簡単に言うと「盲学校は養護学校のひとつ」です。
ところで養護学校は2007年より、特別支援学校に名前が変わってきています。
この時、対象範囲を広げる(知的障害を伴わないアスペルガーなども受け入れましょう)ということも確認されていますが、とりあえず「養護学校は特別支援学校の旧称」と考えてOKです。
それで、特別支援学校ですが以下の5つに大別されています。
・知的障害
・身体障害
・聴覚障害
・視覚障害
・病弱
この中の視覚障害が盲学校にあたります。
2007年から視覚特別支援学校と名前を変えた学校もありますが、今のところ「○○盲学校」の名前の方が多いですね。
特別支援学校は小学部、中学部、高等部があり、盲学校も同様です。
そしてこれに加えて盲学校には特徴的な「理療科」が設けられています。
理療科では鍼やあんまの国家資格をとるための勉強ができ、中途失明の方も多いので、幅広い年齢の方が学んでいます。
(ちなみに盲学校の鍼やマッサージは一般より安いので、知る人ぞ知る人気スポットであります)
それから「一時的な学校」という表現がありましたが、病弱養護学校がこれに該当します。
病院に併設されていて、長期の治療が必要な子どもさんが通ってきます。
退院すれば前籍校に戻るので、一時的ということになりますね。
ところで5つに大別と前述しましたが、実際には足が不自由で耳も不自由……など重複しているケースが大変多いです。
各学校でバリアフリーだったり補聴器対応だったり設備が異なるので、保護者の方が入学する学校を悩みながら選んでいます。(特別支援学校間での転校はスムーズなのですが、普通学校の特別支援学級からの転校は行政が難色を示すこともあります)
ご質問の趣旨が分からなかったので、回答をちょっと広げてみましたがお役に立ったでしょうか?