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DTM入門者の曲作りの進め方
- DTMを始めたばかりの入門者が曲作りを進める上でのネックとなる点について解説します。
- 曲作りにおけるコード進行やメロディーの組み立て方、音楽理論の基礎についても説明します。
- DTM教則本や作曲教則本、音楽理論書などのおすすめの参考書も紹介します。
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質問者が選んだベストアンサー
>音楽理論もさっぱりで、どうしても曲作りに進めません。 理論が全てではありませんが、手探りで作曲しても、膨大な時間がかかってしまうので、 コード進行の最低限の勉強をしたほうが良いと思います. 理論というと形式ばったイメージがあると思いますが、作曲の常套手段と考えて下さい. 具体的には、 「ダイアトニックコード」 「循環コード」 「逆循環コード」 「ドミナント・モーション」 「トゥー・ファイブ」 「セカンダリー・ドミナント」 「クリシェ」 「サブドミナントマイナー」 「パラレル・モーション」 「置換ドミナント」 …などです. また、コードにも色々あるので、基本の3和音、4和音の構成を勉強して、 テンションについても勉強すれば、メロディ作りにも役立ちます. >思いついたメロディーを打ち込んでも、コード進行はどうつけたらいいのか? メロディーを作った時点で、曲のキー(調)は決まっています. ですので、まず何のキーで作っているのか?を判断して下さい. キーが分かれば、ダイアトニックコードというものがあるので、 とりあえずは、そのコードで伴奏を考えます. >サビのコード進行を作っても、AメロBメロイントロのコードは理論的にどうなるのか? 歌モノですね. コード進行に決まりはありませんが、1つの曲としてのまとまりも必要です. 王道的なパターンとしては、Aメロとサビのコード進行を同じにして、 (全く同じでなくても、似ている進行)Bメロは平行調の進行にします. 平行調というのは… 例えば、Aメロとサビが、Cメジャー(ハ長調)を基本にした明るい進行の場合は、 逆に、Aマイナー(イ短調)を基本にした暗めの進行にすることです. つまり、曲全体が「明-暗-明」みたいになります. イントロやアウトロ、間奏のギターソロ等は、サビの進行を使うのが定番です. もう1つの王道パターンとして、サビを「IVの和音」から始める…という ものがあります. この「IV」というのは、ダイアトニックコードを1から順に並べた時の呼び名で、 キーがCメジャーなら、IVの和音は「F」になります. 近年では、突然転調(コード進行上のつながりが希薄な転調)も多いので、 Cメジャーの曲から、いきなりEメジャーに転調…というのも良いと思います. >他にもいろんなメロディを入れたいけど、どの音程を使えばいいのか? >いつもこの辺りがネックになって行き詰ってしまいます。 メロディ作りでは、コードスケールを勉強すると良いです. コードトーン、ノンコードトーン、アボイドノートなどを勉強すれば、 伴奏の音と不協させないで、良いメロディやハーモニーを作ることが出来ます. >一曲完成まで作るには、何からはじめたらいいのでしょうか? >始めたばかりのときから、どんな段階を踏んで上達していきましたか? とにかく、曲を作って打ち込んでいました. 短くても良いので、最後まで作って、打ち込むことです. この「最後まで作る」というのは、実はけっこう大変なんです. あと、既存のバンドやクラシックの曲を、リアルに打ち込んでみると良いと思います. 曲は、メロディとコードだけじゃありませんので、トータルで、何が必要なのか?…が 分かると思います. 特に、バンドの場合は、ドラムとベースの、いわゆる「リズム隊」がしっかりすれば、 曲らしくなる近道になります. 1曲丸々打ち込むのは大変ですが、自分でオリジナルを作る際は、もっと大変になります. あと、キーボードやギターが弾けると便利なので、楽器の練習も並行して行うと良いです. >また、おすすめの教科書(DTM教則本、作曲教則本、音楽理論書、サイトなど)があったら教えていただけないでしょうか? 初めのうちは、本を買う必要はありません. 楽典やコード進行を解説したサイトを見ると良いと思います. 少しレベルが上がったら、篠田元一さんの「実践コード・ワーク」とか、 「新ザ・ベスト・プログラミングス」(打ち込みノウハウの本です)とかがオススメです. さらに、本格的に作曲レベルを上げたいなら、和声、対位法、管弦楽法などの本を買うと良いです. また、自分自身の能力を高めることも必要です. テレビから流れてくる曲を聴いて、それを楽譜に書くとか… つまり、耳コピ能力も鍛えて下さい. 既存の曲のモチーフ(メロディの一部)や、同じコード進行を使って、 自分で新しく作曲するのも良い勉強です. 本格的な作曲の授業では、アナリーゼ(楽曲分析)も行います. これは、既存の曲の楽譜に、和音記号(先ほどの、IVの和音などの記号)を 書いていき、コード進行、転調の方法を分析したり、メロディや曲構成を把握するものです.
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- Wiils
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私も大して出来る人ではないですが。 "少し経ち"ということですが、どのぐらいでしょうか? 全くの初心者が思ったとおりに音が取れるまで、 半年、1年どころか。場合によっては数年かかったりします。 例えばメロディの中で一番ノートの長い音をコードにしてみる。 ルートまたは、コード構成音の一部に使えば不協和音になりづらくなります。 とりあえず終止形になるようにまとめると破綻することは少なくなります。 面白みがなくなりますが。 それと音楽を聴いていますか?なんとなく聴くのではなく、 構成を考えて聴くとかしていると無意識でも引き出しにたまっていくものです。 まぁ、そういう私ですがなんにも考えず、なんとなく音とってしまいますが。 適当に作ってもなんとか音が取れるまで私は3年ほどかかりました。
お礼
回答ありがとうございます。 DAWをいじり始めて大体2ヶ月くらいです。 音作りとドラムの打ち込みだけは、少しずつ慣れて来ました。w どうしても頭でっかちになってしまって、わからないくせに理論的に合ってるの?とか考えてしまうのですが、 なんとなくの感覚で作ってみるのも勉強になるんですね。 とても参考になりました。
お礼
回答ありがとうございます。 とてもわかり易い。なんとか一通り理解出来たと思います。 道標が出来た感じです。教えていただいた所から始めてみます。 …教えてくれる人がいると全然違いますね。 思わずコピーして保存してしまいました。w もしまた見かけたらよろしくお願いします。