いや、円高なんじゃなくて??
円の(見た目上の)値段が安くなる=円安ではないです。
震災直後いち時期70円台にまで円高が進行しましたが、現在は80円台になっています。
その範囲では「円安」になった、と言えるのかもしれませんが。
1ドル80円=1ドル買うのに80円が必要=ドルに対して円の方が価値が高い=円高
1ドル100円=1ドル買うのに100円が必要(+20円)=ドルに対して円の価値が低くなる=円安
1ドル80円の時は100ドルに両替するのに8000円で済み、1ドル100円だと1万円かかります。
つまり今なら海外で買物をしたりするのはお得です。
経済アナリストの方が解説してくださった方がいいかもしれないけど、
阪神大震災のときは、被災した企業が国内での現金(円)確保のため、海外資産を売却した(ドルなどを円に換金した)ことよる円買いや、保険会社の保険金支払いで現金を確保する必要があっての円買いなどがあったため「円高」が進行しました。
被災の範囲や原発事故などもあるので、阪神大震災のときの円相場は参考にならないのかもしれませんが、しばらくは円高の状態で推移するのではないかな?と思います。