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お地蔵さまについて

2003/09/27 02:06

「お地蔵さま」は、聞いた話だと、あの閻魔大王も頭が上がらないと聞いたのですがすごい神様なんですか？たしか「子供の味方」だと昔聞いたような・・・。また、毎日お地蔵様にお願いに行くと願いを叶えてくださるというのは本当なんでしょうか？

noname#5566

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old98best
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2003/09/27 07:24 回答No.4

お地蔵様は、菩薩という仏様です。子供を守ってくださいますが、大人でもお願いすれば守ってくださいます。毎日お願いすれば願いが叶いやすくなりますが、仏様でも出来ない事は出来ません。人をのろい殺すとか、悪い願いはダメです。具体的になお願いでも、交通事故を明日からゼロにするとか、首相をすぐに他の人に交代させるとか、イラクやパレスチナの人殺しをすぐにゼロにするとかは、お地蔵様の力ではムリです。試験に受かるとかのお願いでしたら、ある程度の手助けはしていただけますが、あくまでも自分の努力と才能に、手を添えてくださるだけです。真言などの密教では、閻魔王は地蔵菩薩の化身、つまりそのものだと説かれています。他の宗派では違う場合もあるようですが、閻魔王は仏様よりも地位が下ですから、仏様の言いつけには逆らえないでしよう。ただし、いくら地蔵さまに形だけお願いしても、その後も悪事を行い続けている人でしたら、閻魔様の下した罰から地蔵様は救ってくださらないと思います。

質問者

お礼 2003/10/01 18:19

回答ありがとうございました。＾＾

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epkakpe
ベストアンサー率43% (113/260)

2003/09/27 06:13 回答No.3

釈迦が入滅をしてこの世の人々を救う人がいなくなった。次に人々を救うのは弥勒菩薩と決まっていたが、なにせ仏の世とこの世とで時間の進み方が違う。弥勒菩薩がわれわれをお救いになられるのは、５６億７千万年後になってしまうのだ。どーしたもんかと案じているところに手を挙げたのが地蔵菩薩。そいじゃわたしがその間、リリーフとして人々を救済しましょう。菩薩は修行者の意味で、悟りを開けば如来となる。地蔵菩薩は如来となってあの世で安楽な暮らしができるので、われわれを救おうとこの世にとどまることになった。ということで、ありがたい仏さまなのじゃ。閻魔大王は冥界の支配者。そこへゆく前に賽の河原がある。死んだ子供が親の供養のために石を積んで塔をつくりのだが、作っては鬼にくずされるところ。ここで子供たちを守るのが地蔵菩薩。そこで地蔵菩薩には、地獄の閻魔も手を出せないという思想が生まれたのかもしれんのう。めでたし、めでたし（？）

質問者

お礼 2003/10/01 18:18

回答ありがとうございました。＾＾

wazaogi
ベストアンサー率77% (49/63)

2003/09/27 05:27 回答No.2

お地蔵様とは土着信仰の過程で広まった呼び名であって、本来は地蔵菩薩と言います。実際は一切智成如来という仏なのですが、大衆にとって身近で親しみやすい僧の姿で表されていると言います。さて、問題の「閻魔も頭が上がらないすごい神様なのか？」ですが、ここに位の差はありません。なぜなら閻魔王とは地蔵菩薩の化身であるからです。「死者の生前の罪を裁く」という役割は閻魔王だけのものと思われがちですが、実際は十王と呼ばれる十人の王が死後49日の間に順を追って裁いていきます。閻魔王とはこの5番目、35日の節に位置しています。この十王信仰によれば、生きる人を救う姿では地蔵菩薩、死者を裁く側として閻魔王があります。ですので、姿は違えど本来同一のものですので「地蔵菩薩よりも閻魔王が偉い」といった考え方はありえないわけなのです。尚、子供の味方とされる地蔵菩薩は一般的に子安地蔵や子育て地蔵、水子地蔵を指して言われています。これは十王とは違い、地蔵菩薩自体がその信仰の種別によって姿を変えたもので、他に延命地蔵や将軍地蔵などがいます。ちなみに閻魔の姿をしたもので有名なものに「身代わり地蔵」がありますが、これは閻魔王の本地仏が地蔵菩薩であることから救う側として具現化されたものと言えます。最後に「毎日お願いに～」についてですが、これはお百度参りからきているものかと思われます。お百度参りは文字通り一日に百遍（百回）お参りして願をかけます。これを人によりそれを数十回（数十日）、数百回、自分でこれと決めた数だけ続け、終わらせることにより満願としました。しかしこれは思いや願いの強さを表すお参りの方法の一つですので、１回１度だけだったからご利益が少ない、というわけではないと思います。要はお参りする際の気持ちや信仰心ではないでしょうか。 ――余談ですが、地蔵菩薩は「地獄の苦しみまでまで救ってくれる」という教えを持っています。厳格で恐ろしい姿で描かれる閻魔王ですが、案外他の十王よりも慈悲深い面を持っているのかも知れません。

質問者