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野島信司のドラマってそんなに……。
友人が、野島信司のドラマを人が死ぬことで涙をとるレベルの低いくだらないドラマだといいます。そんなにくだらないのでしょうか意見を聞かせてください。
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私は全部は見ていないので、なんとも言えませんが、好きなもの、興味のないものが半々です。 だからといって、嫌いではありませんし、大好きなものと、よく分からないものがあります。 ただ、有名な作品のひとつである、「高校教師」は、あれは野島伸司さんでなければ描けなかったものだと思います。 一時「アダルトチルドレン」がブームのようになった頃、そのようなものをテーマにしたドラマをいくつか見ましたが、全く共感できないものもありました。というか、本質を表現していると感じるものがありませんでした。 ただ「高校教師」には、複雑な家庭環境とか、歪んだ価値観を持つ人間とか、逆に救いになる人物とかいろいろ、深いものが描かれていると感じました。 テレビドラマですから制限もあるでしょうし、好き嫌い分かれるのは当然だと思いますが、野島さんの台詞ひとつひとつが、野島ワールドというか、何かしら、後ろに重いものを抱えながら描かれていることが多いと思っています。明るい作品でも。 今放送されている「理想の息子」は、とりあえず見ていますが、恥ずかしながら、何が言いたいのか今のところ分かっていません。でも、何か奇妙な独特の世界を感じます。そういう意味では面白いです。 誰も死ななくても、見て良かったと思える作品もありますから、死で涙を取る脚本家ではないと、私は思います。個性が強すぎて好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。
- OHARUOHARU
- ベストアンサー率0% (0/1)
野島伸司の作品が苦手とか 嫌いと感じる人が 多いんですね。 私には そう感じることが出来ません。 きっと そう 人の本当の悲しみや 愛情 友情 そんな事より 日々の生活や もっと他に やる事があって そういったことに 考える時間を置くことのない人が 思うのかな。 心にあるモノがないと… 野島さんの作品を見ても チンプンカンプンなのかもしれません。 きっと現実に 野島さんの作品の中で生きてるような人が 少なからずいると… 私は思います。 いじめに悩んでる子 そして その問題に 向き合ってる両親や周りの人たち。 大切な人をなくしてしまった人。 障害を持った人が周りにいる人。 心に大きな傷があって その傷が大きくて 誰かの心の痛みも分かるような 人には くだらないのではなく…なんて悲しい問いかけのドラマなんだろう… こんな風にテレビで表現する人いるんだ…って とらえる人もいると思います。 人の心は その人が経験したことのない物は 分からないと思うから。 病気で動けない人の気持ちは そんな経験がない人には 中々わからないのと一緒で… きっと そのお友達は そんな風に 思ったことがないのでしょう… あなたが そう思わないのであれば 感じたままを受け取れたらいいですね。
- 9753
- ベストアンサー率41% (10/24)
確かに彼の脚本では必ずと言っていいぐらい誰か死にますよね。 だからと言ってそれで涙を誘おうとしているとは思えないです。 聖者の行進は行き過ぎな気もしますが、 割りとその時その時の問題をテーマにしているので 結構考えさせられますよね。 まぁ好き嫌いがはっきりする脚本家だとは思います。
- holiday669
- ベストアンサー率32% (27/84)
彼の作品には必ず、人間の根幹に関する何かが秘められていると感じています。現実の中に潜む人間の本質が。 一貫して常に人間の愛をテーマにしているとさえ感じてしまいます。陳腐な恋愛ではなく。超越した愛。のようなモノを。 ただ、それを忠実に野島ワールドとして再現する際に、テレビという媒体がすでにふさわしいモノではないのかもしれませんね。テレビが視聴率を必要とする限り、作品は純粋な作品ではなくなってしまう部分が多分にあり、その数字のことを考えながら自分の作品を殺さないで表現するというのは非常に難しい事だと思います。 それをサラリとやってのけてしまう野島伸司はやはりすごいと思うのです。 死ぬことで、涙をとる。 というのはあまりに短絡過ぎではないでしょうか。ちなみに作品を作る際に泣かせるコツみたいなものがあって、それは 何パターンかしか無いと聞きます。その何パターンしかないうちの1パター ンを多用しているだけであり、彼が一貫して同じテーマを違う手法や 観点から描いているのであれば、(それが常に「死を通して」のテーマであれば)、同じパターンになるのはむしろ当然ではないでしょうか。 それに、くだらないドラマだ。と言い放ったshiotayさんの友人さんも、そう言ったと言うことはドラマをとりあえず見たと言うことですよね。批判も含め、見るという行為が視聴率に直結しますので、大きな意味での野島ワールドにハマってしまったともとれないでしょうか(笑)。 また、死ぬことで、涙をとる=低俗 ではなく 死ぬことで涙をとる話が多い=野島節 というのはどうでしょう?
