 一生乗りたいな」とか、自分はそんなことを考えてますから マイペースでやっていくにしてもクロモリに限定する必然性はないですね。 (six13はアルミ・カーボンのハイブリッドでした。) http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/1e/f39c857565467b13e05252a2d58af99d.jpg ま、好きになれば長く乗れるし、陳腐化なんて感じないでしょ。 > 値段的にもカーボンフレーム等と比較すると同等か > それ以上のものも多く見受けられ いやいや、高額なモノはカーボンの方がずっと高額だし 価格幅もカーボンの方が広いでしょう。 ただ、カーボンの場合、スチールよりもずっと工業製品的で 量産効果が出ればガッと安くなるから 単純に価格と性能が比例するとは言い切れませんし クロモリは逆に工芸商品的な傾向があるから これまた単純に価格と性能が比例するとは言い切れないように思います。 > ジオスに関してはあまり評価がよろしくありませんでした。 あっ、私もジオスを悪く言ったことがあるなあ。 でも、ジオスを悪く言った、というよりは ライセンスのあり方を悪く言ったつもりです。 > その他にも適切なクロモリバイクがあればご ロングライドに挑戦したり 将来的にはちょっとしたイベントに参加するのに適切な という意味であれば、ロードバイクであれば何でも大丈夫ですよ。 私は昨今、アンカーRNCのカラーオーダーで 物凄く地味~でキレイな感じのバイクをつくりたいような思いに駆られています。
お礼
回答ありがとうございます。 色々なお話、非常に参考になりました。 私もはっきり言って何も分かりませんでしたが、形からクロモリに注目しました。 しかし、ロードという乗り物を考えるとやはり速く走るための自転車とは思っているのです。 だとすると、クロモリは性能的には劣るという事ですし、やはりカーボンなのか、というようなジレンマがあるのです(笑)でもクロモリのデザインとかストーリー性みたいなのには非常に惹かれる所があるし・・・ そういう点では一台で全ての満足を満たす事は出来ず、複数台所有に傾いて行くのかもしれませんね。 恐ろしい病気をうつされちゃいました。 価格に注目すれば、確かに現在はカーボンが主流で売れているでしょうから、量産効果は出ているでしょうね。一番おいしいモノをおいしい価格で購入出来るというのは魅力です。クロモリは不利かもしれません。 用途としてもロングライドとは書きましたが、実ははっきりとしたものでもありません。 カーボンで走りまくればレースに出て見たくなるという事ももしかするとあるかもと感じるようになりました。 最新のトレンドを追いかけるのか、一本筋の通った自分スタイルで落ち着くのか、結局は自分次第なんですが(笑)もう少しどうしたいかをはっきりさせたほうが決めやすいのかもしれませんね。 かえって悩みが深くなりました。 また質問の際には是非ともよろしくお願いします。 ありがとうございました。
- O-Gon
- ベストアンサー率22% (1024/4610)
くろもり、、、 つまり鉄フレームは一番古いフレーム素材です。 ですから、一番自転車用の素材として研究され、研究されつくしたという人もいるほどの素材なんですよ。 クロモリといっても作り方や設計によっていろいろなんです。 ロングライド用に適度にしなりのあるフレームもありますし、ヒルクライム用に山でも疲れないように工夫されて設計したものもあります。 かたや、短距離のスプリントを重視してガチガチに硬く作られたフレームもありますねー。 スプリント用はぼくも以前オーダーした奴を乗ってましたが、100キロ走れなかったです。 50キロ過ぎた頃からあれ?なんて思いだして、80キロぐらいで、輪行袋に自転車つめて帰途につきました。 先日のクロモリフレームの質問に関しても、製作されたフレームと乗り手の走り方が合えばいいフレームだと太鼓判を押すでしょうし、どんなに他の人がほめてても、うーん。。。と唸っちゃう人はいますね。 正直な話、先日の質問は"どちらかいいか"という質問でしたからああいう回答をしましたが、ぼくならクロモリでつるしのフレームは選択肢に無いですねー。 ビルダーの方と話して、場合によってはぼくの走りを実際に見てもらってから注文を出します。 http://www.eonet.ne.jp/~takubow21/cyclo/builderfure-mu.htm
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、クロモリと言っても色々とあるわけですね。 確かに長い歴史があればそれだけ用途も広がる事は納得できます。 その中から本当に自分に合うものを見つけ出すという作業はかなり難しいのかもしれません。 人によっても合う、合わないは確実にあるでしょうね。 その点オーダーという選択はアリかもしれませんね。 自分に合わせて製作するというのは理想かもしれません。 ただ値段はどれくらいかかるんでしょう? 悩むのは楽しいのですが、ハマればハマほど恐ろしい所へ行ってしまいそうな気が(笑) もう少し検討して見ます。 自分の用途ももう少しはっきりさせた方がよさそうですね。 ありがとうございました。
- morutiroro
- ベストアンサー率20% (402/1940)
クロモリというか、鉄なら、ケルビム、FUJI、KHS、VOODOOもありますが。 クロモリは、好みが別れますね。 重い。いや、乗り心地が良い。等々。 価格イコールかは分かりませんが、高いほうが全般に性能は上の場合が多いです。 (コンポ、ホイール含め) 基本的にクロモリは、カーボンなどに比べれば重く上りでは不利です。 また、比較的柔らかいフレームが多いので、下りで怖いものもあります。 が、全般に乗り心地は良く、ロングライドでも疲れにくいです。
