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肺塞栓症とは?
東北地方での大地震で大きな被害が出ているニュースを見ていた時に、『肺塞栓症』という単語が出てきました。 肺塞栓症でなくなる方もいらっしゃるとのことですが、具体的にはどのような症状で、どんな時に肺塞栓症になるんでしょうか。 名前からすると、血のかたまりが肺に詰まる病気みたいなのですが、教えてください。
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- carenet-2
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この度の東北や北関東の寒い所で十分な食料も無い状態で多くの被災者の方々が同じ姿勢でユックリと熟睡しないと特に太ももから下の足にある太い静脈に血栓が出来る可能性が高く成ります。 以前は、よく飛行機で海外旅行等の際に同じ姿勢で長時間座ってて到着した途端に足の方で出来た血栓から凝固した血液が急に肺に迄到達し、肺血栓症に成って息苦しく成ったり、最悪の場合にはショック状態に成る事があります。 今回の大震災の場合には休憩もなかなか取れなくて精神的な苦痛もあると余計に起きやすいでしょう。 まずは、身体の腰(太ももの付け根辺り)や脹脛等を延して静脈内の血流を良くする事と、出来る限り水分補給を摂る事です。勿論、酒やコーヒー等のように直ぐに放出されてしまうものよりもスポーツドリンクのようなものが良いでしょう。近くに医師が居たら点滴で水分補給が必要な場合もあります。 出来る限り、このような場合には狭い場所で休憩されてるので難しいでしょうが、3~6時間おき位は屈伸運動をしたり、水分補給をして下さい。 どうぞ、皆さんの御健康をお祈りします。私自身、被災者の所へ赴くつもりです。頑張って下さい。
- 参考URL:
- http://www.ytphd.com/
- carenet-2
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肺塞栓症とは肺の太い動脈に血の塊がつまって、肺の循環障害が起こる病気です。 通称エコノミークラス症候群と言われているやつです。 長い時間同じ体位をとっていると、還流の悪くなった下肢の太い静脈に血の塊ができて、立ち上がったり、足を曲げ伸ばししたときなどのふとした拍子に、その血の塊が太い静脈内を移動し、やがて心臓に戻り、心臓から肺の動脈に送られ、やがて肺の動脈でつまってしまいます。 そのような状態になると… (1)通常は心臓の右の部屋から肺の動脈に血液が流れ、肺の静脈を通って心臓の左の部屋に血液が戻って、その後に血液は心臓の左の部屋から全身に送られますが、肺の動脈がつまってしまうことで、心臓に左の部屋に血液がいかず、送り出すものがなくなった左の心臓部屋は空打ち状態となってしまい、結果、全身の動脈の中の血液が足りなくなって、ショックとなります。 (2)また肺では酸素を取り込んでいますが、肺の血流が血の塊によって障害されているため、酸素を取り込んで循環することができず、(1)のような経過で酸素が全身に運ぶことができなくなるので、体の中の酸素濃度が低くなり、脳ねのダメージが進み、場合によっては死に至ります。 肺の動脈がつまる原因は血液の塊以外にも、コレステロールの塊がつまったり、空気がつまったり、脂肪の塊がつまったり…と様々な原因がありますが、基本的に病態は一緒です。 なお、血液がつまった場合は、血の塊を溶かしてあげるような治療をします。 予防方法は、まず、よく足を動かすこと。そして脱水を避けることです。 癌などの病気をもっている人にはリスクが高いといわれています。 参考にして下さい。