>人が死ぬことで涙をとるレベルの低いくだらないドラマだ は、あまりに表層的で、むしろ下らない意見だと感じます。 そういったある種のあざとさはと それで賛否両論、話題を呼ぶことろまで含めて 野島伸司の上手さでもあると思います。 ドラマづくりの基本的な上手さもあると思います。 これについては下記URLをご覧になったほうがいいと思います。 下の方が書いているように 哲学的なニュアンスの込め方も上手いですよね。 ただし、その上手さの根底、人間的なレベルにおいて 私は個人的にひっかる部分があります。 野島伸司って、人の神経を逆撫でして喜んでいるような感じがありませんか? 過剰なほどの「くくさ」や「えげつなさ」や「無邪気さ」を提示しておいて 見る人を「イヤ~な気持ち」にしておいて そのまま置き去りにしていくような・・・ 質の悪いサディストというか・・・ 私は、彼のドラマを見ると、いつもそんな感じが残ります。 個人的には嫌いな脚本家です。>って、何を偉そうに・・・
- toktok
- ベストアンサー率30% (3/10)
見るもの次第といえば、それまでですが。。。 たしかに「野島伸司」がブランドになってるのはホントです。テレビ局でも、野島伸司を呼ぶことが大事って考えてる人たち多いですし。。。特に偉い人たちのなかで。 まっそれはともかくとして。 野島伸司の本はとにかく哲学的。 日本テレビでオムニバス形式のドラマ。(あれが原因で竹之内豊は二度と日テレのドラマ出ないって言ってるらしいですが。。。) あれなんかトコトン哲学ですよね。 嫌いじゃないんだけど。 面白いかどうかは、あとは演出の問題。 CXで売れ出したとき、「ひとつ屋根」とか、とにかく 「くさい」ドラマが多かった。でもその純粋さがかえってものすごく新鮮に感じられたから、野島伸司のドラマって当たったんだと思います。 でもそのどの作品でもど真ん中にドカンと彼なりの哲学の柱があるから、いいんだと思う。 (そういう意味ではSOSって「らしく」ないかも) さらっとした恋愛ドラマは気楽で楽しいけれど、野島伸司の泥臭いドラマもありだと思うな。 1クールごとにかならずある、というのは疑問だけど。
- maruhisa
- ベストアンサー率23% (98/422)
確かに、彼のドラマのレベルは落ちているでしょう。 死や、SEXシーンを使って、あからさまに数字を取ろうとする傾向にあります。 惚れたはれたの恋愛ドラマも、面白くありませんが、 今となっては、「野島伸治」という名前がブランドに なっている。 そんな気がします。 個人的には、嫌いです。
いろいろと考えさせられる内容のものが多いので下らないとは思いません。泣けるようなところもそんなにないし(私の場合は、ですが)。ただ、私はあんまり好きじゃないです。 ちなみに「野島伸司」ですよ^^ しつれいしましたっ
- w-sato
- ベストアンサー率27% (21/77)
くだらないかどうかはそれを見る人の価値感だと思います。 個人的には好きではありません。 しかし、彼には彼独自の考え方があり、それがどの作品においても 一本の柱として筋が通っているからこそ視聴率も高いのだと思います。 彼のとりあげる作品は、どれも社会問題としてクローズアップされている 題材です。 昔から、社会問題に関心を持ち自分なりの考えを持ってきた私には 彼の作品は重過ぎますし、かえって暗くつらいものなので見たい作品ではありません。しかし、いつでもそうした問題を視聴者に投げかける氏の作品は一概に 「くだらないもの」として片づけられないものと思います。 以前、広末涼子・いしだ一成が出ていた障害者の話がありましたよね あれもドラマになる前から知っていた事件でしたが、ほとんど忠実に再現された ものと思えます。だからこそ見ててつらいのですが。 全く別の話ですが、北野武氏は一種のバイオレンス映画を作るさいに 「見ている側が『痛い』と思わせる映像でなければ意味がない。痛いことが わkればやらないのだから。」と述べていました。 野島氏と北野氏が同じということではありませんが 何か通じるものがあるのではないでしょうか
お礼
皆さんの意見を聞いて野島さんの作品には彼の哲学があるのですね。。自分は彼の作品が好きです(とくに金曜ドラマシリーズ……なのかな?)だからといって友人に勧める気もありません皆さんの意見のように賛否両論あるのだから。