お礼
回答ありがとうございます。 ケルビムは名前を見たことがあります。でも値段がすごく高かったような・・・ その他のメーカーも調べてみます。具体的に挙げていただいて助かりました。 ロングライドを考えるとクロモリが最適というのは思っていました。 クロモリの重量は確かに重いですね。ただ、これがどのように作用するのか、重さを優先するのか、乗り味を優先するのか、よく分かりません。 価格的にも結構な開きがあるので、自分に合っている価格帯がどのへんなのか、というのも悩みどころです。ただ、価格が高いものはそれなりの理由があるという事でしょうね。 奥が深いです。
- COPPINO
- ベストアンサー率49% (31/63)
多く見受けられたという意見の大半は、その発言者の思い描く、または抱くイメージであろうと思います。実際に使っておられる方の意見であっても元から抱くイメージでバイアスが掛っている可能性が高いものです。 まずフレームの撓りとは踏込みによって生じるハンガーの横揺れなのですが、これは素材に関わらず一般のサイクリストには体感できるものではありません。私は鋼管フレームで高校の時トラック中長距離を、社会人になってからはロードレースをやりましたがハンガー横揺れを体感した事は全くなく、その後のアルミフレーム、現在のカーボンフレームでも同様です。百歩譲ってハンガー横揺れが体感できたとしても、それが疲労軽減にどう関わるのか私にはわかりません。 また、もし撓りで路面からの衝撃緩和に期待されておられるなら、その効果もありません。フレームは三角形にリジッドで構成され二股の後三角はブリッジで結合されエンドでハブと締結されている為、撓りで衝撃をサスペンションのように吸収することはできません。素材に関わりなくロードフレームは多少の差こそあれ乗り手に我慢を強います。 鋼管フレームは錆ますので長く乗れるか否かは手入れ次第です。もっとも多少錆びた程度で走行上問題だ出ることはありませんが、それによって持ち主の思い入れが薄らぐ事はあると思います。 陳腐化するか否かは主観だと思います。 走りの差は正直分りません。以前使っていた鋼管フレームのレーサーは9.7kg前後で、現在のカーボンレーサーは7kg弱だと思いますが(いずれも正確に測った事がなく推測です)、両者の間には10年のブランクがありますので直接比較ができません。ただし間のアルミフレーム(8kg弱)との差で比較するなら、どれも変わらなかった、ということにもなりそうです。 ただ一つ言えることは、カーボンフレームに比べて金属である鋼やアルミはのフレームは無造作に扱えます。例えばチェーンが外れてハンガーに落ちた時、金属フレームなら走行中にもフロントディレーラーをアウターに入れてクランクを踏みこめば無理やりにでもチェーンを掛けられ何事もなく走行を続けられますが、カーボンフレームではチェーンステー根元に致命的な傷を負うことになるため、止まって丁寧に掛け直さざるをえません。ただしレース中でもなければ金属フレームであってもお奨めはしません。あくまで無造作に扱える事の一例と考えてください。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、主観の部分が大きいわけですか。 確かに考えられますし、そもそも初心者がそこまでの違いを感じ取れるかという問題もありますね。 耐久性、重量に関しては一部で聞き及んではおりましたが、実際の使用状況や、特に長期に渡って使う事を考えれば、魅力ではあると思っています。 ただ重量を考えると確かにカーボンの軽さは本当に魅力的ですね。 本当に悩む所です。
お礼
回答ありがとうございます。 コンクリートの例え、素人にも非常に分かりやすく大変参考になりました。 バネという程ではないが、やはり「伝え方」には違いがあると理解できました。ただこの「伝え方」が乗り手にとって、良い方に作用するのか、悪い方に作用するか、実際に速くなるのか、遅くなるのか、という事に関しては、人それぞれという事なのでしょうね。他の方の回答からもそのように感じました。 また歴史的な話は大変に勉強になり目からうろこの状態です。 初めて聞く話ばかりでしたが、元々ロードはレース用のバイクでしょうし、選手レベルからするとマイルドに仕上げるなどという発想自体が存在しなかったのは容易に納得できる話です。説得力があり、なるほどと思いました。しかし、こういう話は専門誌などでもほとんど目にした事がありません。クロモリは快適とか、ロングライドにはクロモリとか、誤解を招くような記述や場合によっては完全な間違いと思われるような内容の記事も、今となっては多かったような気がします。私もそれらに誘導されていた部分が過分にありますし(今回聞かなければ絶対に分からなかった)、雑誌や専門店の店員の話なども絶対的なものではないと気づきました。ここで質問した方がはるかに的確な生の情報が得られると感じています。 具体的な車種の特徴も感謝です。全て同じクロモリとしか認識できていませんでした(笑)。製法やコンセプト、性格の違いは確かに存在するのですね。ますます分からなくなって本当に悩みどころです。 ところで、ついでで大変申し訳ないのですがagjhnf4さんならこの中でどれを選ぶのでしょうか? もちろん上級者の方と素人では求めるものが違うというのは理解していますが、参考としてぜひ伺えればと思います。この情報で興味を持ったのはヤマトコージーです。 またの質問の際にはよろしくお願いします。 ありがとうございました。