運送業の旦那が今回の東北大震災で・・・

質問

運送業の旦那が今回の東北大震災で垂れ下がった電線を仕事中にトラックがひっかかり、切ってしまったそうです。
NTTの配線だったそうですが、通行止めだったわけでもなく、たまたま通ったら引っ掛かってしまったようです。
こうゆう場合でも責任は取らされて、多額の請求が来るのでしょうか？
旦那は会社の名前の入ったトラックだったため、すぐ警察に届けを出してNTTに連絡したようですが、こんな事態なのでなかなか繋がらないようです。
会社に請求が来れば長い間減給されるようです。
何の違反もなく通行して、天災が原因で起きた事故なのに、納得行きません。
私は現在妊婦だし、生活がかかっているのでとても心配です。

回答No.2

MJqVisR0 · ベストアンサー

結論から言いますと、今回の大震災は想定外の不可抗力ということで旦那様の「責任はない」という可能性が極めて高いです。

平常時であれば、ＮＴＴの配線は法令で決まった地上高を確保しておかなければなりません。民法第717条の土地工作物責任がＮＴＴにはありますので、電線の垂れ下がりの管理責任を旦那様がＮＴＴに対して問えると思います。
一方、旦那様は運転中ということですので、前方不注意であることから、旦那様には過失があると思います。
よって、どちらにも責任があると考えられ、過失割合の協議が必要となります。

しかしながら、今回の大震災は最大震度７と誰も想定していなかった自然災害ですので、ＮＴＴにも旦那様にも責任はないと考えます。
ＮＴＴの損害はＮＴＴが負担し、トラックに傷がついていればその修理代は旦那様の会社が負担することとなると考えます。

もし、旦那様の事故現場が震度が低い地域の場合であれば、ＮＴＴへ工作物責任を問える可能性が高いでしょう。

日本弁護士会で無料相談を実施しておりますので、利用してみてはいかがでしょうか。

参考URL：

http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/saigaihhukou.html

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。
幸い、今月２５日が給料日で明細書を見たところ心配していた減給もなく、あれから上司からのお話しも特にないようです。
なので、今回の事故は大丈夫だったみたいです。
細い電線だったみたいで、トラックにもこれと言った傷はないようです。

助かりました。

ありがとうございました。

回答No.1

chokopocky

お気の毒だと思いますが

他人の財産を傷つけた場合、故意・過失にかかわらず損害賠償義務が発生します。（気づかなかったのでしょうから過失行為ですね。）

ただ、垂れ下がっていた電話線ということなので、家屋への引き込み線ではないかと思います。

請求がこなければ分かりませんが、数千円ですむのではないかという気もします。

また、加入している保険に「個人賠償特約」があれば、免責額をさしひいた請求額を保障してもらえるかも知れません。

お礼

忙しい中、早々の回答ありがとうございます。
数千円で済むのであれば、個人で負担出来るので助かります。
どうかそうでありますように…