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キク科の植物に詳しい方への質問
- 庭に咲いているキク科の植物について、中の部分が平らな花と盛り上がっている花がある理由について教えてください。
- 咲いて間もない花は中心の花粉の部分が平らで、成熟するにつれて中心部分も花びらが開くようにふくらんで来るのでしょうか?キク科の植物について詳しい方のご意見をお待ちしています。
- キク科の植物で、群生している花の中には中の部分が平らな花と盛り上がっている花があります。この違いには何か理由があるのでしょうか?植物や花に詳しい方のご意見をお聞かせください。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんの考え方で合っています。 キク科の花の構造ですが、その内部の黄色く密集している部分は、「“筒状花(管状花)”」になります。(外側の白い大きな花びらが“舌状花”、内側の黄色い部分が“筒状花”) キク科の花は通常外側の方が成長が早く、内部へ向かって順次成長し開花していきます。写真左側の花はまだ未成熟で筒状花が五分咲きといったところでしょうか。筒状花の筒状の花冠がまだ十分に成長していませんので小さく平に見えるのです。 対して、写真右側の筒状花は十分成長済みで満開になっていますので大きく膨らんでいます。 <キク科の頭花> http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/tsuwabuki.html <筒状花(管状花)の成長の様子> 例:ひまわり(キク科) ↓一番下の写真を確認してみて下さい。 http://www3.cty-net.ne.jp/~fumifuji/structure.html
その他の回答 (3)
- ・・・・ リナ(@engelrina)
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> この「個体差」というのは、同じ株の中でも起こるのでしょうか? 生物は細胞の集合体であるがゆえに、何から何まで同一ということはありません。 例えば、タコの足が8本とも同じではないように、双子であっても指紋などが違うように、1本のブドウの木で房につく粒数が同じでないように、さまざまな面で個体差というものが存在します。 現に、親戚の庭の花にも個体差があり、1本のキクにある花の大きさや葉の形が全部同じではないでしょう。 変わったところでは、同じ茎から白と黄色の2色が同時に咲くキクもあります。 個体差というものは、表面的に見えているものだけではなく隠れている部分にもあります。 同じ木に2色の花が咲くこともあるし、人工的に花を分別着色することもできます。 http://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200509200144.html http://www.jsscn.org/science/contents/200501.htm
お礼
再度のご回答ありがとうございましたm(_ _)m 参考にさせていただきました。
- ・・・・ リナ(@engelrina)
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- 井口 豊(@Iguchi_Y)
- ベストアンサー率68% (157/228)
>咲いて間もない花は中心の花粉の部分が平らで、 成熟するにつれて中心部分も花びらが開くようにふくらんで来るのでは この写真の場合は,はっきりしませんが,キク科なら,一般的には,推測されたのとは逆の話だと思います。 ひまわりを観察したことがありますか? 例えば,下のサイトを見てください。 http://kabegami.image.coocan.jp/photo_search/modules/d3blog/index.php?start=10 花の真ん中から,成熟が進んで,凹んでいきます。 同じような現象では?
お礼
お早いご回答、ありがとうございましたm(_ _)m
お礼
詳しいご説明ありがとうございますm(_ _)m 筒状花、舌状花といった用語そのものにはネットで行き当たっていたのですが、 この花の場合どこがどうそれに当てはまるのかがよくわかり、 とても勉強になりました。