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作曲と音の性質について質問です。
ギターをやっていて作曲をしようと思っていますが、知識がありません。 いきものがかりの「SAKURA」のような和風の曲を作ってみたいのですが、どのように音を取ればよいのかわかりません。 音階やコード進行に何か共通点があるのでしょうか。 そして他にも、どうしたらどういう雰囲気の曲ができるかも知りたいです。 あと、作曲の教則本でオススメのものがあれば、教えていただけますか。 回答よろしくお願いします。
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以下のコードをならしてみてください(コードネーム一つにつき1拍。4/4拍子でイ短調) 1) Dm Dm E7 E7 | Am Am Am Am 2) F F G G | Am Am Am Am 3) Dm Dm Em Em | Am Am Am Am どういう風に違うのか、何か感じませんか。 1は教則本などで超基本とされるものですが、西洋の音楽理論での基本なので全く「和風」な感じはしません。2と3はクラシックや西洋音楽のお上品さとは違う感じを受けるのではないでしょうか。2は F と G というメジャーコードを含みますが3は全てマイナーコードです。3の方がよりやさしい、切ない感じを受けませんか。 「和風」というのは本当の意味の和風というより、西洋音楽に反する素朴で心に訴えかけるような感じのことだと思いますがいかがでしょう。もちろんそれ以外にも歌詞や和楽器を連想させる楽器音の使い方も和風だと思わせる要素になります。 次に音階についてですが、短音階には3種類あります(http://musical-grammar.com/scale004.html)。この中で大きな違いを出すのは第7音(イ短調ならソ)に#が付くか付かないかです。 次のメロディを上の3つのコード進行にのせることを考えてみます。 A) ドシラソ|ラ(ラララ) B) ドシラソ#|ラ(ラララ) #が付くBの方は1の進行にしか合いません。E7 にソ#が含まれているためです。一般に第7音がナチュラルなものは素朴な民謡的な雰囲気を持ちます。コードも音階も第7音#を避けるようにするとおっしゃるような和風な感じを出すことができます。「SAKURA」においては所々重要な区切りで第7音#を使っていてこれが雰囲気が一様になりすぎない働きをしています。実際完全に第7音#を排したものは少なく、キメ部分で西洋的手段を使い盛り上げていますが、これは好みの問題です。 ================================== http://www.amazon.co.jp/dp/4773202394/ref=asc_df_4773202394359023/?tag=buzzbooks-goo-22&creative=9303&creativeASIN=4773202394&linkCode=asn http://www.amazon.co.jp/%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93-%E6%B8%A1%E8%BE%BA-%E5%81%A5%E4%B8%80/dp/4636208781 教則本として面白いと思ったのは上記の2つがありますがどちらも絶版のようです(後者は中古があり、またテレビ番組をまとめたものなので動画が見られるようです。検索してください)。これらのよいところは実例が豊富であること、コードやスケールが曲調にどんな雰囲気を与えるかにページを割いていることです。これ以外の本を探すときも、こういう点を重視しているものを探すとよいです。専門用語がやたらと多く実例よりも理論が多いものはさらに上の段階で求めればよく、作曲初心者には使えない知識だけが増えていくと思います。最初から難しい本を読んでしまって理論に縛られて、理論で説明できないと納得できなくなり、それでいてさっぱり作曲できないといった初心者の質問がよく見られます。焦って詰め込み学習をした結果ですね。
その他の回答 (1)
- kinta-raw
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「スケール」を学んでみましょう。 音楽の元素は リズム・メロディー・ハーモ二ー 「音楽理論」について学ばれるのが良いかと思われます。
お礼
聞きたいことをすべて回答していただいてありがとうございました。 たった1日でここまでの回答にめぐりあうとは... すすめていただいた本も参考にしてこれからも音楽がんばります!!